農耕型集客・セールス [経営]
「焼畑農業」的、というのは、たとえば「儲かります」でも「モテます」でも「悩みが解消します」でもいいんですが、ものすごく煽るようなランディングページを作って、見た人の気持ちを昂ぶらせて、一瞬、感覚を麻痺させるような刺激で買わせてしまうこと。そういう販売ページをやっているところってだいたい、買った後にお客様はあまり満足しないんですよね。その商品を買ったのに、あまり良くなかったとか、望んだような変化がなかったとかで、そのあとに続かず1回きりのお客様で終わってしまうんですよね。
派手なことをして、一挙に注目もお金も集めるのですが、継続性がないので、収穫しつくしてしまったら、別の土地をまた切りひらかなければなりません。
でも、もしそこにお客様側に「好き」という感情があったら、多少商品の質が普通であっても、「良かった」「ためになった」「役に立った」って言ってもらえるんです。そうなれば、1回きりの関係にならず、リピートしてくれたり、同じ主催者から別の商品やサービスを買ってくれたりするようになるんです。
私はこれを、「焼畑農業」的な集客・セールスに対して、「農耕型」の集客・セールスと呼んでいます。
農耕型は、同じ土地から何度でも収穫ができるんです。
たった5つの感情でお客さまは動き出す!!―売り込まなくても結果が出る“感情集客術"
佐々 妙美 (著)
Clover出版 (2016/3/8)
P84
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