真実の言葉でないとヒトは感動しない [言葉]
実言は芻蕘( すうじょう )の陋( ろう )と雖( いえど )も、
以て物を動かすに足る。
虚言は、能弁の士と雖も、
人を感ずるに足らず。
「 言志後録 」第一七七条
佐藤 一斎 著
岬龍 一郎 編訳
現代語抄訳 言志四録
PHP研究所(2005/5/26)
P125
真実の言葉は、たとえ農夫や木こりなどのはなしでも、よく人を感動させる。
だが、偽りの言葉は、どんな偉い人から出たものでも、何人をも感動させることはできない。
話術が長けているだけでは、人の心を揺さぶることはできない。
話は、人間としての深さと真実が反映するもの。
人を感動さえたければ、まず自分が真心を吐露することである。
丸山 敏秋 (著), 倫理研究所
幸せになる法則を発見した人 丸山敏雄伝
近代出版社 (2001/11)
P22
むき出しの、率直な言葉で書かれた手紙が好きだ。そこには、もったいぶった言い方がほとんどない。―「日記」一八四二年三月二六日
ソロー語録ヘンリー・デイヴィッド・ソロー(著), 岩政 伸治 (翻訳)
文遊社 (2009/10)
P98
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