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人を玩(もてあそ)べば徳を喪う [対人関係]

愛敬の二字は、交際の要道たり。


傲視( ごうし)して以て物を凌( しの)ぐこと勿れ。


侮咲( ぶしょう)して以て人を調すること勿れ。


旅聱( りょごう)に、「 人を玩べば徳を喪う」とは、真に是れ明戒なり。

                       「 言志晩録」第一九八条


                       佐藤 一斎 著

                       岬龍 一郎 編訳

                       現代語抄訳 言志四録

                       PHP研究所(2005/5/26)

                       P171

人を愛すること、自分を慎むことの「愛・敬」の二文字は、交際上で最も大切な道である。
おごり高ぶった態度で、人を見下すべきではない。
「書経」の旅聱(りょごう)篇に「人を侮ったり、からかうことは、自分の徳を失うことになる」とあるが、
是は誠に優れた戒めである。

[現代語抄訳]言志四録

[現代語抄訳]言志四録

  • 作者: 佐藤 一斎
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2005/05/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)




1923286浄土寺5  私など、自分と対等の人に対するとき以上に、身分や地位の低い人に対する態度には、気を遣っている。
それは、その人の努力や実力云々とはほとんど無関係に、単なる運命のめぐり合わせだけで決定された、身分や地位のちがいをことさら意識させて、つまらぬ自尊心を満足させているように思われたくないからだ。

父から若き息子へ贈る「実りある人生の鍵」45章
フィリップ・チェスターフィールド (著), 竹内 均 (翻訳)
三笠書房 (2011/3/22)
P237

父から若き息子へ贈る「実りある人生の鍵」45章 (知的生きかた文庫)

父から若き息子へ贈る「実りある人生の鍵」45章 (知的生きかた文庫)

  • 作者: フィリップ・チェスターフィールド
  • 出版社/メーカー: 三笠書房
  • 発売日: 2011/03/22
  • メディア: 文庫


 誰かを恥じ入らせることは、明白な悪の一つだ。
 悪人は人をはずかしめる。
~中略~
本当に自由に生きている人間とは、どんなふるまいをしても恥じ入らない境地に達した人間のことだ。
彼はもちろん他の誰をもはずかしめることもない。
「悦ばしき知識」

超訳 ニーチェの言葉
白取 春彦 (翻訳)
ディスカヴァー・トゥエンティワン (2010/1/12)
134

超訳 ニーチェの言葉

超訳 ニーチェの言葉

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日: 2010/01/12
  • メディア: 単行本



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