約を以て失つものは鮮なし [処世]
二三 子曰わく、約を以て失( あや ま)つものは鮮( すく )なし。
~中略~
先生がいわれた。
「控えめにしていて、しくじることはめったにないものだ」
( 約 )古注ではこれを驕奢にたいして倹約の意にとっているが、新注ではひろく人間の行動が控えめなことをさすとしている。新注の方が妥当である。
里仁篇
論語
孔子 (著), 貝塚 茂樹
中央公論新社 (1973/07)
P108
二三 子曰わく、約を以て失( あや ま)つものは鮮( すく )なし。
~中略~
先生がいわれた。
「控えめにしていて、しくじることはめったにないものだ」
( 約 )古注ではこれを驕奢にたいして倹約の意にとっているが、新注ではひろく人間の行動が控えめなことをさすとしている。新注の方が妥当である。
里仁篇
論語
孔子 (著), 貝塚 茂樹
中央公論新社 (1973/07)
P108
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