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日本が嫌いな朝日新聞 [日本(人)]

「朝日新聞」だけを定期購読し、岩波ブックレット系の出版物を中心に読み、センター試験を受けた程度の歴史認識を身につけて大学に進学するような人は、かなりのパーセントで、日本について否定的な考え方に傾くらしい。
いいかえると、日本の主要メディアの刺戟を受けて暮らしていると、頭のいい人ほど天皇制民主主義の国について不満気な口を利くようになる。すくなくともそうした口吻(こうふん)を洩らしはじめる。国際的な統計を見ると、自国を肯定的に捉えていない人の割合が日本だけ突出しています。
 もっとも愛国心のみが強調されるのはおおむね専制国家ですから、そのことを踏まえて考えると、日本国民であるより世界市民であれ、という理想が説かれているこの国の現状は一見結構です、自国を批判する方にも立派な方は大勢おられます。
 しかし日本の悪口をいうのが恰好いい、という知的ファッションにのっているだけの人も結構いる。


日本人に生まれて、まあよかった
平川 祐弘 (著)
新潮社 (2014/5/16)
P19




DSC_0716 (Small).JPG達身寺

P21
反日を唱えれば、それがインターナショナリズムだと思っている。それを唱えるだけで本人が世界に通用する人間になるわけではないのですが、それについての自覚が不足しています。
自国を批判すれば、それで国際主義者になれるわけではない。
外国で優れた友人知己に恵まれて「もてる」人になるためには、それだけの人間的実力がなければなりません。ところが今のところふえているのはおおむね根無し草の日本人で、国内でももてない、ましてや世界市民として外国で通用する実力はおよそない。
それが戦後民主主義世代といわれる人々のかなりの部分の実態ではないでしょうか。

P259
 世間には「朝日新聞」の主張と異なる意見を述べると「日本の右傾化」と騒ぐ人がおります。だがそうした人は「朝日新聞」の左傾化という現象に気がつかない。やや鈍感な方ではないでしょうか。
右か左かは相対的な味方です。日本国がきちんと自国の安全を守ることができるような法律を改めることを右傾化と呼ぶのは、日本人に軍隊を持たせればわが国がまた必ず軍部主導の国家となると決めてかかるようなもので、それは日本に対しいささか自虐的な見方に過ぎるのではないでしょうか。
日本は自国の防衛に自分で責任を持つことが出来ぬ永遠に十二歳の子どもなのでしょうか。国家としても普通の一人前の国家となり、応分の責任を分かち持たぬ限り、日本人は人間としても一人前の大人にならないと思います。
 自国についてことあるごとに自慢する人はいささか幼稚ですが、自国についてことさらに否定的な見方をすることが良心的だと思う人も精神の倒錯でしょう。
日本では自分のことを悪く言い、卑下することが美徳とされるようですが、それはえてして相手に媚び、相手に取り入ることの一形式でもあることをお忘れなきように願います。






タグ:平川 祐弘
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