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ダイレクトコミュニケーション [対人関係]

  情報を共有するにはフェース・トゥ・フェースのダイレクトコミュニケーションにまさるものはないのです。~中略~重要だと思えば、机をたたき、相手をしかりつけてでも聞かせます、居眠りがひどいと場外に出すこともあります。それほどこちらも真剣であることを伝えるには、ダイレクト・コミュニケーションがいちばんで、ITの情報システムではそれは伝わりません。鈴木 敏文

勝見 明 (著), 鈴木 敏文, 野中 郁次郎
セブン‐イレブンの「16歳からの経営学」―鈴木敏文が教える「ほんとう」の仕事
宝島社 (2005/10)
P200

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 【中古】文庫 セブン-イレブンの「16歳からの経営学」

 コミュニケーションをとるのは、相手の考え方が変わって、行動の変化が表れることが目的なわけですから、経営者の言うことを社員がただかしこまって聞いているだけでは意味がありませんし、聞いてもいないならもっと無意味です。
 それでは、どのようなときに人は行動を変えるのでしょうか。納得して行動に移すときには理屈も必要になりますが、多くの場合に理屈で人は動きません。

人の行動を決定的に左右するのは、圧倒的に感情なのです。感情は言葉では伝わりませんが、経営者がどれだけその問題を重要と思っているか、表情、目つき、身振り手振りといったもので如実に伝わるものです。
つまり、コミュニケーションとは顔を突き合わせ、相手を見ながらでなければいけないのです。

利益を3倍にするたった5つの方法―儲かる会社が実践している!
大久保 恒夫 (著)
ビジネス社 (2007/08)
P44

アントレプレナーシップ研究で学者たちのコンセンサスとなっていることを一つお話ししましょう。
それは、 一般に起業家やベンチャーキャピタリストは一定の地域に集中する傾向がある、ということです。
~中略~
第一に、起業家は地理的に密集しているほうが経営資源(リソース)を得やすいということです。
~中略~
起業家にとってもう一つ重要なリソースは、言うまでもなく、事業の成功のために必要な知識・情報です。
 最近はインターネットの普及により世界中どこでも情報は手に入るように見えますが、本当にビジネスに必要な深い知識やインフォーマルな情報は、インターネットソースではなく、人と人の直接のコミュニケーションでしか伝わらない部分も多いはずです。
したがって起業家はそのような「人に根付いた」深い知識やインフォーマルな情報を求めて、一定の地域に集積する傾向があるのです(ネットワークを通じた知識の獲得については、第八、九章もご覧ください)。

世界の経営学者はいま何を考えているのか――知られざるビジネスの知のフロンティア
入山 章栄 (著)
英治出版 (2012/11/13)
P206

前略~
 私はコミュニケーションの要諦は、いかなるときでも、どんな場所でも、こまめに連絡することだと考えている。だから「廊下コミ」をすすめるのだ。
それを「顔対顔(フェース・ツー・フェイス)」でやるのだ。文書や電話では、相手の真意をつかんだりニュアンスをとらえることができない。
重要なことなら千里を遠しとせず、飛んでこいというのも、目がどれほど光っているかを確かめたいからなのだ。

経営の行動指針―土光語録
土光 敏夫 (著), 本郷 孝信 (編集)
産能大出版部; 新訂版 (2009/10/15)
P47


 アメリカの心理学者、アルバート・メラビアンが「非言語コミュニケーション」という論文の中で、コミュニケーションの3つの要素について語っています。いわゆる「メラビアンの法則」として知られているものです。
 それによると、コミュニケーションに於いて重要とされているのは、言語が7%、声のトーンとか口調が38%、外見などヴィジュアルの要素が55%なのだそうです。つまり、どんなことを言うか、というその言葉そのものよりも、どんなふうにその言葉を言うのか、のほうが大事で、表情やアクションを含めて伝わるもののほうが大部分を占める、ということなんですね。

たった5つの感情でお客さまは動き出す!!―売り込まなくても結果が出る“感情集客術"
佐々 妙美 (著)
Clover出版 (2016/3/8)
P112



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