自分が肝に銘じるために。住人が読んだ本から心に引っ掛かった文章集
藤樹は、生涯にわたって大州の曽渓院(そうけいいん)の天梁(てんりょう)和尚から、臨済禅の教義をふかくまなんだ。 「岡山先生示教禄」に、先師(藤樹)はかって、こう言われた。 「万欲をうち忘れ、無事なる位にいたってこそ真楽がある、ということを知ってからは、サムライの望みも知行の望みも消えうせた」と。 この「無事」もまた、重要な禅語のひとつだ。
中江藤樹 人生百訓 中江 彰 (著) 致知出版社 (2007/6/1) P151
羅漢寺 (中津市)
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