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張り合わない [処世]

適方色めきたる能をすれば、静かに、模様変はりて、詰め所のある能をすべし。
かやうに、敵人の申楽に変へてすれば、いかに敵方に申楽よけれども、さのみに負くることなし。
もし能よく出で来れば、勝つ事は治定あるべし。

世阿弥 (著), 竹本 幹夫 (翻訳)
風姿花伝・三道 現代語訳付き
角川学芸出版 (2009/9/25)
P105

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霧島神宮
 

風姿花伝/三道

 小さな会社の基本戦略は「戦わないこと」です。
そして、他社との戦いを避けながら経営をしてゆくためには、常に自社のポジションニングを意識しなくてはなりません。

 ポジションニング・マップ上で、他社がひしめくような”激戦区”で商売をしてはダメです。
わざわざ、そこに自ら飛び込む小さな会社も少なくありませんが、待っているのは価格競争と体力勝負のみです。

小さな会社のブランド戦略
村尾 隆介 (著)
PHP研究所 (2008/12/10)
P116

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 どう絡んでもダウンサイド(損をする)しかないという、自分にとって意義のない相手から何を仕掛けられても相手にしないことだ。しつこく絡まれたら、思い切って逃げることも選択肢の一つである。
 相手にする必要がない人というと、最初に思いだされるのは、ネットで匿名(時に実名だが)の上に、リスペクトもなしで、非常識なほど攻撃的に絡んでくる人たちが挙げられる。
~中略~
 昔、こちら側の反論を愉快犯的な有名ブロガーが取り上げたとき、友人が「あんなに反応するなよ」と心配してくれたことがあった。あまりにあることないこと失礼な誹謗中傷をしてきた輩なので、弁護士に相談したら「これで反論したり、事を大きくしたら先方は願ったりかなったりです。無視してもあとに残るのは、すっきりしない田村さんの気持ちくらい。逆にすっきりするというリターンだけで、行動を起こしたら、それこそ戦略的には大損ですよ」と言われた。

頭に来てもアホとは戦うな! 人間関係を思い通りにし、最高のパフォーマンスを実現する方法
田村耕太郎 (著)
朝日新聞出版 (2014/7/8)
P63


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