善悪併せ呑んではいけない [処世]
物を容( い )るるは美徳なり。然れども亦明暗あり。
「言志録」第三五条
佐藤 一斎 著
岬龍 一郎 編訳
現代語抄訳 言志四録
PHP研究所(2005/5/26)
P30
度量があって、人を受け入れるのは美徳である。だが、その場合、善と悪があって、善を受け入れるのはよいが、悪を受け入れるのはよくない。
前略~
傷なき者に対しては毒は何もできやしないのに似て、心に悪業という傷のない者に対しては、非難も中傷も災難という毒すらも、まったく侵入することはできない。
悪業のエネルギーを蓄えていない人には、悪すなわち不幸はやってこない。
法句経124
超訳 ブッダの言葉
小池 龍之介 (著)
ディスカヴァー・トゥエンティワン (2011/2/20)
〇八一
2019-08-27 07:55
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