プレシジョンメディシン [言葉]
がんに限定されたことではありませんが、プレシジョンメディシンという言葉があります。
日本語に訳すと「精密医療」ということになるのですが、いまひとつニュアンスが伝わりにくいので、プレシジョンメディシンといわれることの方が一般的なようです。
~中略~
かつては、誂え服になぞらえて、オーダーメード医療とかテーラーメイド医療、あるいは、個別化医療といった言葉がよく使われました。しかし、ゲノム解析が正確におこなわれ、また、特定の変異に対してピンポイントで効く薬剤がどんどん開発されてきたことから、プレシジョンメディシンという言葉が使われるようになってきています。
こわいもの知らずの病理学講義
仲野徹 (著)
晶文社 (2017/9/19)
P340
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