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シンプルライフ [人生]

 バックパッカーは、ふつう金がない。金がないことを誇りにさえしている。必要最小限のもので、自然での生活を最大限に楽しむことに快感を覚えるのが、バックパッカー精神の神髄である。
 これは、エコロジーの考え方にもつながってくる。無駄を出さない。なるべくゴミを出さない。自然を楽しみながら、できるだけ自然にインパクトを与えない。資源を大切にする。
 これらはすべて、実社会で人々が目指すべきスタンスである。
二〇世紀のわずか数十年のあいだに人類が狂わせてしまった地球生態系を取り戻すことが二一世紀に人類がとるべき最も大切な仕事であり、シンプルライフを目指すことこそが恰好のいい生き方なのだ、といえるような二一世紀にしなければならないと、ぼくは考えている。
ストイックな生き方に快感を覚えるバックパッキング精神は、実社会で人類がとるべき道の、ある意味ではシュミレーションであるのかもしれない。

自然の歩き方50―ソローの森から雨の屋久島へ
加藤 則芳 (著)
平凡社 (2001/01)
P221



DSC_1809 (Small).JPGエルパティオ牧場






タグ:加藤 則芳
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