道具を駆使すべき [ものの見方、考え方]
「武士というものは大将でも兵卒でも二本の刀を腰につけるものだ。(略)
この二刀の効用を悟らせるためにこそ、わが流を二刀一流というのである。
わが流においては、初心者のうちから太刀と刀を両手に持って修行する。これが二刀流の真髄である。生命をかけて闘うとき、持っている道具のすべてを駆使すべきであろう。役に立てず、腰に納めたまま敗死するようなことは正しくない。
~略~
(この一流を二刀流と名づけること)
奈良本 辰也 (著)
宮本武蔵 五輪書入門
学習研究社 (2002/11)
P86
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