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適材適所を貫けば少数精鋭になる [経営]

 現場でやるべき作業を分類した時に、最も重要な業務、もっとも成果の上がる業務を最も優秀な人にやってもらいます。次に重要な業務を、二番目に優秀な人にやってもらいます。
 つまり、より重要度の高い仕事からより優秀な人に優先的にやってもらうのです。そうすると、後になればなるほど、あまり効果のない作業にあまり優秀ではない人を張り付けていくことになります。

 結果として、あまり成果の上がらない作業をやらされていると、本人もつまらなくなって辞めてしまうことが多くなります。そのときは人員は補充しないでおきます。
 より多くの価値を生み出した人に価値が集中するようにし、優秀な人が勝ち上がる仕組みでなければ、逆に不公平感が増すでしょう。その結果として差がつくのはやむを得ないことです。

利益を3倍にするたった5つの方法―儲かる会社が実践している!
大久保 恒夫 (著)
ビジネス社 (2007/08)
P91

DSC_9685 (Small).JPG平山温泉 湯の蔵

P84
 私の経験によれば、人材が開発される職場では、仕事のわりに人数が少ないのが常である。ひとり当たりの負荷が大きくなっている。一人ひとりが自分の能力をやや上回るくらいの仕事を受けもっている。そこには、自らに困難を課し鍛錬を積まねばならないような環境ができている。そんな環境が人を生かし育てるのである。
 少数精鋭という言葉がある。この言葉には二つの意味がある。一つは「精鋭を少数使う」ということである。が、私はもう一つの「少数にすればみなが精鋭になりうる」ということを重視したい。
前者だと、すでにでき上がった精鋭を自分の手元に集めるということで虫がよすぎる。後者だと、いま自分の手許にいる玉石混合の人々を、玉にますます磨きをかけ、石はトレーニングによって玉に変えてゆこうということで、全員の能力を底上げすることを意図している。
 人を不足気味にするのは、人材開発のための絶好の畑である。
 有能な人が、仕事の負担が大きく重いことに苦情を申し立てることはまずない。

P163
賃金が高くなっても、人員を減らすことによって、人件費は抑えることができる。そうしてこれからの経営が目ざすべきものは、人員の小数化にあると断言できる。抑えるべきは、人員であって、賃金ではない。

経営の行動指針―土光語録
土光 敏夫 (著), 本郷 孝信 (編集)
産能大出版部; 新訂版 (2009/10/15)

【藤原銀次郎】(一八八九~一九六〇)―雇用―

 賃金は高く払ってよく働いでもらう。そしていい人を少数働かせる。これが根本的な原則だと思う。

日本人の叡智
磯田 道史 (著)
新潮社 (2011/04)
P188


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