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がんになったら [医療]

P366
 人生に運があるのと同じように、どの病気に罹るか、そのような死に方をするかも、運に大きく左右されるのです。もちろん、がんも例外ではありません。しかし、運なのだから。何も考えなくていい、という訳ではありません。がんに限ったことではありませんが、運を味方にするには、正しい知識を持って、自分の頭で判断することが重要です。

P368
 どのような突然変異が生じるかは運なので、がんになるかどうかも運な訳です。身も蓋もない、と思われるかもしれません。しかし、ほぼ三分の二の臓器では、がんになるかどうかは、それぞれの組織の幹細胞の分裂回数、すなわち変異のはいる頻度と相関するという論文があって、この結論は確かめられています。
ひとことでいうと、何をしても避けられない、ということです。ただし、すべての人にとって、そして、すべてのがんが、ということではありません。
~中略~
 がんがどの段階で発見されるかも運ならば、ベストフィットの専門家にかかることができるかどうかも運かもしれません。
がんになったら、自分のがんがどのようなものであるのかをよく理解し、最善の治療法を探りながら、自分がどう生きたいかを最優先して、あとは運だと天に任せるしかないような気がします。

こわいもの知らずの病理学講義
仲野徹 (著)
晶文社 (2017/9/19)


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