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心臓病にかかりやすい患者の共通点 [養生]

 フリードマン(住人注;メイヤー・フリードマン、心臓専門医)の記述によれば、このような患者は次のような特徴を示している。
  過度の競争意識、攻撃性、短気、切迫感などの特徴がそれぞれ複雑に入り混じっている。
 このようなパターンを示す人は、慢性的に、絶え間なく、そして多くは不毛に、もがき苦しんでいるように見えるー自分自身や他人、状況、時間、ときには人生 そのものに。

モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか
ダニエル・ピンク (著), 大前 研一 (翻訳)
講談社 (2010/7/7)
P113

DSC_6006 (Small).JPG高松

モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか

モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか

  • 作者: ダニエル・ピンク
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/07/07
  • メディア: ハードカバー


   高敵意行動型の個体では、副交感神経のブレーキ作用が弱いことが示唆された。つまり、敵意いっぱいの行動を繰り返す人は、心臓興奮のアクセルが強く、ブレーキが弱いために、過剰な新負荷を招き、長年の間に虚血性心疾患を招くと考えられたのである。
その後、敵意だけでなく、敵意いっぱいの行動の果てに陥るうつ状態が虚血性心疾患の危険因子であることが繰り返し報告されている。

内臓感覚―脳と腸の不思議な関係
福土 審(著)
日本放送出版協会 (2007/09)
P229

内臓感覚 脳と腸の不思議な関係 (NHKブックス)

内臓感覚 脳と腸の不思議な関係 (NHKブックス)

  • 作者: 福土 審
  • 出版社/メーカー: NHK出版
  • 発売日: 2007/09/27
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

 ストレスと心筋梗塞の関係について書いた論文も多い。中でも興味深いのは、ドイツ、マクシミリアン大学の内科医、ウテウィルバート・ランプ氏の記した「ワールドカップと心筋梗塞」という論文である。
 ミュンヘン地区の住民を対象に、W杯開催中と普段の救急搬送率を比較したところ、W杯では平均2・6倍出動要請が増えたという。

高血圧はほっとくのが一番
松本 光正 (著)
講談社 (2014/4/22)
P140


高血圧はほっとくのが一番 (講談社+α新書)

高血圧はほっとくのが一番 (講談社+α新書)

  • 作者: 松本 光正
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2014/04/22
  • メディア: 新書

 精神的ストレスは、2つの因子に分けられます。「怒り」と「不安」です。「怒り」に関しては、怒りやすい性格を持つ人は10%、敵意を抱いた状態では20%、怒った状態では30%、心房細動の発症率が増えるとされています。~中略~
 「不安」に関しては、精神的緊張は24%、パニック障害では73%、心房細動の発症が多いといいます。
心房細動でも、発作性心房細動に限定して解析すると、影響はもっと大きいようです。怒り、不安は、それぞれ3倍、6倍心房細動の発作の回数を増やします。
 仕事のストレスも心房細動に関係しそうです。

心房細動のすべて ――脳梗塞、認知症、心不全を招かないための12章
古川 哲史 (著)
新潮社 (2018/12/14)
P195



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