ディテールにこだわる徹底力 [経営]
小さなブランドを築いた人は、仕事のなかのディテールにこだわる、徹底力のようなものを持っています。
「ラスト10%」のつめが、後に大きな差になってくることを、よく知っています。
小さな会社のブランド戦略
村尾 隆介 (著)
PHP研究所 (2008/12/10)
P103
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P33
ダンスを習う時には、きちんとした気持ちで習うことだ。こんなもの、自分の将来にどんな関係がある、などと言って馬鹿にしてはいけない。服装だって同じことだ。
人間は皆、服を着なければならない。それなら、きちんと着た方がいい。
P74
何事も、やるからには一所懸命やらなくてはいけない。中途半端にするくらいなら、しないほうがずっといい。
父から若き息子へ贈る「実りある人生の鍵」45章
フィリップ・チェスターフィールド (著), 竹内 均 (翻訳)
三笠書房 (2011/3/22)
ジョージ・ブッシュ・シニア大統領の政権下で統合参謀本部議長を務めていたころ、彼はよくまじめ一方の軍人実務家の役どころを演じていた。
ときには、ひどく紛糾した国際問題に直面し、”やつらに一発お見舞いしてやれ”式の軍事的な解決策を提言しようとする意気盛んな老顧問や政治家たちに呼ばれ、一役買うよう求められることもあった。
全員の目はもちろんパウエルに注がれた。提案書に眼を通し、大統領と側近にその解決策を教えてやってほしいというわけだ。
パウエルは提案書を受け取ると、ちゃんと宿題をしてくる。つまり、次にその件について話し合うときには、不測事態対応計画から費用、兵站業務の流れ、必要人員、所要期間、推定死傷者数などに至るまで、細部をすっかり詰めて現われ、事務的な口調で、その”やつらに一発お見舞いしてやれ”式の解決策を実行するには何が必要になるかを手間ひまかけてきちんと説明するのだ。
彼が細部を明らかにしていくにつれて、話を聞いていた人たちの内部には「くそったれ!」の思いがわいてくる。
最初はちょっと介入する(パウエルのきらいな言葉を使えば、”局部攻撃”)だけですむように思われていたものが、実際にはかなり大がかりで、複雑で、危険な企てであることが完全に明白になるからだ。
~中略~
パウエルによると、リーダーには心の準備と厳しさが不可欠であり、だから、彼はごく単純に「細部をおろそかにするな」と言う。そして、その視野は、”全体像”の見通しや使命にも及ぶ。
パウエル―リーダーシップの法則
オーレン ハラーリ (著), Oren Harari (原著), 前田 和男 (翻訳)
ベストセラーズ (2002/05)
P180
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