ライフロール [言葉]
今のあなたには、「○○社○○課の課長」や「○○チェーン○○店の店長」などの、リーダーという重要な「役割」があります。しかし、それはあなたという人間の一面にすぎません。ほかにも、あなたはいろいろな「役割」を持っているはずです。
たとえば、男性で既婚者であれば「夫」、子どもがいるなら「父」、ほかにも「○○の友人」「草野球チームのメンバー」など、さまざまな役割が考えられます。
仕事においても「課長」である一方で、「営業マン」などの役割を担うケースは珍しくないでしょう。
キャリアプランニングでは、こうした「役割」のことを「ライフロール」と呼びます。
メンタルトレーニング実践講座
田中ウルヴェ京 (著)
PHP研究所 (2009/7/18)
P179
P180
こうして自分の役割を視覚化することによって、現在の自分を客観的に見ることができます。
P181
こうした自分の優先順位を明確にすることが、ライフロールを描くねらいのひとつでもあります。
P182
現在のライフロールで自分の役割を明確にできたら、今度は三年後、五年後、十年後など、未来の「なりたい自分」の役割について考えていきます。
P186
未来のライフロールを描くことは、「なりたい自分」のイメージを明確にするのはもちろん、自分の役割の変化を予測しておくという意味でも有効です。
人間は急に自分の役割が変わってしまったときにストレスを感じるもの。特に、それが大きな変化であれば「節目のストレス」となります。未来のライフロールで先々の役割の変化を予測しておけば、そのストレスに余裕を持って対処できるようになるでしょう。
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