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幸福 [哲学]

幸福というものはささやかなもので、そのささやかなものを愛する人が、本当の幸福をつかむ。
亀井勝一郎

大山 くまお (著)
名言力 人生を変えるためのすごい言葉 
ソフトバンククリエイティブ (2009/6/16)
P155

-86315.jpg薬師寺4

P184
王様であろうと百姓であろうと、自分の家庭で平和を見出す者が一番幸福な人間である。
ゲーテ

P194
わずかな金で満足すること、これも一つの才能である。
ジュール・ルナール

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P18
 一般に考えられているように、宝くじに当たった人のほうが当たらなかった人よりもしあわせ、ということはなかったのだ。
そして将来のしあわせにかんしても、両者のあいだに大きなちがいはなかった。
実際に、ちがう点は一つだけあった―宝くじに当たった人にくらべ、当たらなかった人のほうが日々の単純なことがらに喜びを見いだす度合いが高かったのである。

P19
 なぜ、そうなのか。人が環境に慣れやすいことも、原因の一つだ。人は新車や新しい家を買っても当座は気分が高揚するが、すぐに慣れてしまい、喜びの度合いは購入前の状態にもどる。
心理学者のデヴィッド・マイヤーズはこう指摘している。「名声や財産に対する人間の適応能力のおかげで、昨日の贅沢も、たちまち今日には当たり前に、そして明日には思い出になってしまう」。
お金で幸福が買えないとしたら、あなたがずっと笑顔いるために、どんな方法がいちばんなのだろう。

P40
 しあわせを求めるなら、本当にお金を払う価値があるのは品物より体験。そのことを、どうかお忘れなく。
~中略~
自分よりほかの人のためにお金を使うほうがしあわせになれると。といっても、慈善事業や友人、家族、仕事仲間に収入の大部分を割く必要はない。実際のところ、小さなプレゼントが驚くほど大きくて長続きするしあわせをもたらすのだ。
ほかの人のために使う数ドルは、最高に効果のある投資と言えるかもしれない。そして現金を使うゆとりがまったくない場合は、お金の要らない親切な行為を一日に五つ実行すれば、幸福感が倍増する。そのことを、どうかお忘れなく。

その科学が成功を決める
りチャード ワイズマン (著), Richard Wiseman (原著), 木村 博江 (翻訳)
文藝春秋 (2012/9/4)


二五九 諸々の愚者に親しまないで、諸々の賢者に親しみ、尊敬すべき人々を尊敬すること、
   ―これがこよなき幸せである。
二六〇 適当な場所に住み、あらかじめ功徳を積んでいて、みずからは正しい誓願を起こしていること、―これがこよなき幸せである。
二六一 深い学識があり、技術を身につけ、身をつつしむことをよく学び、ことばがみごとであること、
   ―これがこよなき幸せである。
二六二 父母につかえること、妻子を愛し護ること、仕事に秩序あり混乱せぬこと、―これがこよなき幸せである。
二六三 施与と、理法にかなった行いと、親族を愛し護ることと、非難を受けない行為―これがこよなき幸せである。
二六四 悪をやめ、悪を離れ、飲酒をつつしみ、徳行をゆるがせにしないこと、―これがこよなき幸せである。
二六五 尊敬と謙遜と満足と感謝と(適当な)時に教えを聞くこと、―これがこよなき幸せである。
二六六 耐え忍ぶこと、ことばのやさしいこと、諸々の(道の人)に会うこと、適当なときに理法についての教えを聞くこと、―これがこよなき幸せである。
二六七 修養と、清らかな行いと、聖なる真理を見ること、安らぎ(ニルヴァーナ)を体得すること、―これがこよなき幸せである。
二六八 世俗のことがらに触れても、その人の心が動揺せず、憂いなく、汚れを離れ、安穏であること、―これがこよなき幸せである。
二六九 これらのことを行なうならば、いかなることに関しても敗れることがない。あらゆることについて幸福に達する。―これがかれらにとってこよなき幸せである。

ブッダのことば―スッタニパータ
中村 元 (翻訳)
岩波書店 (1958/01)
P58


一、自分に良心の平安を与え給え。
二、自分の感情を自制できるように導き給え。
三、汝、および余の最も尊敬する友の捧ぐる愛を恵み給え。
 これぞ地上において、余のあえて幸福と名付くるいっさいにはかならぬ。
 トマス・ブラウン、「医師の信仰」、二部、十五節

平静の心―オスラー博士講演集
ウィリアム・オスラー (著), William Osler (著), 日野原 重明 (翻訳), 仁木 久恵 (翻訳)
医学書院; 新訂増補版 (2003/9/1)
P605

古人は「幸福」ということを厳しく論じております。
我々は幸と福を一緒に使っておりますが、同じ好事でも我々の苦心努力によらずして、偶然他から与えられたものを「幸」という。
原因を内に有する―自分の苦心努力から作り出した好事は「福」という。
「幸」必ずしも「福」ではない。「福」必ずしも「幸」ではない。不幸に似た「福」がある。「幸」実は禍いであることもある。
~中略~
本当に何が幸であり、何が福であるかということは、これは知識では分りません。やはり智慧でなければ、さらに進んで徳慧でなければわかりません。

知命と立命―人間学講話
安岡 正篤 (著)
プレジデント社 (1991/05))
P18


「ほとんどの人は、自分がなろうとしたぶんだけ幸せになれる」
米国16代大統領 エイブラハム・リンカーン

ハーバードの人生を変える授業
タル・ベン・シャハー(著), 成瀬 まゆみ (翻訳)
大和書房 (2015/1/10)
P230


「世の中には幸も不幸もない。ただ、考え方でどうにでもなるのだ」
ウィリアム・シェイクスピア

脳と言葉を上手に使う NLPの教科書
前田 忠志 (著)
実務教育出版 (2012/3/23)
P113



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