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フットワーク [養生]

 昔の人は健脚だった。
 「奥の細道」の松尾芭蕉は、あの東北旅行を五ヵ月でしている。
~中略~
その行程約二千四百キロ。四十六歳の芭蕉がそんなに歩けたことに驚くが、江戸時代の旅とはそういうものだったのだ。
 時代が下って、幕末になる。その時、いわゆる志士たちが実に頻繁に旅をすることにも驚かされる。中には船旅をする者もいたが、多くはひたすら歩いて日本中どこへでも行くのだ。
その脚力が情報を集め、時代を読み、世の中を動かすことにつながっていた。 

もっとどうころんでも社会科
清水 義範 (著),西原 理恵子 (イラスト)
講談社 (1999/12)
P135

もっとどうころんでも社会科 (講談社文庫)

もっとどうころんでも社会科 (講談社文庫)

  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2014/05/23
  • メディア: Kindle版

 

DSC_5994 (Small).JPG高松


タグ:清水 義範
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