人間に関心がないのでしたら、援助者には向きません [医療]
世の中には一定の割合で性格に問題を持った人が存在します。そんな人から「不意打ち」を受けるよりは、ある程度覚悟したうえで人間の多様性に触れることのほうが精神衛生上はベターでしょう。~中略~
援助の仕事は、振幅が激しいのです。嫌なことが山ほどある。が、そのぶん、ときには充実感や感動に接することがある。人生のいろいろな側面を目にする機会にも恵まれる。
人間に関心がないのでしたら、援助者には向きません。無難で平坦な毎日が望みなら援助者には向きません。
はじめての精神科―援助者必携
春日 武彦 (著)
医学書院; 第2版 (2011/12)
P238
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