メタ認知 [言葉]
人は物に心を奪われると、我を忘れてしまう。ここで「忘れる」主体は「自分」だが、「自分」には「見る自分」と「見られる自分」がある。
「見る自分」を「(主体的)自我」、「見られる自分」を「(客観的)自己」という。ふだんは自我が自己を見ており、その行動をモニターしている。
これを「メタ認知」という。
そして、自我は自己の行動をコントロールしてもいるのだが、欲望などの動機づけが強すぎると、「見る自分」のはたらきが欠落し、無我夢中の状態に陥ってしまう。
老荘思想の心理学
叢 小榕 (著)
新潮社 (2013/02)
P116
私たちは、無意識でさまざまなフィルターを通して、出来事を体験しています。
こうした無意識的なフィルターのことを「メタプログラム」といいます。
~中略~
人とコミュニケーションをする際には、相手のメタプログラムに合せることで、効果的に働きかけることができます。
脳と言葉を上手に使う NLPの教科書
前田 忠志 (著)
実務教育出版 (2012/3/23)
P125
2017-10-18 07:15
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