お金、やりがい、健康 [人生]
私は、老後には特に「3つのこと」が重要になってくる、と考えています。
それは、「お金」「やりがい」「健康」です。
生きていくためには、もちろん、なにはともあれ「お金」が必要です。
けれど。はっきり言ってお金だけでは生きていけません。というか、いくらお金があったところで、ほかのふたつが欠けていたら、生きる意味を感じられないのではないでしょうか。
~中略~
それに、健康であれば病院に通う必要もありませんから、入院代や薬代をはじめとする医療費がかかりません。 ~中略~
お金、やりがい、健康―これら3つが重なったところに「充実」が生まれてくるのです。
それは、「お金」「やりがい」「健康」です。
生きていくためには、もちろん、なにはともあれ「お金」が必要です。
けれど。はっきり言ってお金だけでは生きていけません。というか、いくらお金があったところで、ほかのふたつが欠けていたら、生きる意味を感じられないのではないでしょうか。
~中略~
それに、健康であれば病院に通う必要もありませんから、入院代や薬代をはじめとする医療費がかかりません。 ~中略~
お金、やりがい、健康―これら3つが重なったところに「充実」が生まれてくるのです。
「貧乏老後」に泣く人、「安心老後」で笑う人
横山 光昭 (著)
PHP研究所 (2015/10/3)
P39
いくら十分にあっても、何事かあれば一挙に消えるのが、お金というものではないかと思うのです。
それは敗戦のとき、一夜にしても家も財産も奪われ、身一つで放り出された経験が、いまでも私の思考の根底にあるからです。
「有事の金」と言われ、戦争になっても、インフレにも強いといわれる「金」ですが、そうとは思えません。
国にお金がなくなり、どうしても必要となると、時の政府は、国民のもっている金を供出させることも可能なんです。
預金封鎖や新円切り替えなど、あらゆる手段で、国民のささやかな財布に国が手を入れてもっていく・・・・ということが、実際にあったのです。
そういうとき、老後の蓄えとして、コツコツ貯めた預金も、個人年金もすべて、水泡のように消えていくのです。
~中略~
人生は、常に想定外のことの連続だと、覚悟を決めておいたほうがよいのではないでしょうか。
百歳人生を生きるヒント
五木 寛之 (著)
日本経済新聞出版社 (2017/12/21)
P176
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