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味覚障害 [養生]

年を重ねていくと味覚を感じにくくなります。同じ料理を食べていても味気ないと感じてしまうのです。55歳を超えると若い人の3倍以上味覚障害が出てきます。1)
高齢になって味覚がおかしくなるなんてあまり印象にないですよね。でもあなたも「自分の味覚は正常だ」と言い切れるでしょうか?味覚の変化はわかりにくいので、味覚低下を自覚していない人がたくさんいるのです。
~中略~
 味覚が低下すると、どんどん味付けが濃くなったり、塩分の多い料理を食べたりしてしまうため、高血圧や糖尿病にかかりやすくなってしまいます。
 また、心臓が悪い人は、味覚が弱く塩分を感じにくいことがわかっています。

老人の取扱説明書
平松 類 (著)
SBクリエイティブ (2017/9/6)
P73

老人の取扱説明書 (SB新書)

老人の取扱説明書 (SB新書)

  • 作者: 平松 類
  • 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
  • 発売日: 2017/09/06
  • メディア: 新書

 

DSC_3820 (Small).JPG赤間神宮

P79
 年を取っても味覚を衰えさせないためにはどうするか?
一番大切な栄養素が亜鉛です。
 ~中略~
国民健康栄養調査によると1日当たりの亜鉛摂取量は、平成13年度で8・5mgだったのに対し、平成27年度は8・0mgと徐々に減っているのです。10)
 さらに悪いことに現代人は、亜鉛の接種量が減っているだけでなく、亜鉛を体外へ排出してしまっているのです。その原因は、スーパーやコンビニで売られている加工食品に含まれている食品添加物の一種であるフィチン酸とポリリン酸です。
加工食品は手軽で美味しいものも多いのですが、味覚が弱くなってしまうことも覚えておきましょう。11)
 では、亜鉛が多く含まれている食材とはどういうものでしょうか?
牡蠣、カニ、牛肉、レバー、卵、チーズなどです。

P81
 かみ合わせが悪くなっても、味覚の低下が起こることがわかっています。18)
歯医者さんで一度、かみ合わせをチェックしてもらうことを勧めます。


タグ:平松 類
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