思いついたら、すぐ実行 [経営]
思いついたら、すぐ実行。そして実行したら、これは何でもそうですが、1年ではやめては駄目で、3年は最低でもやるということを徹底しました。
それでも駄目なものは、また次のものへと変えていきましたが、とにかく、動物園の存在自体をお客さんに注目してもらわなければと、必死になっていました。
マネジメントは動物園に学べ 2011年5月 (仕事学のすすめ)
小菅 正夫 (その他), 野田 稔 (その他)
NHK出版 (2011/4/25)
P28
マネジメントは動物園に学べ 2011年5月 (仕事学のすすめ)
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2011/04/25
- メディア: ムック
到津の森公園
リーダーの絶対禁止事項 [経営]
さまざまなリーダー、それが一国の首相であれ、一企業のの社長であれ、また一部局の長であれ、決して行ってはならないことがあるであろう。
いわば「リーダーの絶対禁止事項」である。もちろん、いままで述べたことに多くの「禁止事項」があるが、それとはやや異質な事項を、「貞観政要」からひろい出してみよう。
~中略~
これまで、いわば「統治者・経営者・管理者」の「すべからず集」をあげてきたわけである。かんたんに要約すれば、
(一)予言や占い迷信に惑わされてはならないこと。
(二)宗教に凝ってはならない。もちろん宗教を信ずることは自由だが、それを伝道するなら本職の宗教家か伝道師になるべきで、統治者・経営者の地位を利用して行い、それで統治・経営の本筋を失ってはならないこと。
(三)家族の私的な意向を経営に持ち込んではならない。
(四)前例を超える、度を超えた行事は、結婚披露パーティであれ、社長就任披露パーティであれ行ってはならない、
である。
帝王学―「貞観政要」の読み方
山本 七平 (著)
日本経済新聞社 (2001/3/1)
P157
清掃 [経営]
身を置く環境を清潔に保つことは大切だ。
そのためにはチリひとつでも見つけたら掃き清めるという心構えが大切。
当たり前のことだが、できる人はすくない。
橋本 保雄 (著)
感動を与えるサービスの神髄―ホテルオークラを築いた人間(おとこ)の経営学
大和出版 (1999/09)
P91
感動を与えるサービスの神髄―ホテルオークラを築いた人間(おとこ)の経営学
- 作者: 橋本 保雄
- 出版社/メーカー: 大和出版
- 発売日: 2023/12/05
- メディア: 単行本
勝林院
人の心にスイッチを入れる [経営]
人の心にスイッチを入れる人間心理の3大原則
三大原則のその一、それは「「快」と結びつける」。
そもそも人は「ワクワクすること」しかやろうとしない。
人は「快」を求めるものなのです。
人はすべて快楽主義者?
いえ、主義主張の問題ではなくて、それは人間のメカニズムなのです。
~中略~
「快」と結びつけるために最も必要なもの、それは「報酬」です。
「報酬」って何?「お金}?
いえいえ。ここで言う報酬というのは、お金のことではありません。
ここで言う報酬とは「魂のごちそう」です。
小阪裕司 (著)
リーダーが忘れてはならない3つの人間心理
フォレスト出版 (2010/3/10)
P55
リーダーが忘れてはならない3つの人間心理 (Forest2545Shinsyo 10) (フォレスト2545新書)
- 作者: 小阪裕司
- 出版社/メーカー: フォレスト出版
- 発売日: 2010/03/10
- メディア: 新書
仁王門
いまやラブレターを受け取ってさえくれない [経営]
ヒトの心は変わらない。でも、繰り返すが、消費者は心を開いてくれなくなってしまった。行動もガラリと変わってしまった。
そしてなによりあなたは昔ほどモテなくなった。その自覚が足りなさすぎる。
モテた時の方法ではもう通用しないのだ。つまり
・ラブレターが相手の手に届きにくくなった。
・他に楽しいことが山とあり、相手はラブレター自体に興味をなくしている。
・ラブレターを読んでくれたとしても、口説き文句を信じてくれなくなった。
・しかもラブレターを友達と仔細に検討し、友達に判断を任せたりする。
佐藤 尚之 (著)
明日の広告 変化した消費者とコミュニケーションする方法
アスキー (2008/1/10)
P27
明日の広告 変化した消費者とコミュニケーションする方法 (アスキー新書)
- 作者: 佐藤 尚之
- 出版社/メーカー: 角川アスキー総合研究所
- 発売日: 2012/10/09
- メディア: Kindle版
動きを働きにする [経営]
「よく動いても、働いたことにはならない。「働く」とは、工程が進み、仕事ができることだ。
ムダが少なく効率の高いことである。
管理監督者は、部下の「動き」を「働き」に変える努力をしなくてはならない。
部下の仕事を見て、手順が悪いところは、「もっとラクにやれる方法はないだろうか」と見つけてやらなくてはならない。」
元トヨタ自動車工業副社長 大野耐一
若松 義人 (著)
貧乏トヨタの改善実行術 カネがないなら知恵を出せ
大和書房 (2007/03)
P36
貧乏トヨタの改善実行術 カネがないなら知恵を出せ (だいわ文庫)
- 作者: 若松 義人
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2023/05/24
- メディア: 文庫
万人受けは無理 [経営]
会社は人の成長によってしか、成長しない [経営]
一人ひとりをどれだけ最大限生かして成長させていくか、それは経営者の仕事だと思います。教えれば人は伸びます。
どんな人でも気持ちが変われば行動は変わるのに、そういう指示をしていないケースが多いように見受けられます。
それは、経営者が従業員のモチベーションを上げる責任を放棄したこういであり、怠慢だと思うのです。
こうして企業は再生する 2011年11月
大久保 恒夫 (その他), 野田 稔 (その他)
NHK出版 (2011/10/25)
P62
こうして企業は再生する 2011年11月 (仕事学のすすめ)
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2011/10/25
- メディア: ムック
ビジョンを示し、その具現化を手だすけする [経営]
これまではソリューション、つまりお客さんが持つ問題の解決こそが、提供すべきサービスだった。
~中略~
「こういうことに取り組んでみると、あなたの人生はより豊かになるよ」というビジョン、あるいはお客さんの―大げさな言い方だが―人生における新たな目的を提示する。
そして「ああ、それはいいね」と共感してくれたお客さんと一緒に、彼らがそのビジョンを、自分の生活のなかで実現してゆくための行動を手助けする。
~中略~
ビジョンを示し、その具現化を手だすけする者がマスターなのだ。
小阪裕司 (著)
「感性」のマーケティング 心と行動を読み解き、顧客をつかむ
PHP研究所 (2006/11/18)
P110
「感性」のマーケティング 心と行動を読み解き、顧客をつかむ (PHPビジネス新書)
- 作者: 小阪 裕司
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2006/11/18
- メディア: 新書
奥の院
同じことを六回以上言わなければならない [経営]
ビジョンを常に徹底して共有しておく重要性を、強く感じます。いま現在も。
そのためには、当たり前ですが、共有する前にあらかじめビジョンを描いておかないといけない。
~中略~
人は、他の人に対して新しい考え方を100%伝えようと思ったら、同じことを六回以上言わなければならない。
同じ相手に同じことを、ですよ。
小阪裕司 (著)
リーダーが忘れてはならない3つの人間心理
フォレスト出版 (2010/3/10)
P155
リーダーが忘れてはならない3つの人間心理 (Forest2545Shinsyo 10) (フォレスト2545新書)
- 作者: 小阪裕司
- 出版社/メーカー: フォレスト出版
- 発売日: 2010/03/10
- メディア: 新書
室生寺 太鼓橋
伝道力 [経営]
競争ではなく、自社が提供しているサービスの価値を伝え、広めていくことだ。
お客さんがその価値がわかってなかったり、気がついていなかったとしても、「それはあなたにとって価値のあるものなんだよ」ということを表現して人々に広めていく力、この力を持ち、高めていく必要がある。
~中略~
自社の商品の価値がきちんと表現され、お客さんに伝わっているか、あるいは、一回伝えるだけではなく何度も伝えているか、その価値観は世の中にひろまっているか。
そこが決めてだ。
小阪裕司 (著)
「感性」のマーケティング 心と行動を読み解き、顧客をつかむ
PHP研究所 (2006/11/18)
P125
「感性」のマーケティング 心と行動を読み解き、顧客をつかむ (PHPビジネス新書)
- 作者: 小阪 裕司
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2006/11/18
- メディア: 新書
京セラの経営理念 [経営]
全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に、人類、社会の進歩発展に貢献すること。
稲盛和夫の経営問答 従業員をやる気にさせる7つのカギ
稲盛 和夫 (著)
日本経済新聞出版社 (2014/2/25)
P25
稲盛和夫の経営問答 従業員をやる気にさせる7つのカギ (日本経済新聞出版)
- 作者: 稲盛和夫
- 出版社/メーカー: 日経BP
- 発売日: 2015/03/06
- メディア: Kindle版
経営者と同じ意識の人を何人つくりあげるか [経営]
経営者と同じ意識、つまり、経営に対する責任感や危機感を同じレベルで持つ人を何人つくりあげるかが、経営の成否を分けます。
ですから、責任感を持てない人を幹部にしておいてはいけません。
稲盛和夫の経営問答 従業員をやる気にさせる7つのカギ
稲盛 和夫 (著)
日本経済新聞出版社 (2014/2/25)
P66
稲盛和夫の経営問答 従業員をやる気にさせる7つのカギ (日本経済新聞出版)
- 作者: 稲盛和夫
- 出版社/メーカー: 日経BP
- 発売日: 2015/03/06
- メディア: Kindle版
差別化 [経営]
ビジネスの世界では、差別化がすべてだ。私たちの誰もがこのことを知っている。ビジネススクールでは差別化の重要性を教え込んでいるし、重役室では日々、差別化戦略が練られている。
しかし、私たちは、「違っている」ことの意味を忘れつつある。私もまたその一員だ。
今日のビジネスにかかわりを持つ誰もが、何が「違い」になり得るかを忘れている。
差別化についての考え方は、どこかが間違っている。「差別化」というコンセプトを口では賞賛しながらも、実際には違いではなく、類似性ばかりが目立つブランドを生み出し続けているのだから。
~中略~
消費者が、ビジネスパーソンの無理解を嘆くのも無理はない。「わが社のブランドは他社とは違います」と伝えてみても、企業も顧客もそうではないとわかっている。誰もが同じ流れの中を漂っている。
ヤンミ・ムン (著), 北川 知子 (翻訳)
ビジネスで一番、大切なこと 消費者のこころを学ぶ授業
ダイヤモンド社 (2010/8/27)
P158
室生寺 本堂(潅頂堂)
教える組織をつくる [経営]
生産性向上のための最善の方法は、他人に教えさせることである。
知識社会において生産性の向上をはかるには、組織そのものが学ぶ組織、教える組織とならなければならない。
「ポスト資本主義社会」
P・F・ドラッカー (著), 上田 惇生 (翻訳)
経営の哲学 (ドラッカー名言集)
ダイヤモンド社 (2003/8/1)
P110
真の「知」には結果が伴う [経営]
わかっていてもやらないのは、実は真にわかっていないからだ。
やっていても成果が出ないのは、実は正しくやっていないからだ。
真の「知」は「行」に一致するし、正しい「行」は「果」に一致するはずである。
知と行を果は一致するという基本認識をもつべきだ。
経営の行動指針―土光語録
土光 敏夫 (著), 本郷 孝信 (編集)
産能大出版部; 新訂版 (2009/10/15)
P169
松下幸之助の時代とはまったく変わっている [経営]
日本では今でも松下幸之助の経営哲学に心酔する人は少なくない。
会社の年配者にも松下幸之助の考え方や経営を美徳とする人がいるかもしれないが、今の時代、自分の会社の社長や上司がそのタイプだったら要注意だ。
状況は、松下幸之助の時代とはまったく変わっている。これまで「後進国」と呼ばれた国々が、次々と「新興国」と名を変えて、現代ではあらゆる国でものづくりが行われているのだ。
~中略~ もし、「経営の神様」と呼ばれていた幸之助が生きていたらまったく別のことを考え、実行していたに違いない。
僕は君たちに武器を配りたい
瀧本 哲史 (著)
講談社 (2011/9/22)
P171
値段以外に価値のあるお店をつくるために [経営]
値段以外に価値のあるお店をつくるために、私が具体的に何をしているかというと、真っ先に捕りかかるのは従業員の「挨拶の徹底」なんです。
~中略~
この挨拶がきちんとできている店って、そうないですよね。
~中略~
お客様と直接向き合うのは、現場の人たちです。お客様に喜んでいただくためには、現場の一人ひとり、一つひとつの行動が変わらないといけません。
上司のためでなくお客様のために、指示を待つのではなく自分で考えて行動できるように変われば、固定客が増え、長い目で見ると売り上げも必ず上がってくる。
これが根本的な売り上げ拡大策だと思って、同じことをずっとやり続けてきたんです。
こうして企業は再生する 2011年11月
大久保 恒夫 (その他), 野田 稔 (その他)
NHK出版 (2011/10/25)
P5
こうして企業は再生する 2011年11月 (仕事学のすすめ)
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2011/10/25
- メディア: ムック
すべてに原価がある。 [経営]
ディスカウントと経費削減ではジリ貧 [経営]
短期的な利益を考えれば、ディスカウントと経費削減の効果は非常に高く、経営者はその誘惑に駆られがちです。
しかし、コスト削減は短期的には利益が上がりますが、本質的に利益が上がったことになりません。むしろ、続けると仕事の質はどんどん低下して現場が乱れて売り上げが下がり利益も下がってきます。
ディスカウントは短期的には利益を上げることもありますが、安売りを続けていると、次第に売り上げが下がり、利益は急速に悪化します。どちらも、会社の長期的な成長にはマイナス要因になるのです。
~中略~
よく売れる商品を開発する、同じ仕事ならクオリティを高くするという戦略でなければ、会社は成長しません。
利益を3倍にするたった5つの方法―儲かる会社が実践している!
大久保 恒夫 (著)
ビジネス社 (2007/08)
P38
利益を3倍にするたった5つの方法―儲かる会社が実践している!
- 作者: 大久保 恒夫
- 出版社/メーカー: ビジネス社
- 発売日: 2007/08/01
- メディア: 単行本
平凡な仕事を許してはならない [経営]
平凡な仕事は、褒めることはもちろん、許すこともしてはならない。
自らの目標を低く設定する者や、仕事ぶりが基準に達してない者を、その仕事にとどめておいてはならない。
「現代の経営」
P・F・ドラッカー (著), 上田 惇生 (翻訳)
経営の哲学 (ドラッカー名言集)
ダイヤモンド社 (2003/8/1)
P177
マーケティング [経営]
販売とマーケティングは逆である。
同じ意味でないことはもちろん、補い合う部分さえない。
なんらかの販売は必要である。だが、マーケティングの理想は、販売を不要にすることである。
マーケティングの目指すものは、顧客を理解し、製品とサービスを顧客に合わせ、おのずから売れるようにすることである。
「マネジメント」
P・F・ドラッカー (著), 上田 惇生 (翻訳)
経営の哲学 (ドラッカー名言集)
ダイヤモンド社 (2003/8/1)
P76
マネジメント[エッセンシャル版] - 基本と原則
ピーター・F・ドラッカー (著), 上田 惇生 (翻訳)
ダイヤモンド社; エッセンシャル版 (2001/12/14)
P17
業績こそ第一の責任 [経営]
経済的な業績こそ、企業の第一の責任である。
少なくとも資本のコストに見合うだけの利益をあげない企業は、社会的に無責任である。
社会の資源を浪費しているにすぎない。
業績をあげらないのでは、企業は他のいかなる責任も遂行できない。よき雇用者にも、よき市民にも、よき隣人にもなれない。
「ポスト資本主義社会」
P・F・ドラッカー (著), 上田 惇生 (翻訳)
経営の哲学 (ドラッカー名言集)
ダイヤモンド社 (2003/8/1)
P201
よい事はやり続ける [経営]
ウリは人である企業を目指せ [経営]
お客様に「感じがいい店」と思っていただくのは、人にしかできないことなんです。
他店では、同じ商品や同等の商品を買えることもあるかもしれませんが、人は替えがききません。建物でもなく、商品でもなく、人が相手の気持ちを動かしている。
私は、小売業や飲食業のようなサービス業は「人が人を喜ばせる仕事」だと思っていますから、「ここは何がウリなの?」と言われたとき、「人です」と言えるくらい、人を育てなければいけないと思っているんですね。
こうして企業は再生する 2011年11月
大久保 恒夫 (その他), 野田 稔 (その他)
NHK出版 (2011/10/25)
P53
こうして企業は再生する 2011年11月 (仕事学のすすめ)
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2011/10/25
- メディア: ムック
買い手市場 [経営]
かっては売り手側の都合で売っても売れる時代がありました。
世の中に出回る商品があまり多くない物不足の時代で、これを売り手市場といいます。
今はタンスの中を見てもものがあふれているように、もの余りの時代になり、買い手市場へと大きく変わっています。
そのため、顧客のわがまま、買い手側の都合に売り手がどこまで歩調を合わせることができるかが問われるようになってきているのです。
鈴木 敏文
勝見 明 (著), 鈴木 敏文, 野中 郁次郎
セブン‐イレブンの「16歳からの経営学」―鈴木敏文が教える「ほんとう」の仕事
宝島社 (2005/10)
P41
セブン‐イレブンの「16歳からの経営学」―鈴木敏文が教える「ほんとう」の仕事
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2021/10/08
- メディア: 単行本
心を高めろ [経営]
なかには、「自分には教養がないし、ましてや、哲学や宗教の本など読んだこともない。だから、社員には、京セラフィロソフィから抜き出した話をそのまますることにしよう」
という方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、それでもいいのです。私もかつてはそうでした。
松下幸之助さんから頂戴したもの、安岡正篤さんや中村天風さんから借用したものを使わせていただきました。最初は借り物でもいいのです。
それらを繰り返し言っているうちに、やがて自分のものにすることができるはずです。
しかし、そのためにも、経営者自身が「心を高める」努力を怠ってはなりません。
稲盛和夫の経営問答 従業員をやる気にさせる7つのカギ
稲盛 和夫 (著)
日本経済新聞出版社 (2014/2/25)
P36
説教で問題は解決しない [経営]
経営者たちのモラルを向上させよう、子供たちに道徳教育をしよう―そうした「お説教」で問題が解決するのであれば、今ごろ、私たち人類は何一つ犯罪が起きることもない「地上の楽園」に住んでいるはずです。
日本の「安心」はなぜ、消えたのか 社会心理学から見た現代日本の問題点
山岸 俊男 (著)
集英社インターナショナル (2008/2/26)
P41
日本の「安心」はなぜ、消えたのか 社会心理学から見た現代日本の問題点
- 作者: 山岸 俊男
- 出版社/メーカー: 集英社インターナショナル
- 発売日: 2008/02/26
- メディア: 単行本
部下をけなすな [経営]
自分の部下をけなすのは、自分の無能さをさらけだしているのと同じである。
自分が優秀で部下との差が目立ったり、部下がついていけないのでなく、自分がひとりよがりの考え方をしていて、部下の教育がきちんとできていない余裕のなさを恥じるべきなのだ。
山崎 武也
一流の条件―ビジネス・スタイルを固める43章
日本能率協会 (1990/08)
P97
一流の条件 ビジネス・スタイルを固める43章 (PHP文庫)
- 作者: 山崎武也
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2010/06/04
- メディア: Kindle版
小さな知恵を集めろ [経営]
改善において大切なのは、目の覚めるような颯爽とした革命案ではない。日々の気づきや、感じる困りごとなどをもとに「なんとか解決したい」「もっといいやり方はないか」「ラクにできないかなあ」と考え、そこから生み出される小さな案のほうがよほど使える。一つ一つは小さくても、まとまるとすごい効果が出るものなのだ。
若松 義人 (著)
貧乏トヨタの改善実行術 カネがないなら知恵を出せ
大和書房 (2007/03)
P160
貧乏トヨタの改善実行術 カネがないなら知恵を出せ (だいわ文庫)
- 作者: 若松 義人
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2021/06/30
- メディア: 文庫