我より勝れるの人を思え [倫理]
事稍( やや )払逆せば、便ち我に如かざるの人を思え。
則ち怨尤( えんゆう )自ら消えん。
心稍怠荒せば、便ち我より勝れるの人を思え。
則ち精神自ら奮わん。
洪自誠
守屋 洋 ( 著 ), 守屋淳 ( 著 )
菜根譚の名言 ベスト100
PHP研究所 (2007/7/14)
P117
国見ヶ丘1
おもいどおりにならないときは、自分より条件の悪い人のことを考えよ。
そうすれば、自然に不満が消えるだろう。
怠け心が生じたときは、自分よりすぐれた人物のことを考えよ。
そうすれば、またやる気が湧いてくるだろう。
無欲は怠慢の基である。
「渋沢栄一訓言集」一言集
渋澤 健 (著)
巨人・渋沢栄一の「富を築く100の教え」
講談社 (2007/4/19)
P36
一七 子曰わく、賢を見ては斉( ひと )しからんことを思い、不賢を見ては内に自ら省みよ。
里仁篇
論語
孔子 (著), 貝塚 茂樹
中央公論新社 (1973/07)
P104
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