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人に捨うたる者はこれなく候 [経営]

 きちんと役割と責任を与えて、それを評価する。これは、控え選手や裏方的な存在に甘んじている人のモチベーションを維持するのに、非常に大切なことです。
 余談ですが、おもしろいことに、広瀬選手(住人注;廣瀬 俊朗)のように試合には出ないけれどもチームのサポートに徹する選手は、外国のチームにはいないようです。
エディさんは、そうした選手の重要性を、女子サッカーなでしこジャパンの佐々木則夫監督から教えてもらったそうです。

→人に捨うたる者はこれなく候


ラグビー日本代表を変えた「心の鍛え方」
荒木 香織 (著)
講談社 (2016/2/19)
P91












DSC_2603 (Small).JPG鰐淵寺


「ビックコミックスピリッツ」(小学館)で連載されている「ラストイニング」(中原裕、原作:神尾龍)という高校野球マンガをご存知でしょうか?
弱小高校に型破りな監督がやってきてチームを鍛え、甲子園を目指すという王道のストーリーですが、監督目線で「選手やチームの育成」というテーマがよく描かれていて、なかなか興味深いものがあります。
 その主人公が監督に就任してまずやったことが、野球部員たちを「犬」「猫」「猿」の三種類に分けること。それぞれ、次のようなタイプです。
 ●犬→命令に忠実だが、自分で考えることが苦手な人
 ●猫→能力は非常に高いが、自分勝手で信用できない人
 ●猿→何をやるにも自分で考えて工夫をする人
 そして、監督は犬・猫・猿それぞれの特製に合わせて指導方法を考えたり、ポジションを決めたりして、「勝つためのチーム」に変えていくというお話です。
~中略~
 それは決して部下をレベル分けするということではありません。個性を理解することで、派手で目立つ仕事をする部下ばかりでなく、地味で目立たないけれど意味のある仕事を淡々とこなしてくれるような部下に対しても、公平にチャンスを与えることができるのです。

メンタルトレーニング実践講座
田中ウルヴェ京 (著)
PHP研究所 (2009/7/18)
P122



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