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間が大事 [対人関係]

P74
 相手が深刻な問題を話ししてきたとき、軽々しく聴けないような重大な話をするとき、言葉を発する前に間を持たせましょう。時間でいえば5秒程度です。
 そして、言葉を切り出す前にうなずきながら、
「(間)そんなことがあったのですか」
「(間)それは、深刻な問題ですね」
「(間)それは、大変でしたね」
と伝えましょう。
 また、正直に、
「なんと言葉をかけていいか、わからなくて言葉に詰まってしまいました・・・・・」
と伝えるのもいいでしょう。
 深い話をするときには、話し手の心も敏感になっています。
間を持たせることで、心情を汲み取ることができ、話し手も安心します。
 リアクションは、話の内容に合わせることを意識しましょう。明るい話のときには、明るいリアクション。 悲しい話のときには、悲しいリアクション。

P168
 話の鉄則は、まず理解できるスピードであること。
 そしてひと言で言い切れるくらい短文であること。
 誰でも耳にしただけですっと頭に入ってくるぐらい、言葉が短く簡潔であること。
この3つが欠かせません。
 私たちの脳が1回で理解しやすいのは、1分間300文字程度といわれています。NHKの夜のニュースのスピードが、ちょうどこれに該当します。
~中略~
 1文の文字数は、30文字前後で、多くても45文字まで。原稿を用意するときに、数えてみてください。
 また、1文を話すごとに、相手が「うん」とゆったりうなずけるくらいの間をとりましょう。人は聴いた内容を頭で理解するのに1泊以上の間が必要です。間をとる間に、聴き手に理解してもらうことができます。

<イラスト&図解>コミュニケーション大百科
戸田久実 (著)
かんき出版 (2019/2/14)

DSC_5851 (Small).JPG宝満山


タグ:戸田久実
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