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改革は儲かっているときに [経営]

  「貧乏してからやる合理化は、首切り以外に手がなくなってくる。贅肉を減らす減量ならいいが、落とすべき贅肉もなくなるほど追い込まれては、必要な肉まで削り落とすことになる。
これでは本当の限量経営と呼ぶことはできない。
景気のいいとき、業績のいいうちに、いろんな合理化をやる。いざというときに備えて、基礎工事をしっかりやっておくことがもっとも大切だ」
元トヨタ自動車工業副社長 大野耐一

若松 義人 (著)
貧乏トヨタの改善実行術 カネがないなら知恵を出せ
大和書房 (2007/03)
P266

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貧乏トヨタの改善実行術

マネジメントにとって最大の責任は、組織の生存を確実にすることである。
組織の構造を健全かつ堅固にし、打撃に耐えられるようにすることである。
急激な変化に適応し、機会をとらえることである。
「乱気流時代の経営」

P・F・ドラッカー (著), 上田 惇生 (翻訳)
経営の哲学 (ドラッカー名言集)
ダイヤモンド社 (2003/8/1)
P16

経営の哲学


【勝海舟】(一八二三~一八九九)―行革―

 行政改革といふことは、よく気を付けないと弱い者いぢめになるヨ

~中略~
 政治とは何か。〈天下の大勢を達観し、時局の大体を明察して、万事その機先を制するのが本体だ・・・・この大本さへ定まれば、小策などはどうでもよいのサ〉。~中略~
〈全体、改革といふことは、公平でなくてはいけない。そして大きい者から始めて、小さいものを後にするがよいヨ。言い換えれば、改革者が一番に自分を改革するのサ〉。~中略~
「政治の善悪はは、みんな人に在るので、決して法にあるのではない・・・・・人物がでなければ、世の中は到底治まらない」と彼はいう。

日本人の叡智
磯田 道史 (著)
新潮社 (2011/04)
P110









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