いつ休むの?いまでしょ! [ものの見方、考え方]
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人を高めるのは、苦難でなくて回復である
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休息する時間がなければ継続できない
[オウィディウス] 古代のローマ哲学者・詩人 | B.C.43-A.D.17
休みたいなら、なぜいま休まない?
[ディオゲネス]古代ギリシャの哲学者 |B.C.412頃-323
眠りはまぶたを蔽(おお)うや、善きも悪しきも、
すべてを忘れさせるもの。
[ホメロス]古代ギリシャの詩人 |紀元前8世紀頃
人生はワンチャンス! ―「仕事」も「遊び」も楽しくなる65の方法
水野敬也 (著), 長沼直樹 (著)
文響社 (2012/12/11)
人生はワンチャンス!- 「仕事」も「遊び」も楽しくなる65の方法 人生は~シリーズ
- 出版社/メーカー: ミズノオフィス
- 発売日: 2013/07/05
- メディア: Kindle版
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弓を使う時には引き絞るが、使わぬ時は緩めておくものだ。
[ヘロドトス] 古代ギリシャの歴史学者 | B.C.485-420
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健康を害する最大の要因は、ストレスである。あれこれ気にするより、ゆっくり「骨休め」すること。現代人に一番必要なのは、結局これではないだろうか。
~中略~
疲労はストレスである。体はストレスと戦うために血圧を上げる。薬を飲むより先に、十分に睡眠を取り、休むことが先決だ。
高血圧はほっとくのが一番
松本 光正 (著)
講談社 (2014/4/22)
P176
身心のどちらであれ、労働が数日にわたって激しくつづけられると、たいていの人には休養にたいする大きい欲求が自然に生じ、そしてその欲求は、力によるか、なにか強い必要によるかして抑制されないかぎり。ほとんど抵抗しがたいものになる。
これは自然な要求であって、あるときはただ気楽に過ごすことによって、だがあるときはまた気晴らしや娯楽によるなど、なにか気のむくままに過ごすことによって、解放されることが必要である。
もしそれがかなえられないと、結果はしばしば危険で、ときには生死にかかわることがあり、その職業に特有の疾患を遅かれ早かれもたらすことになる。
国富論 (1)
アダム・スミス (著), 大河内 一男 (翻訳)
中央公論新社 (1978/4/10)
P140
もし自然の要求を無視して体と心を酷使しつづければ、個人としても社会としてもその代償を支払うことになります。
精神科の薬物治療が進歩するにつれて、精神衛生上の問題はむしろ深刻さを増しています。
この流れに逆らうためには、「驚異の薬」を宣伝する広告マンの声を聞かずに、私たちの内なる声を聞き、そのすばらしさを再発見する必要があります。
ほとんどの場合、定期的に休息し回復する時間をとるだけで、精神科でもらう薬と同じような効果があるのです。
ハーバードの人生を変える授業
タル・ベン・シャハー(著), 成瀬 まゆみ (翻訳)
大和書房 (2015/1/10)
P104
P184
本当に心がポキッと折れたときは思い切って休め!心が折れるということは、身体にたとえれば、骨が折れることと等しい。心が「休め!」というサインを出しているのだ。
そんなときは、個人差があるので精神的にもすごく強い人は追い込んでもいいかもしれないが、こういう本に救いを求めているような人は追い込まないほうがいい。
思い切ってこれを機会にリフレッシュすべきである。よく筋力トレーニングで「休むことも勇気。休むことも練習」というが、心が疲れているときも同じである。身体のトレーニングも疲れているときに追い込みすぎるとケガにつながるし、ケガにならなくても体力が向上しない。
心が折れてくたくたになっているときに頑張ろうとしたら、心の病になってしまうのではないかと思う。
P184
リフレッシュは徹底的に仕事や責任を忘れることから始める。そのためには、自分がいる場所を変え、付き合う人を変え、一日のリズムを変えるべき。
これを実践するためには時差があるような場所に行ったらいい。そうすれば、自然と付き合う人も変わるし、時差が生活のリズムを変えてくれる。それくらいしないと頭の中を空っぽにしてリフレッシュできない。
~中略~
心の疲れが取れれば、自信はある程度戻ってくる。自信がなくなる原因のほとんどは心の疲労だ。自信は失うのは早いが、取り戻すのには時間がかかる。ちょうど筋力のようなものだ。筋力も、コツコツとトレーニングで鍛練し、食事のバランスや休養に気をつけて初めて培われていく。
頭に来てもアホとは戦うな! 人間関係を思い通りにし、最高のパフォーマンスを実現する方法
田村耕太郎 (著)
朝日新聞出版 (2014/7/8)
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