自分が肝に銘じるために。住人が読んだ本から心に引っ掛かった文章集
小さい時なんかの拍子にチンコのさきがはれることがあった。すると祖父は「みみずに小便をしたな」といって、畑からみみずをほり出して、それをていねいにあらって、また畑へかえしてやった。「野っ原で小便をするときにはかならず「よってござれ」といってするものぞ」とおしえられた。小学校を出る頃までは立小便をするとき、ついこの言葉が口から出たものである。それも対てい溝のようなところへする習慣がついていた。
忘れられた日本人 宮本常一 (著) 岩波書店 (1984/5/16)P205
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