ソーシャルメディア [社会]
ソーシャルメディアは人と人を身近にし、当事者意識をもたせる。そして「自分ならどうするか」「自分は何ができるか」を考えさせ、実際に関与させ、アクションさせ る。
つまり「関与する生活者」を生み出すのだ。
明日のコミュニケーション 「関与する生活者」に愛される方法
佐藤尚之 (著)
アスキー・メディアワークス (2011/10/11)
P38
隣人たちは有名な紳士、淑女たちとの珍しい経験、そのような名士、貴顕(きけん)と晩餐会で顔を合わせたか、などを話してくれる。
ところが、私はそんなことにてんで興味がなく、それは「デイリー・タイムズ」紙の記事と目クソ鼻クソだ。
彼らの関心とおしゃべりは主に衣装とか流行にあって、どんなに着飾っても、鵞鳥は(がちょう)はやはり鵞鳥である。
森の生活
D・ヘンリー・ソロー
(著), 佐渡谷 重信 (翻訳) (著)
講談社 (1991/3/5)
P472
私の親しい企業家たちはSNSではほとんどアップしていない。理由は簡単だ。まずそんなものを見たり書いたりしている時間がない。次に彼らの活動や情報は簡単にそういうものでシェアできない。シェアしたらそんな情報ばかりだ。たまに情報をアップしていても、本当に親しい友人だけの設定になっている。
SNSを自分や自分の会社のためのマーケティングを使うのはアリだが、それ以外ではSNSにはまればはまるほど、自分でものを考えたり、アップサイドのある人と直接絡んで自分を成長させたりする機会は少なくなる。くだらない投稿を見て可処分時間を浪費したあげく、気分は悪くなる。他人の動向が気になるばかりで、自分の主体性を失い、妙なストーカー気分になり、自己嫌悪に陥る。
~中略~
SNSの世界にはいろんな人がいて、学ぶべき意見も多々あるが、同時に現状に満たされていない人も多く生息するので、そこでの情報共有には注意を払うべきだ。
頭に来てもアホとは戦うな! 人間関係を思い通りにし、最高のパフォーマンスを実現する方法
田村耕太郎 (著)
朝日新聞出版 (2014/7/8)
P193
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