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爆発点理論 [言葉]

  あるものごとが一定レベルまで積みあがると突然、ブレークする。
あるいは、水が沸騰するように、一度ずつ上がっていても一定水準に達すると同じ一度の変化でも次のフェーズへと突然転換してゆく。
 この現象は、世の中のいろいろなところで見られる現象だ。最初は小さなブームが宣伝しなくても口コミで広まり、あるとき「爆発点」に達し、一気にブレークして大きなトレンドや流行へと変わっていったケースはいくつもある。
勝見 明

勝見 明 (著), 鈴木 敏文, 野中 郁次郎
セブン‐イレブンの「16歳からの経営学」―鈴木敏文が教える「ほんとう」の仕事
宝島社 (2005/10)
P107

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 【中古】文庫 セブン-イレブンの「16歳からの経営学」

P186
 昔、「赤信号、みんなで渡れば怖くない」というギャグがありましたが、渋谷や新宿の大きな交差点で歩行者が信号待ちをしているときに、わずか一人か二人が信号を無視して渡っても、他の人たちまでもが信号無視をして横断歩道を渡ることはまずないはずです。
 しかし、信号無視する人が五人になり、一〇人になり、信号無視する人の比率が「ある一線」を超えてしまうと、ほとんどの人が我も我もと信号を無視して横断歩道を渡ってしまうようになる―これに類した現象はみなさんもきっと思い当たることがいくつもあるでしょう。(住人注;いじめ問題、学級崩壊P188~)
  このような社会的ジレンマの多くは、他の人たちがどの程度、協力行動を取っているか、非協力行動を選んだかによって、がらりと結果が変わってくるのです。そして、その潮目となる比率のことを、心理学では「臨界質量」と呼びます。

日本の「安心」はなぜ、消えたのか 社会心理学から見た現代日本の問題点
山岸 俊男 (著)
集英社インターナショナル (2008/2/26)


【細井平洲】(一七二八~一八〇一)―人選―

 十人に三人とも、不良の臣交(ま)じりつかうまつれば、七人の忠良は有てもなきが如し。

日本人の叡智
磯田 道史 (著)
新潮社 (2011/04)
P58










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