親や教育者の仕事 [教育]
そもそも、受験や卒論は自分に対して徹底的に負荷をかける行為です。ある程度の負荷は成長に欠かせないものでもあり、それ自体悪いとは思いません。高校生や大学生にもなれば、自ら望んで負荷をかけていくものです。
しかし、傍で見ていて「これ以上は難しいな」と判断したら、その負荷を外してやらねばなりません。
これは、親や教育者の仕事でしょう。
畑村洋太郎
40歳の教科書 親が子どものためにできること ドラゴン桜公式副読本『16歳の教科書』番外編
モーニング編集部 (編集), 朝日新聞社 (編集)
講談社 (2010/7/23)
P187
40歳の教科書 親が子どものためにできること ドラゴン桜公式副読本『16歳の教科書』番外編
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/07/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
嘉麻市立織田廣喜美術館 手すりがあれば、それなりの安心を得ることはできる。
このような手すりとして、父親、教師、友達は、わたしたちに安心と保護されているという安定感を与えてくれる。彼らに完全によりかかっても助けにはならないかもしれないが、心の大きな支えにはなってくれる。
特に若い人には、こういう手すりのような役割を無意識に果たしてくれる人がどうしても必要だ。
それは、若い人が弱いからではなく、よく生きていくためにだ。
「人間的な、あまりに人間的な」
超訳 ニーチェの言葉
白取 春彦 (翻訳)
ディスカヴァー・トゥエンティワン (2010/1/12)
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