マネジメント [経営]
会社の仕事にしても、いかに優秀な人材でも一人で何から何までできるわけがなく、あなたはこれをつくってください。あなたはこういう文章を書いてください、あなたはこの仕事をしてくださいと分担し、それぞぞれにやりがいを感じさせる。ここでマネジメントの力が問われます。
ただ、仕事を分担すれば、それでマネジメントができている、マネージャーの務めができていると思ったら、それは大間違いです。鈴木 敏文
勝見 明 (著), 鈴木 敏文, 野中 郁次郎
セブン‐イレブンの「16歳からの経営学」―鈴木敏文が教える「ほんとう」の仕事
宝島社 (2005/10)
P37
セブン‐イレブンの「16歳からの経営学」―鈴木敏文が教える「ほんとう」の仕事
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2021/06/14
- メディア: 単行本
P15
マネジメントの三つの役割
マネジメントには、自らの組織をして機能させ、社会に貢献させるうえで三つの役割がある。
第一に、自らの組織に特有の使命を果たす。
第二に、仕事を通じて働く人たちを生かす。
第三に、自らが社会に与える影響を処理するとともに、社会の問題について貢献する。
「マネジメント」
P22
指揮命令ではなく方向ずけ
組織の焦点を使命に合わせ、戦略を定め、実行し、目標とすべき成果を明らかにする人間が必要である。
このマネジメントには、大きな力が付与される。しかし、知識組織におけるマネジメントの仕事は、指揮命令ではない。方向づけである。
「ポスト資本主義社会」
P・F・ドラッカー (著), 上田 惇生 (翻訳)
経営の哲学 (ドラッカー名言集)
ダイヤモンド社 (2003/8/1)
イギリスの生物学者ダーシー・フィシャーは、堅い皮膚で支えられた生物は、ある一定の大きさと複雑さ以上には成長できないことを明らかにした。
陸上生物がそれ以上成長するためには、骨格を必要とする。しかるに、皮膚が骨格に進化することはない。両者は発生源の異なる異質の器官である。
同じように、企業もある一定の規模と複雑さに達するや、マネジメントを必要とする。
マネジメント・チームという骨格が、オーナー兼企業家という皮膚と交替する。それは皮膚が進化したものではない。完全な交替である。
マネジメント[エッセンシャル版] - 基本と原則
ピーター・F・ドラッカー (著), 上田 惇生 (翻訳)
ダイヤモンド社; エッセンシャル版 (2001/12/14)
P121
「会社にとって、マネジメントとは重要な課題であるが、それが会社の「目的」ではない」
~中略~
竹田先生(住人注;ランチェスター経営代表・竹田陽一)いわく、「営業戦略、つまりお客づくりがまず一番重要で、全体の五三%をこれに費やすべきである。次に商品戦略、これが二七%」。
そうするとあと残り二〇%しかない。
そのうちの一三%が組織戦略。
ちなみに残った七%が財務戦略だそうです。
小阪裕司 (著)
リーダーが忘れてはならない3つの人間心理
フォレスト出版 (2010/3/10) (1997/06)
P30
リーダーが忘れてはならない3つの人間心理 (Forest2545Shinsyo 10) (フォレスト2545新書)
- 作者: 小阪裕司
- 出版社/メーカー: フォレスト出版
- 発売日: 2010/03/10
- メディア: 新書
マネジメントとは、企業、社会、大学、病院、女性保護協会のいずれであれ、組織の外部において成果をあげるための機関である。
マネジメント[エッセンシャル版] - 基本と原則
ピーター・F・ドラッカー (著), 上田 惇生 (翻訳)
ダイヤモンド社; エッセンシャル版 (2001/12/14)
P299
ジョセフ・バージルは「人間回復の経済学」の中で、マネージャーが身につけるべき能力の内訳として、職業的技術二五パーセント、革新的創造力二五パーセント、残りの五〇パーセントは「教養」だとしている―。
経営の行動指針―土光語録
土光 敏夫 (著), 本郷 孝信 (編集)
産能大出版部; 新訂版 (2009/10/15)
P127
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