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好奇心がたいせつ [ものの見方、考え方]

 面白いっていうのは、かならずしも「わかりやすい」ってことじゃない。わかりにくい、むずかしいものがわかるとき「面白い」んです。
南 伸坊

生物学個人授業
岡田 節人 (著) , 南 伸坊 (著)
新潮社 (1996/10)
P67

DSC_5993 (Small).JPG高松

P71
科学というのは好奇心第一ですよ。一体どういう仕掛けであんなことになるんや?

五〇年ばかり、脇目もふらずにケムシから蛾への旅の謎を研究した人おるねん、日本人ですよ。五〇年間やってついに正体をつきつめたという人がおる(石崎宏企矩氏(名古屋大学名誉教授)らのチームのこと。)。大変な仕事ですよ。
だからといって、この、ケムシが蛾やチョウになる謎を調べても、その結論が、カエルの場合にも通用するかといったら、簡単にはいきませんわ。
岡田 節人


春日 好奇心って、人が動く動機としていちばん大きいですからね。
内田(住人注:内田 樹) そうなんですよ。天岩戸ってけっきょく、皆が号泣して頼み込んでも、怒鳴って脅かしても開かなかったドアが、好奇心が喚起されることによって開くっていう話じゃないですか。
 皆が背中を向けてゲラゲラ笑ってると、「わたしがいないのに、何がおかしいんだ?」という好奇心が引き起こされる。

「治らない」時代の医療者心得帳―カスガ先生の答えのない悩み相談室
春日 武彦 (著)
医学書院 (2007/07))
P190


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