ラポール [言葉]
臨床心理学用語で「ラポール」という言葉があります。セラピストとクライアントとの間の心理的な関係性のことです。
もともとはフランス語で「橋をかける」という意味があります。つまり、相手の心と自分の心とのあいだに、橋が架かっている状態です。
心が通じ合って、互いに信頼し合い、相手を受け入れている状態を指してこう言います。
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コミュニケーションにおいて相手に何かを働きかけるためには、まず、相手が自分に対して心を開いていることが必要です。
相手が心をひ開いている状態、信頼感や安心感のある打ち解けた状態のことを「ラポール」といいます。
ラポール(raport)は、フランス語で「関係」という意味です。(「橋をかける」という意味であると説明されることもありますが、そうした意味はありません)。
心を開くかどうかは意識で決めるわけではありません。無意識で決まります。ラポールは、無意識レベルで同調している状態です。
ラポールがないと、コミュニケーションはうまくいきません。
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