義を専らに守るべし [処世]
第一条
義を専らに守るべし。義理違えまじきと心得なば、末世にうしろ指をさするはる恥辱はあるまじく候
第二条
人に捨りたる者はこれなく候 (適材適所)
第三条
驕らず諂(へつら)わず、その身の分限を守るをよしとす
第四条
万事倹約を守るべし
第五条
勝って兜の尾をしめよ
>>>北条氏綱
>>>五箇条の御書置
>>> 北条氏綱公御書置
人間、馬鹿は構いません。
だが、義理を知らないのはいけません。
久保田万太郎「末枯」
大山 くまお (著)
名言力 人生を変えるためのすごい言葉
ソフトバンククリエイティブ (2009/6/16)
P113
義と理はともに大事なものである。義ばかりに偏ると理を無視してしまうし、理ばかりに偏ると義を無視してしまう。
義とは人情のようなものであるし、理とは物事の仕組みのようなものである。
物事の仕組みばかりを大事にすると人を傷つけるし、人の情ばかりに気を向けると社会の秩序を乱してしまうことがある。
義とは人情のようなものであるし、理とは物事の仕組みのようなものである。
物事の仕組みばかりを大事にすると人を傷つけるし、人の情ばかりに気を向けると社会の秩序を乱してしまうことがある。
養生訓 現代文
貝原 益軒 (著) , 森下 雅之 (翻訳)
原書房 (2002/05)
P32
人間は義理をもて命(いのち)の根(ね)とし、福(さいわい)の種とし、一生の楽(たのし)みとするものなれば、まずしくいやしきことは恥るところにならず、くるしむところにあらず。
かりそめにも不義無道(ふぎぶどう)の事ははずかしき事にして、身をうしない禍(わざわい)をまねく本(もと)なれば、恐れてのぞきさるべきことなり。(巻之二 守節背夫報)
中江藤樹 人生百訓
中江 彰 (著)
致知出版社 (2007/6/1)
P76
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