妻は何を考えているのか? [家族]
もっとも身近な人間関係は夫と妻。
互いに胸の内を読み取れないようでは、他人の心など読めようはずもない。
橋本 保雄 (著)
感動を与えるサービスの神髄―ホテルオークラを築いた人間(おとこ)の経営学
大和出版 (1999/09)
P195
感動を与えるサービスの神髄―ホテルオークラを築いた人間(おとこ)の経営学
- 作者: 橋本 保雄
- 出版社/メーカー: 大和出版
- 発売日: 1999/09
- メディア: 単行本
幸福な家庭をつくる七原則
原則1 口やかましくいわない。
原則2 長所を認める。
原則3 あら探しをしない。
原則4 ほめる。
原則5 ささやかな心づくしを怠らない。
原則6 礼儀を守る。
原則7 正しい性の知識をもつ。
デール・カーネギー (著) 香山晶 (訳)
人を動かす
ハンディーカーネギー・ベスト
創元社 (1986/11)
P332
そもそも相手を理解することは不可能である、とアドラーは考えているのです。だからこそ言葉を使うコミュニケーションが重要であることを強調するのです。
わからないと思って付き合うほうが、人はわかり合えるものだと思って付き合うよりはるかに安全でしょう(*)。
~中略~
(住人注;(**))相手は自分と違う異星人だからと許せていたのに、同じ地球人なのになぜ同じように考えないのだろう、感じないのだろう、許せない、ということになるのです。初めはわからなくて当然と思っていて、わからないことを前提に逆にわかろうとする努力をしていたはずなのに・・・・
(*)わかり合うことはできないのですが、それを前提としてなお「他の人の目で見て、他の人の耳で聞き、他の人の心で感じる」(「個人心理学講義」一八九頁)という意味での「共感」の重要性をとくところがアドラーの真骨頂です。
(**)ジョン・グレイの「ベスト・パートナーになるために」(三笠書房)に引かれている話~略
アドラー心理学入門―よりよい人間関係のために
岸見 一郎 (著)
KKベストセラーズ (1999/09)
P169
アドラー心理学入門―よりよい人間関係のために (ベスト新書)
- 作者: 岸見 一郎
- 出版社/メーカー: ベストセラーズ
- 発売日: 1999/09/01
- メディア: 新書
私は中年以後、他人を理解することはほとんど不可能だと思うようになった。
もちろんその人の家庭環境や職業はよく知っている。しかしその人の心の深奥まで知っているということはほとんどあり得ないし、もし知っているなどと思ったら、それは相手に対して失礼なような気さえした。
人生の原則
曾野 綾子 (著)
河出書房新社 (2013/1/9)
P92
P26
他人に生き方について指図を与えるなど、恐ろしくてできるものではない。だから、政治家、改革指導者、あるいはそれに類した連中が、人々に対して、習慣、態度、物の見方まで変えざるをえないような施策を押し付けて得々としている自身には呆れることが多い。
私自身は忠告を与えるのを常に躊躇してきた。自分のことと同じくらい他人のことがわかっていない限り、他人の行動を指図することなんて、できっこないからだ。
他人のことなどわからないのは絶対に確かだ。他人の考えや感情など、せいぜい推し量るくらいが精一杯だ。
(「幸福者一九二四年)
P73
時に人は、自分の愛している人のことさえ、こうもわからないのかと、怒りや絶望を感ずる。
相手を理解し、その心の奥まで入り込んで行くことの不可能さに、すっかり落胆する。
偶然か何かで、相手の内奥がちらりと見えることがあるが、そういう時、その内奥自分の全然知らぬものであり、自分からひどくかけ離れたものであるのを知って、人は絶望する。
(「作家の手帳」一九〇〇年)
モーム語録
行方 昭夫 (編集)
岩波書店 (2010/4/17)
コメント 0