自業自得 [人生]
前略~
君がイヤなことを思うなら、少しだけイヤな業(カルマ)のエネルギーが心に刻まれ、そのぶんイヤな君に変化する。
君が優しいことを思うなら、少しだけポジティブな業のエネルギーが心に刻まれ、そのぶん温かい君に変化する。
こうして人間は、心で思ったとおりのものへと少しずつ変化してゆく。
すべては心が思うことから生まれ、すべては心が思うことによって創られる。
~後略
法句経1、2
超訳 ブッダの言葉
小池 龍之介 (著)
ディスカヴァー・トゥエンティワン (2011/2/20)
〇六三
〇七六
前略~
善き業のポジティブなエネルギーは、心の水瓶にポタリポタリとしたたり落ちて少しずつ蓄積されて、やがて心地よい報いをもたらすだろう。
法句経122
〇八〇
「自分」というバケモノは、自分自身が心の中で思い描いた欲望・怒り・迷いの思考によって、少しずつけがされてゆく。
「自分」というバケモノは、心の中で欲望・怒り・迷いの思考を思い描かないことによって、少しずつきれいになってゆく。
こうやってけがれるのもきれいになるのも、すべては各自、一人ひとりの自業自得。
法句経165
昇堕(しょうつい)は他の意に非ず、衰栄は我が是非なり。
十往心論第二
自分自身を高めるのも落とすのも、他人によるところではないのです。
栄枯盛衰は世の常ですが、その浮き沈みはすべて、あなたにかかっているのです。
空海 人生の言葉
川辺 秀美 (著)
ディスカヴァー・トゥエンティワン (2010/12/11)
志について三四
「物事の「原因」をつくり出しているのは、つねに「自分」あと思っておいた方がいい。 自分の内面の想いや思考が強ければ強いほど、その影響が必ず現実となって外面に現れてくる。
「東の大富豪」の教え ユダヤを超える「成功の本質」
ナタリー・ユエン (著)
経済界 (2012/6/23)
P128
P68
善悪(ぜんあく)のむくいは谷にこえをあげるがごとくなれば、善を思い善をおこなうには、かならず善のむくいあり、悪を思い悪をおこなえば、かならず悪のむくい有(あり)。
これ誠(まこと)に天地感応(てんちかんおう)の妙理(みょうり)なり。かかるがゆえに人を愛しうやまうは、すなわちおのれを愛しうやまうところなり。(巻之一 孝逆之報)
P70
世間家ごとにある常のむくいは、孝行なる子はかならず孝行なる子をもうけ、不孝なるものはかならず不孝の子をうみ、孝行なるよめはかならず孝行なるよめをむかえ、不孝なるよめはかならず不孝なるよめをめとれり。(巻之一 孝逆之報)
中江藤樹 人生百訓
中江 彰 (著)
致知出版社 (2007/6/1)
コメント 0