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仏道遠からず [ものの見方、考え方]

仏道遠からず、廻心すなわちこれなり。
一切経開題

正しい道は遠くにあるわけではありません。
あなたが今見ている道にほかならないのです。

空海 人生の言葉
川辺 秀美 (著)
ディスカヴァー・トゥエンティワン (2010/12/11)
道について八八

IMG_0036 (Small).JPG大正屋椎葉山荘


P60
苦しみがある。でも取り除くことができる。取り除く方法がある―その「方法」を、原始仏教では「道」と表現しています。
「苦しみを生んでいる判断を手放そう」という決意に立って、その「方法」を実践する。これこそが「道を生きる」という生き方です。
~中略~
 道を生きる者は、灯火(ともしび)をもって暗室に入るかのごとく、光明をもって人生の闇を抜けるであろう。
 道を得るとは、智慧の光―正しい理解と考え方―を得ることであるから。
                        ―四十二章経
 財産や容姿は不変の宝ではない。求めるものは得られぬことが多い。
 しかし、道だけは心のままである。これを実践すれば、心を害するものは何もない。
                      ―遊女アンバパーリへの励まし マハーパリニッバーナ・スッタ

P219
 人間が抱える、どんな悩み・苦しみも、きっと解決できる。必要なのは、その「方法」である―それがブッダのメッセージです。
「方法」とは、心の使い方のこと。反応して苦しむのではなく、正しく理解し、苦しみの反応をリセットし、人生に最高の納得をもたらす考え方・生き方のことです。
ブディズムとは、そういう生き方―道―の実践なのだと理解してください。
~中略~
ときおり、わがままで弱い自分が出てきて、反応に振り回されて、また新しい悩みを抱え込んでしまったとしても、”道”を覚えていれば安心です。またそこからやり直せばよいのです。
 こうした生き方ができるようになれば、人生に希望が見えてきます。人は”道”に立ったとき、人生を信頼できるようになるのです。「大丈夫。きっとたどり着ける」と。

反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」
草薙龍瞬 (著)
KADOKAWA/中経出版 (2015/7/31)


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