それは「意見」それとも「事実」? [対人関係]
P54
人に何かを伝えるときに心がけてほしいのは、それがあなたの「意見」なのか、それとも「事実」なのか、分けて話すということです。
「これは私の主観ですが」というのと、「○○という結果が出ているのです」と伝えるのとでは、まったく伝わり方が変わってきます。
~中略~
主観と事実を分けられる人は、「客観的にものごとをとらえることができる人だ」と信頼を得られます。
個人の考えや感想、感じたことを問われたときには主観で、ビジネス上の報告・連絡・相談は、事実を伝えるようにしましょう。
P60
仕事で相手がミスをしたとき、つい「なんでこんなことをしたの!?」と言いたくなってしまうこともあるでしょう。
でも、相手を責めるのは逆効果。傷つきやすい人なら落ち込んでビクビクしてしまったり、気が強い人なら、言い返してきたり、拗ねてしまったりします。
~中略~
事実だけに注目して伝えれば、言われる側も、「責められた」とは受け取らず、どんな大変なことが起ったのかがわかり、次からは気をつけてようという気持も湧きやすくなります。 責める言葉は横に置いて、ぜひ「事実」を説明するようにしいましょう。
<イラスト&図解>コミュニケーション大百科
戸田久実 (著)
かんき出版 (2019/2/14)
タグ:戸田久実
2023-01-31 07:56
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