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ヤル気を起こさせる方法 [対人関係]

家族や友人や同僚のヤル気を起こさせる唯一の方法は、協力したいと思わせることなのです。
そしてそのためのベストの方法が、感謝して正当に評価することと、励ますことなのです。

デール・カーネギー 著
田中 孝顕 訳
こうすれば必ず人は動く
騎虎書房
P257

-35569.jpg福岡市植物園

こうすれば必ず人は動く

 同一力
 人は相手に一体感を抱くと、相手の目標が自分の目標と同じになり、それを一緒になって達成しようという強い意欲がわきます。と同時に、自分自身に対しても、仕事をしっかりやっていこうという意識が自発的にわいてきます。
誰も強制されているとは思わない。組織において人がよりよく動こうとする理想的な形です。このような集団は生産性も非常に高くなります。
野中 郁次郎

勝見 明 (著), 鈴木 敏文, 野中 郁次郎
セブン‐イレブンの「16歳からの経営学」―鈴木敏文が教える「ほんとう」の仕事
宝島社 (2005/10)
P207

 【中古】文庫 セブン-イレブンの「16歳からの経営学」

P20
共通の使命が組織を束ねる

明確かつ焦点のハッキリした共通の使命だけが、組織を一体とし、成果をあげさせる。
焦点の定まった明確な使命がなければ、組織はただちに組織としての信頼性を失う。
「ポスト資本主義社会」

P169
知識を基盤とする新産業の成否は、どこまで知識労働者を惹きつけ、とどまらせ、やる気を起こさせるかにかかっている。
彼らの価値観を満足させ、社会的な地位を与え、社会的な力を与えることによって、活躍してもらわなければならない。
そのためには、部下ではなく同僚として、高級の社員ではなくパートナーとして遇さなければならない。
「ネクスト・ソサエティ」

P・F・ドラッカー (著), 上田 惇生 (翻訳)
経営の哲学 (ドラッカー名言集)
ダイヤモンド社 (2003/8/1)



その仕事をやり抜くことで、自分にとって、また家族や同僚や会社にとってより良い未来が開ける、そういった確信がなければモチベーションは生まれようがない
 村上龍「無趣味のすすめ」

大山 くまお (著)
名言力 人生を変えるためのすごい言葉 
ソフトバンククリエイティブ (2009/6/16)
P210

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価格:798円(税込、送料別)

 変率強化スケジュールでは報酬がいつもらえるかは予測できない。一見すると、定率強化スケジュールのほうがやる気が起きるし、やりがいがあると思うかもしれない。
ラット(あるいは中古販売員)は自分の働いた成果を予測するようになるからだ。
ところがスキナー(住人注:行動心理学者のB・F・スキナー)は、意外にも変率強化スケジュールのほうがやる気が起きることを発見した。

もっとも印象的な結果は、報酬がなくなったときの反応だ。定率強化スケジュールのラットはほとんどすぐ働かなくなったが、変率強化スケジュールのラットはその後も長いあいだ働き続けた。

 変率強化スケジュールは、人間をやる気にさせる場合も驚くほど効きめがある。これはギャンブルや宝くじの根底にある魔術(いや、もっと正確には黒魔術)だ。
スロットマシーンをするとき、いつも九回負けたあと一回勝つと決まっていて、いつまでつづけても同じことが繰り返されると前もってわかっていたら、どれだけ楽しめるだろう。

予想どおりに不合理[増補版]
ダン アリエリー (著), Dan Ariely (著), 熊谷 淳子 (翻訳)
早川書房; 増補版版 (2010/10/22)
P215

 


 オシムはモチベーションの上げ方についてこう言う。
「モチベーションを高める方法なんて何千通りもある。それぞれ違うのだ。選手がモチベートされる要素としては、例えば、誰かからいいプレーをすることを強要され、怒鳴られてやっている人間もいるだろうし、時にはおカネを2倍払うからと言われてモチベーションを上げる人間もいるだろう。それはひとりひとり違うし、一概には言えない。
ただ、大体の場合、いいプレーをしたらカネを2倍払うよ、と言われた日には、ろくなプレーはできない(笑)。そんなものだ。
 私が実際に行なっていることを話そうか。試合の前とかにはほとんど戦術の話はしない。
モチベーションを上げるのに大事だと思っているのは、選手が自分たちで物事を考えようとするのを助けてやることだ。
自分たちが何をやるか、どう戦うのかを考えやすくしてやる。お前ら、今日は絶対に勝たないとだめだぞとか、相手の足を削ってでもゴールを守れ、そんなことは絶対言わない。別に勝たなければならない試合なんてないんだ、お金云々じゃない。でも、とにかくお客さんは、数は少なくても来てくれる。
まずは自分たちのために、自分たちのやれることをやり切るということが大事だという話をする。
次に、対戦相手が自分たちと試合をするに当たって何を考えて臨んできているかということを思考させる、そういう話をする」

オシムの言葉 増補改訂版
木村 元彦 (著)
文藝春秋; 増補改訂版 (2014/1/4)
P208


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