脳の可塑性 [雑学]
P177
わたしは脳卒中の後の八年というもの、自分の脳が学んで機能する能力が格段の進歩をとげたのを実感しました。その時点で、自分の脳とからだが完全に回復したことを確認できました。 科学者の間では、脳が、入ってくる刺激に基いて「つながり方」を変えるという、驚くべき能力を持っていることがよく知られています。
この脳の「可塑性(かそせい)」により、わたしたちは失われた機能を回復することができるのです。
奇跡の脳―脳科学者の脳が壊れたとき
ジル・ボルト テイラー (著), Jill Bolte Taylor (原著), 竹内 薫 (翻訳)
新潮社 (2012/3/28)
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