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山本帯刀(たてわき) [雑学]


 継之助は長岡藩軍を大隊単位に割っておいたが、その第一大隊ともいうべき山本帯刀ひきいる部隊をまず動かし、それを城南に配置せしめ、さらに砲二門をあたえた。
~中略~
大隊長の山本帯刀は、譜代家老で、齢はまだ数えて二十四でしかない。少年のころから継之助を尊敬し、長ずるとほとんど門人のようになった。
好学のひとで気性がいかにもすずやかであり、それに名門の当主であるために一軍の大将としてはきわめて適格とされていた。
ちなみにこの帯刀の山本家はのち断絶し、その家名を、この長岡の旧藩士高野家からでた海軍軍人山本五十六が相続した。

峠 (下巻)
司馬 遼太郎
(著)
新潮社; 改版 (2003/10)
P205







DSC_2503 (Small).JPG出雲大社


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