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僧侶 [言葉]


僧といういう字は、梵語の「サングハ」すなわち僧伽(そうぎゃ)であって、僧侶は梵語と中国語とを兼ねたものである。
侶というのは、同行、同志、同伴の義で、その意義は、この字に籠っている。
すなわち僧は三人一緒に集団をして暮らす人々を指して言うことになっている。三人以上伴侶をなして暮らして行くというところから中国語の侶字と梵語の僧伽の僧だけが一緒に合して、僧侶という熟語になったのである。
ところがここにまた出家ということがあって、人が世を捨てて出家するということがある。そして、この出家したということが世間の苦しみから離れてしまった特殊の生活をするところの人間であるとしたらならば、なるほど修行するには、具合がよいであろうが、宗教というものが、ただある特殊の生活をする人間だけを救うということを、その目的としているものならば、それはそれでもよいことである。
けれども、今宗教というものはすべてのものをやはり救わなければならぬのである。
救わなければ宗教にはならぬのである。また、そういうものでなければわれわれの心が安まらぬ。自分だけで満足しておられぬということになったならば、出家、乞食という僧侶の生活は、どうしても在家の生活に転じて来なければならぬ。
それで仏教も出家の生活の宗教というものでなくして、これが転じて在家の宗教ということにならなければならぬ。

禅とは何か
鈴木 大拙
角川書店; 改訂版 (1999/03)
P67


新版 禅とは何か (角川ソフィア文庫 H 101-2)

新版 禅とは何か (角川ソフィア文庫 H 101-2)

  • 作者: 鈴木 大拙
  • 出版社/メーカー: 角川学芸出版
  • 発売日: 2008/12/25
  • メディア: 文庫

 






DSC_2235 (Small).JPG風のガーデン


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自然主義バイアス [言葉]


 自然が一番、という世に広く信じられている信条のためにスタチン(世界で最も処方されている薬の一つ、コレステロールを下げるための薬)を飲むのを拒むひともいる。
自然は賢いのだから、自然に任せていれば体は自分で最善のことをする、というのだ。
この考えの信奉者であったヴォルテールは、「医学の技とは、自然が病気を治療している間、患者を退屈させないことにある」と述べている。
 これに賛同するひとたちは、高コレステロール治療は、運動や、オートブラン(オート麦のふすま、80年代後半にコレステロール値を改善するとして米国で大流行した)や赤ワイン、あるいは「自然素材」のサプリメントによるべきだ、と信じている。
薬は不必要な危険をはらむ不自然な化学物質だと彼らは見なす。この考え方は「自然主義」志向、あるいは認知科学の用語でいえば「自然主義バイアス」と呼ばれる。
つまり、人工的な方法に頼らなくても、病気を予防、治療するためのより賢明で、安全な方法が自然界には存在する、という強固な信念である。


決められない患者たち
Jerome Groopman MD (著), Pamela Hartzband MD (著), 堀内 志奈 (翻訳)
医学書院 (2013/4/5)
P21



決められない患者たち

決められない患者たち

  • 作者: Jerome Groopman MD
  • 出版社/メーカー: 医学書院
  • 発売日: 2013/04/05
  • メディア: 単行本





DSC_1984 (Small).JPG旭川市旭山動物園

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後見制度 [言葉]

 成年後見制度は「任意後見制度」と「法定後見制度」のふたつに分けられます。両者の違いは、どのタイミングで保護、サポートするかにあります。
[任意後見制度]
判断能力が”低下する前に”あらかじめ備えておく制度
 患者さん本人が、十分な判断能力があるうちに、この先、自分の判断能力が低下したときに備えて希望するサポート内容と代理で実行する後見人を決め、公証人の作成する公正証書の形で取り決めておくもの。本人の判断能力が低下した場合、家庭裁判所での手続きを経てから開始されます。
 この制度では本人が締結した契約などを、あとから後見人が取り消すことはできません。
[法定後見制度]
 判断能力が、”低下した後に”対応する制度
 すでに患者さんの判断能力が低下してしまった場合に、家庭裁判所によって選任された代理人が、本人に代わって財産管理や契約の締結などを行なうもの。本人の判断能力が落ちているため、後見人選びは任意後見制度よりも厳しい手続きが必要になります。
 この制度では、本人が交わした不利益な契約などを後見人が取り消すことができます。

家族と自分の気持ちがすーっと軽くなる 認知症のやさしい介護
板東 邦秋 (著)
ワニブックス (2017/1/24)
P100

家族と自分の気持ちがすーっと軽くなる 認知症のやさしい介護 (ワニプラス)

家族と自分の気持ちがすーっと軽くなる 認知症のやさしい介護 (ワニプラス)

  • 作者: 板東 邦秋
  • 出版社/メーカー: ワニブックス
  • 発売日: 2017/01/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

DSC_3479 (Small).JPG海峡花火大会


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虚栄心 [言葉]

虚栄心は、貧乏と同じく、乞食の如く求めてやまず、しかも厚かましさの点では、貧乏のはるか上を行く」

フランクリン (著), 松本 慎一 (翻訳), 西川 正身 (翻訳)
フランクリン自伝
岩波書店 (1957/1/7)
P332

フランクリン自伝 (岩波文庫)

フランクリン自伝 (岩波文庫)

  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2014/12/18
  • メディア: Kindle版

 

-bf432.jpg大山寺4

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大死一番 [言葉]


 自力というのは、自分が意識して、自分が努力する。他力は、この自分がする努力はもうこれ以上にできぬというところに働いて来る。他力は自力を尽くしたところに出て来る。
窮すれば通ずるというのもこれである。意識して努力の極点に及ぶというと、もうこれ以上はできぬと思うところがある。ここを突破する、いわゆる百尺竿頭(ひゃくしゃくかんとう)一歩を進めるというか、とにかくも一歩を踏み出すというと、ここに別天地が拓(ひら)けてくる。
そこに自分の意識していなかった力が働き出る。それを真宗の人は他力と名づける。禅宗の方では大死一番ということになる。

禅とは何か
鈴木 大拙

角川書店; 改訂版 (1999/03)
P118




 

新版 禅とは何か (角川ソフィア文庫)

新版 禅とは何か (角川ソフィア文庫)

  • 作者: 鈴木 大拙
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2017/01/25
  • メディア: Kindle版
 
 
 
 
 

DSC_2202 (Small).JPGファーム富田


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八百長 [言葉]

 よく知られているように八百長ということばそのものは明治初期にできたという。八百屋の長兵衛さんは出入りしていた相撲部屋の親方と囲碁友だちで、いつも一勝一敗の互角の勝負で終わっていた。しかしあるとき、長兵衛さんはプロの棋士と囲碁を打つことになった。なぜか長兵衛さんはここでも互角の勝負をした。
これが世間の噂になり、親方の耳にも達した。そこで初めて親方は、長兵衛さんが手加減をしていたことを知る。勝負の優劣をつけない、白黒をあいまいにしておく、これが八百長の語源である。いまで言うところの「片八百長」だ。この片八百長という慣習行動は、日本の社会では古くから行われてきた。のみならず、現代社会でもさまざまに姿・形を変えて生きている。一種の社会の潤滑油として機能を果たしている。だから、廃れることがない。
~中略~

 元力士の舞の海はつぎのように明言している。
仕切りなおしをしているうちに「情」が移ることがある、と。このことばのもつ意味は重い。多くの人たちは気づいていないようだが、力士はお互いにとても仲良しなのだ。年に六場所。番付の上下八枚以内の力士同士は、毎場所本割で顔を合わせ、全力でぶつかり合う。
その他にも「出稽古」に行ったり、巡業でも一緒に稽古を重ねる。文字通り裸と裸の付き合いだ。その間に、深い友情が生まれるのはごく自然のなりゆきである。
~中略~

仕切り直しをしているうちに「情」が移る。これもまた自然のなりゆきではないか。金銭の授受をともなわない、「情」が移ってしまう片八百長は、血の通った人間であるかぎり止めようがないのだ。
 しかも、ここに、大相撲という世界の不透明さが含みを持つ「美学」「美意識」の一つの発露がある。しかし、近代の科学的合理主義の考え方に支配されてしまった、今日のわたしたちの多くは大相撲にもひたすら透明性を求め、「情」を否定して「がちんこ勝負」を要求する。
四年に一度のオリンピック選手と同じように。となると、力士たちは、年に九〇日間も、つまり四日に一回の割合で「がちんこ勝負」をしなければならないことになる。
それはあまりにも酷というものである。と同時に大相撲のもつ「美」が破壊されてしまう。
~中略~

 八百長問題に端を発する大相撲改革は、言ってみれば二一世紀を生きる新たな世界観を構築していく営みの一環でもある。金銭の授受をともなう八百長相撲を徹底的に排除していくと同時に、大相撲ファンを満足させるに足る人情相撲を許容する、そういう新たな伝統文化としての大相撲の創生に向けて、努力を傾けるべきであろう。すなわち、近代の科学的合理主義の考え方にもとづく透明性と、人間の情の世界(情緒的寛容の世界)を温存する不透明性とを併せ持つ、二一世紀的文化としての大相撲をめざす、ということだ。

大相撲 真の再生への提言──21世紀的世界観に立った改革を
  稲垣正浩 (日本体育大学名誉教授)

世界 2011年 06月号

岩波書店; 月刊版 (2011/5/7)
P175

世界 2011年 06月号 [雑誌]

世界 2011年 06月号 [雑誌]

  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2011/05/07
  • メディア: 雑誌

 

-ddeae.jpg洞春寺 観音堂


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イッチ・スクラッチサイクル [言葉]

 かゆみを語るうえで、もっとも重要な問題がある。それが、「無性にかゆくてたまらない状態」を引き起こす最大の元凶である「イッチ・スクラッチサイクル(itch-scratch-cycle)」だ。
 「イッチ(itch)」とは「かゆみ」、「スクラッチ(scratch)」は「掻く」という意味である。
そしてイッチ・スクラッチサイクルとは、「かゆい」→「掻く」→「掻いた部分が傷つく」→「傷ついた部分に炎症が起きる」→症状が悪化する」→「もっとかゆくなる」→「さらに掻き壊す」→「掻いた部分がもっと傷つく」→・・・・という悪循環のことを指す。


なぜ皮膚はかゆくなるのか
菊池 新(著)
PHP研究所 (2014/10/16)
P46


なぜ皮膚はかゆくなるのか PHP新書

なぜ皮膚はかゆくなるのか PHP新書

  • 作者: 菊池 新
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2014/11/21
  • メディア: Kindle版

 



平城宮跡 (2).JPG平城宮跡


タグ:菊池 新
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塩入 [言葉]

そこは標高一メートルに満たない土地。しかも地名は「塩入(しおいり)だ。
江戸時代、津波高波の被害を塩入とよんだ。津波被害が繰り返される場所が、塩入もしくは塩入田とよばれているのを何カ所もみた。塩入という地名のついた場所に防災庁舎を建ててはいけなかったのである。


天災から日本史を読みなおす - 先人に学ぶ防災
磯田 道史 (著)
中央公論新社 (2014/11/21)
P185



天災から日本史を読みなおす - 先人に学ぶ防災 (中公新書)

天災から日本史を読みなおす - 先人に学ぶ防災 (中公新書)

  • 作者: 磯田 道史
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2014/11/21
  • メディア: 新書



 



 


DSC_1628 (Small).JPG普明山高野寺


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百姓 [言葉]

 古代においては、「百姓」と書いて「おおみたから」あるいは「たみ」と訓がつけられていました。逆に言えば、その訓にあてはまる言葉として「百姓」が用いられたのです。~中略~ つまり、「官人」「郡司」は官職・位階を持っている人ですが、それと併記して官職・位階を持っていない普通の人を指す言葉として「百姓」が用いられているのです。
その他、「郡司・百姓・不善輩」という面白い用例もあります。 「不善輩」とは、殺人や強盗を行ったり、博奕・双六に興じている人たちを指す言葉ですが、官職を持たないだけでなく、そういった「遊手浮食の徒」ともいわれたような人たちとは違う、普通の人々が「百姓」だったのです。
 そもそも「百姓」の「百」には「非常に多くの」「あらゆる」という意味があります。また、「姓」は姓氏、われわれの名字とは多少違いますが、血縁集団の名前ということになります。
そして、姓には職能が結びついていることもあるのです。従って、字義通りにとらえれば「百姓」は「あらゆる姓を持つ人々」あるいは「あらゆる職業の人々」が本来の意味であり、一般の普通の人々を指す言葉なのです。そこには先ほども述べたように、「農民」の意味はまったく含まれていません。

歴史を考えるヒント
網野 善彦(著)
新潮社 (2001/01)
P68

歴史を考えるヒント (新潮文庫)

歴史を考えるヒント (新潮文庫)

  • 作者: 網野 善彦
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2012/08/27
  • メディア: 文庫

 

DSC_4566 (Small).JPG求菩提山

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ユタ [言葉]


身内に別れて寂しい不幸の日を送った者は言うにおよばず、富栄えて眷属の多い人々でも、田舎では、つれづれなる夜の物語などに、この世の始めとわが家の始めを、もっと精彩に知らねばならぬと、考える折りが多かったことと思う、しこうしてこの要求に対しては、村々には物知りと称する女性がいた。
 物知りは沖縄の方では、ユタと呼ぶのがふつうである。
大島加計呂麻などでは正神、またホゾンカナシとも言っていた、本尊と頼む神仏の力によって、ただの人の目には見えぬ者を見る。
ゆえにその言うことが信ぜられた。今まで不明であった高祖の名でも事業でも、これに聞けばたちまち闇の園の灯火であった。

海南小記
柳田 国男 (著)
角川学芸出版; 新版 (2013/6/21)
P62


海南小記 (角川ソフィア文庫)

海南小記 (角川ソフィア文庫)

  • 作者: 柳田 国男
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2013/06/21
  • メディア: 文庫

 



DSC_1662 (Small).JPG吉野ヶ里遺跡


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自己認識能力 [言葉]

「自分を知る」という能力のことを「自己認識能力」といいます。 ~中略~  自己認識能力には、「自己内省力」と「自己客観力」という二つの要素があります。 ~中略~  自己内省力とは、自分の内面と向き合い、内なる自分を掘り下げる力。~中略~ そのような「自分の現状整理」も、まさに自己内省の作業です。  自己客観力とは、自分という人間を客観的に見る力。「自分を客観的に見るとは、周りの他人から自分はどのように見られているのか、どうあるべきだと思われているのかを常に考えるということです。それは、社会の中での自分の「立ち位置」を正しく認識することにもつながります。

メンタルトレーニング実践講座
田中ウルヴェ京 (著)
PHP研究所 (2009/7/18)
P51

メンタルトレーニング実践講座 (PHPビジネス新書)

メンタルトレーニング実践講座 (PHPビジネス新書)

  • 作者: 田中ウルヴェ京
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2009/07/18
  • メディア: 新書

DSC_2741 (Small).JPG植田正治写真美術館

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ランナウェイ [言葉]

澤口 ヒトに限らず、進化においてメスの好みは大きな鍵を握る問題です。
 もともと生物というのは、だいたいがメスがオスを選ぶようになっています。オスは選ばれるために自分をアピールしなくければならない。
~中略~

実はメスの理想はものすごく極端なところにあって、現実にそんなオスが存在しなくても、理想になるべく近いところで手を打っているんだ、というんです。

伸坊 ってことは、三高って一時いわれた、アレは・・・

澤口 けっこうメスの本質だったりするんです。簡単な例でいうとクジャクの羽ですね。
~中略~
この傾向は、派手な飾り羽をもつデメリットよりも、メスに選ばれるというメリットがわずかでも大きいうちは、どんどん進んでいきます。そして、デメリットのほうが重くなってもはや生存に耐えられなくなるギリギリのところでやっと止まる。
これを専門用語で「ランナウェイ」といいます。
 このランナウェイが暴走すると、大変困ったことになります。極端な性質が助長されてしまって、生存すら危うくなるんです。

平然と車内で化粧する脳
澤口 俊之 (著), 南 伸坊 (著)
扶桑社 (2000/09)
P157

平然と車内で化粧する脳

平然と車内で化粧する脳

  • 出版社/メーカー: 扶桑社
  • 発売日: 2000/09/01
  • メディア: 単行本

 

  -a9ad5.jpg龍蔵寺13

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和敬清寂 [言葉]

 禅の影響を受けた差動を大成した千利休が、茶の精神を「和敬清寂(わけいせいじゃく)」という言葉で表しています。
 和・・・人や自然に和して、逆らわない
 敬・・・すべてのものを敬う
 清・・・一点の曇りもない清い心とたたずまいでいる
 寂・・・煩悩にとらわれず、静かな落ち着いた心でいる
 人や自然と調和して、お互いを認めあい尊敬しあって生きること。雑念を手放し、何事にも動じない心を持つこと。

怒らない 禅の作法
枡野 俊明 (著)
河出書房新社 (2016/4/6)
P139

怒らない 禅の作法 (河出文庫)

怒らない 禅の作法 (河出文庫)

  • 作者: 俊明, 枡野
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2016/04/06
  • メディア: 文庫

 

 

DSC_2790 (Small).JPG島根県立美術館


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解脱 [言葉]

 解脱の「解」は解くということ、「脱」は脱ぐということです。つまり、われわれは、いつも目に見えない何ものかによって縛られている。それは、あるいは名誉欲であるかもしれませんし、金銭欲であるかもしれません。しかしいずれにしても、われわれは何かつまらないものによって、いつもがんじがらめになっている。同時にわれわれは、つまらないものをたくさん着込んでいます。
すっ裸で生きておればよいものを、いっぱいよけいなものを着込んでいる。またそれが人間の生活というものでしょう。
ですから、そういう自分を縛る妙なものから自分を解き放ち、またいっぱい着込んだ変なものを脱ぎ捨ててすっ裸になるということ、それが解脱ということです。
~中略~
 解脱というものは、やはり、泣くときには泣く、喜ぶときには喜ぶ、というものでなければなりません。
死は、あくまでも死として悲しむのです。しかしながら、それがあとまで尾を引かない、つまり執着をもたない、というのが真の解脱です。
解脱とは決して世の中から離れてしまうことではありません。むしろその中に飛び込んで、それと混然一体となって、それから少しも離れることがない、というのがほんとうの解脱の姿なのです。

なぜ、いま禅なのか―「足る」を知れ!
立花 大亀 (著)
里文出版 (2011/3/15)
P101

なぜ、いま禅なのか―「足る」を知れ! (名著復活シリーズ)

なぜ、いま禅なのか―「足る」を知れ! (名著復活シリーズ)

  • 作者: 立花 大亀
  • 出版社/メーカー: 里文出版
  • 発売日: 2011/03/15
  • メディア: 単行本

DSC_4765 (Small).JPG英彦山


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自然 [言葉]

「自然」という言葉には古くから、「しぜん」と「じねん」の二通りの読み方がありました。
これも文書を読む場合に注意が必要とされる言葉の一つです。「しぜん」と読む場合を挙げると、~中略~ 「もしも、万が一」の意味で用いられており、「万一、上野佐渡守が勝手なことを言ったとしても」と訳すべきなのです。そして、中世の文書の中ではこの意味でつかわれているケースが圧倒的に多いと思います(前掲、佐藤氏「〔新版〕古文書学入門」)。
~中略~
 ところが「じねん」と読む場合には、「おのずからそうであること」という意味に近い語として用いられています。
ですから、いずれの意味で用いられているかを古文書の文脈の中で判定することは、実はなかなかむずかしいのですが、中世文書の場合、「自然」は「もしも、万が一」と訳した方が間違いは少ないと思います。

歴史を考えるヒント
網野 善彦(著)
新潮社 (2001/01)
P181

歴史を考えるヒント (新潮文庫)

歴史を考えるヒント (新潮文庫)

  • 作者: 網野 善彦
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2012/08/27
  • メディア: 文庫

 

DSC_0682 (Small).JPG

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魚島(うおじま) [言葉]

 言葉でいうと、大阪あたりには魚島(うおじま)という言葉がある。陽春の季語でもある。
魚が内海の底で冬ごもりしているのが、海面が暖かくなるにつれ、明石から淡路あたりに出てくる。タイなどは、節分から八十日のあいだに日ましに色の紅さがあざやかになり、肉もついてきて、味がうまくなる。
魚島というのは島をあらわす地理的用語ではなく、魚が美味になるという季節をあらわす時間的な用語なのである。
私は魚が格別好きではないのが、春になって魚好きの連中から「魚島」という言葉を聞くと、自分の唾液までつられてしまうような豊かさを感ずる。その魚島の根拠地のひとつが明石の海浜なのである。

街道をゆく (7)
司馬 遼太郎(著)
朝日新聞社 (1979/01)
P97

 

街道をゆく〈7〉大和・壷坂みちほか (1979年)

街道をゆく〈7〉大和・壷坂みちほか (1979年)

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AGE [言葉]

 私たちは生きるために絶対に必要なものが、ブドウ糖と酸素です。このどちらかがなくなれば、私は命を落とします。しかし、皮肉なことに、ブドウ糖と酸素こそ私たちが老化をさせる原因ともなっているのです。
 ブドウ糖と酸素が結びつくことで、水と二酸化炭素とエネルギーが生産されます。この過程で、ブドウ糖が原因の「糖化」、酸素が原因の「酸化」という悪い作用が起きます。
糖化も酸化も、私たちの体のあちこちを気づつけ老化させます。生きていることそのものが、糖化や酸化の原因になるのですから、考えてみれば私たちは、おぎゃーと生まれたその瞬間から老化し始めているわけです。酸化は、比較的以前から知られています。一口に言えば体が「錆びる」ことだと考えていいでしょう。
~中略~
 一方、酸化以上に問題視されるようになった糖化は、体が「焦げる」状態だと思ってもらえばいいでしょう。~中略~
 糖化はタンパク質や脂肪がブドウ糖と結合することで劣化する反応のことです。
 タンパク質や脂質がブドウ糖と結びつくと、AGE(Adovanced Glycation End Products=終末糖化産物)というたちの悪い物質ができます。
後述しますがAGEこそが、ありとあらゆる病気や老化現象の真犯人だということがわかっています。

医者が教える食事術 最強の教科書――20万人を診てわかった医学的に正しい食べ方68
牧田 善二 (著)
ダイヤモンド社 (2017/9/22)
P186

医者が教える食事術 最強の教科書――20万人を診てわかった医学的に正しい食べ方68

医者が教える食事術 最強の教科書――20万人を診てわかった医学的に正しい食べ方68

  • 作者: 牧田 善二
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2017/09/22
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DSC_5578 (Small).JPG筋湯温泉 


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 [言葉]

郷という行政単位は、こんにちのものではない。大化の改新によって国の下は郡、郡の下は郷というふうに制定され、郷をもって行政の最末端組織とされた。
天平のころ、たとえば大和の高松塚のあるあたりは「飛鳥の檜前(ひのくま)(隈)郷(ごう)」といったふうによばれていたから、十分に定着したのであろう。
 要するに行政単位としての「郷」は律令時代の遺物で、平安末期、武士という地主階級があらわれると行政的には有名無実になってゆき、封建的な土地制度がしだいに精密になって一つの完成期に達した「太閤検地」のとき、まったく実体をうしなった。
 が、われわれはふつう、田園の古い共同体を歴史的気分を強くこめてよぶとき、とくに大和の場合など、わざわざ檜前郷、十津川郷、忍海(おしうみ)郷などとよぶ。薩摩などでは藩政期でも、出水(いずみ)郷、加治木郷などとよんで、郷を生きたことばとして使っていた。しかし、
「郷」
というのは、この世には存在しない行政単位のである。

街道をゆく〈9〉信州佐久平みち
司馬 遼太郎 (著)
朝日新聞社 (1979/02)
P27

街道をゆく〈9〉信州佐久平みち (1979年)

街道をゆく〈9〉信州佐久平みち (1979年)

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DSC_6239 (Small).JPG金峯山寺


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チョーキング [言葉]


 極度のプレッシャーや不安に対処しきれなくて、パフォーマンスが悲劇的に悪くなる―
こうした状態を「チョーキング」と呼びます。
「チョーク」とは「息がつまる」「窒息させる」という意味。文字通り、パフォーマンスの途中で窒息してしまったかのように、身体が動かなくなる状態がチョーキングです。
ゴルフでは「イップス」と呼ばれることが多いですが、スポーツ心理学ではチョーキングと表現します。
 チョーキングが起こりやすいのは、自分自身や周囲の期待が高いときです。
「どうぢても勝ちたい。勝たなければいけない」「勝たなければ意味がない」「見る人を感動させるような最高のパフォーマンスをしたい」・・・・・。
 過度に思うと、そういう状態に陥ります。また、自分のパフォーマンスに疑いがあるときにも生じることがあります。


ラグビー日本代表を変えた「心の鍛え方」
荒木 香織 (著)
講談社 (2016/2/19)
P124


ラグビー日本代表を変えた「心の鍛え方」 (講談社+α新書)

ラグビー日本代表を変えた「心の鍛え方」 (講談社+α新書)

  • 作者: 荒木香織
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2016/02/26
  • メディア: Kindle版

 



DSC_2610 (Small).JPG鰐淵寺

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近隣諸国条項 [言葉]

第二次大戦やそれ以前の歴史を外交に持ち出す国は私の知る限りこの三国(住人注;中国、韓国、北朝鮮)以外、世界中のどこにもありません。
~中略~
 近隣諸国条項 とは平たく言うと「中国、韓国、北朝鮮を刺激しかねない叙述はいけない」という政治的なものです。 子供の学ぶ歴史教科書において、歴史的客観性より「事を荒立てない」を優先するという滑稽な代物なのです。
ただし宮沢官房長官が血迷った結果、と一方的に片づける訳にもいきません。その後三十年近くもこの条項が存続しているという事実は、国民の多くがこれに違和感を持っていないことを意味するからです。だから問題は深刻なのです。

日本人の誇り
藤原 正彦 (著)
文藝春秋 (2011/4/19)
P54

日本人の誇り (文春新書)

日本人の誇り (文春新書)

  • 作者: 藤原 正彦
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2012/09/20
  • メディア: Kindle版

 

TS3E0701 (Small).JPG呉市 下浦刈

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漁業権 [言葉]

 大陸国アメリカやロシアでは一般的に海は身近ではなく、海の利用をめぐるトラブルなどはあまり起らないようです。しかし、海で遊び、自分で魚や貝を獲って食べたいという欲求は、日本人にとってごく自然な感情で、健全なものです。
 その欲求を制限する日本独自の制度が、漁業法、そして漁業権です。これら海の利用についてのルールを定めた制度については、ほとんど理解されていないためにトラブルが多発し、漁業者と市民が幾度となく対立してきました。

日本人が知らない漁業の大問題
佐野 雅昭 (著)
新潮社 (2015/3/14)
P22


日本人が知らない漁業の大問題 (新潮新書)

日本人が知らない漁業の大問題 (新潮新書)

  • 作者: 佐野 雅昭
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2015/03/14
  • メディア: 新書

 



IMG_0084 (Small).JPG旭川市旭山動物園


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底つき体験 [言葉]

失業したり、妻に去られたり、肝臓がぼろぼろになったり、危機的状況になったときにタイミングよくアプローチがなされることで、やっと酒をやめる必要性を素直に認めることになる。
そのように、にっちもさっちも行かない状況にまで追い込まれることを「底つき体験」と呼ぶ。
へたをすれば命を落としたり人生を棒に振ってしまうわけだが、それくらいの目にあわなければ生き方を転換することができないのが人間の悲しいところなのである。

はじめての精神科―援助者必携
春日 武彦 (著)
医学書院; 第2版 (2011/12)
P130

 


はじめての精神科―援助者必携

はじめての精神科―援助者必携

  • 作者: 春日 武彦
  • 出版社/メーカー: 医学書院
  • 発売日: 2011/12/01
  • メディア: 単行本


DSC_2633 (Small).JPG一畑寺(一畑薬師)


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青春 [言葉]

 また、思春期になると、性欲を中心としたC(住人注;幼児的な自我状態)の本能的な部分が急速に発達してくる。しかし、A(住人注;大人の自我状態)の発達はこれに伴わず、現実を吟味する力はまだ弱い。さらにこの時期になると、社会生活の拡大とあいまって、観念的なレベルでのP(住人注;親的な自我状態)もにわかに発達し、大人の世界の歪や矛盾が見えてくる。
青くさい理想主義の発展である。青年たちが声を大にして、人間のあるべき姿を世に訴えたり、宗教やイデオロギーの追求に熱中したりするのも、このためである。
このように、未だ現実に即した思考や判断の力をもたぬ未熟なAの状態で、いわば地獄ともいうべき本能的なCと、天上的ともいえる高遠な理想主義のPとの間で振り回される時期こそ、思春期なのである。
思春期では、このように P、A、Cの間に大きなアンバランスがあることが、むしろ自然な姿なのである。

セルフコントロール―交流分析の実際
池見 酉次郎 (著), 杉田 峰康 (著)
創元社; 新版 (1998/11)
P49

セルフコントロール 交流分析の実際

セルフコントロール 交流分析の実際

  • 出版社/メーカー: 創元社
  • 発売日: 2015/03/26
  • メディア: Kindle版

 

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脚本 [言葉]

交流分析では、人生におけるこのような反復傾向を「脚本」と呼ぶ。脚本とは、子ども時代に親たちを中心とする周囲の影響のもとで発達し、その後の対人関係を含めた人生体験によって強化された人生のプログラムであり、個人の人生の最も重要な局面で、行動を左右するものである。

セルフコントロール―交流分析の実際
池見 酉次郎 (著), 杉田 峰康 (著)
創元社; 新版 (1998/11)
P103

セルフコントロール 交流分析の実際

セルフコントロール 交流分析の実際

  • 出版社/メーカー: 創元社
  • 発売日: 2015/03/26
  • メディア: Kindle版

 

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「投機」と「投資」 [言葉]

「投機」とは要するに、利殖のみを目的に、一攫千金を狙って行う儲け事だ。得する人間が一人いれば、損する人間がその何倍もいる。
つまりは大勢の損が、少数の得に移転するだけの、ゼロサムゲームである。本質的にはパチンコや競馬、競輪と変わることがないギャンブルだ。
 それに対して「投資」は、畑に種を蒔いて芽が出て、やがては収穫をもたらしてくれるように、ゼロからプラスを生み出す行為である。投資がうまくいった場合、誰かが損をするということもなく、関係したみなにとってプラスとなる点が、投機とは本質的に異なる。また投機が非常に短期的なリターンを求めるのに対して、投資は本質的に長期的なリターンを求めるところも大きな違いだ。

僕は君たちに武器を配りたい
瀧本 哲史 (著)
講談社 (2011/9/22)
P210

僕は君たちに武器を配りたい

僕は君たちに武器を配りたい

  • 作者: 瀧本哲史
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2019/04/19
  • メディア: Kindle版

 

DSC_4142 (Small).JPG企救自然歩道


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ネオテニー [言葉]

澤口 「ネオテニー」幼形成熟、つまり幼い時期の特徴を保ったままで成熟し、繁殖することをいいます。
~中略~

伸坊 ハイ、ネオテニーですね、で人間がそもそもネオテニーだってことなんですか。
澤口 そうなんです。そして私たちモンゴロイドは、進化学的に見ると、ヒトのなかでもっともネオテニーが進んでいて、未熟性を過分に身につけてきた経緯があります。
簡単にいうと、未成熟性はモンゴロイドの特徴なんです。

平然と車内で化粧する脳
澤口 俊之 (著), 南 伸坊 (著)
扶桑社 (2000/09)
P13

平然と車内で化粧する脳

平然と車内で化粧する脳

  • 出版社/メーカー: 扶桑社
  • 発売日: 2000/09/01
  • メディア: 単行本

 

-050c4.jpg龍蔵寺1

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デマ [言葉]

煽動政治家が民衆を扇動することを、英語でデマコギーという。
日本では、略してデマという。日本語でデマをとばすといえば、いい加減な、でたらめなことを言いふらすという意味である。デマがデマだとわかっていれば、弊害はない。まことしやかなデマには、よほどしっかりしていないと、たいていの人はのせられる。

民主主義
文部省 (著)
KADOKAWA (2018/10/24)
P133

民主主義 (角川ソフィア文庫)

民主主義 (角川ソフィア文庫)

  • 作者: 文部省
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2018/10/24
  • メディア: Kindle版

 

DSC_6222 (Small).JPG金峯山寺


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独裁主義 [言葉]

 民主主義の反対は独裁主義である。独裁主義は権威主義ともよばれる。
なぜならば、独裁主義のもとでは、上に立っている者が権威を独占して、下にある人々を思うがままに動かすからである。
国王や、独裁者や、支配者たちは、あるいは公然と、あるいは隠れて、事を決し、政策を定め、法律を作る。そうして、一般の人々は、ことのよしあしにかかわらずそれに従う。
その場合に、権威を独占している人間は、下の人たちにじょうずにお世辞を言ったり、これをおだてたり、ときにはほめたたえたりするであろう。
しかしその人たちはどこまでも臣民であり、臣下である。そうして臣下は、その主人の命令に、その気まぐれな意思にさえ、無条件に従わせられる。だから独裁主義は、専制主義とか、全体主義とか、ファシズムとか、ナチズムとか、そのほかいろいろな形をとって表われるが、その間には根本の共通点がある。
それは、権威を持っている人間が、普通一般の人々をけいべつし、見おろし、一般人の運命に対して少しも真剣な関心をいだかないという点である。

民主主義
文部省 (著)
KADOKAWA (2018/10/24)
P21

民主主義 (角川ソフィア文庫)

民主主義 (角川ソフィア文庫)

  • 作者: 文部省
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2018/10/24
  • メディア: 文庫

DSC_6221 (Small).JPG金峯山寺


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傾聴 [言葉]

 相手が困っている時に有効なのは「傾聴」です。
傾聴とは、「相手に関心を持ち、相手を理解したいと願って、耳を傾けて相手の言葉を聴くこと」です。

マインドフルネス 「人間関係」の教科書 苦手な人がいなくなる新しい方法
藤井 英雄 (著)
Clover出版 (2017/5/25)
P98

マインドフルネス 「人間関係」の教科書――苦手な人がいなくなる新しい方法 (スピリチュアルの教科書シリーズ)

マインドフルネス 「人間関係」の教科書――苦手な人がいなくなる新しい方法 (スピリチュアルの教科書シリーズ)

  • 作者: 藤井英雄
  • 出版社/メーカー: clover出版
  • 発売日: 2020/07/30
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

DSC_3631 (Small).JPG海峡花火大会

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断捨離 [言葉]

断捨離は、知らずに自分自身で作り出してしまっている重荷から解き放たれ、快適な生活や人生をとりもどすための方法であるということのようで、単なる「片付け」や「整理整頓」とは一線を引くというのも大事な点のようだ。 簡単に言えば、日常生活に不要なモノを断ち(断)、要らないモノを捨て(捨)、モノへの執着から離れる(離)といった生き方そのものである。  

空海に出会った精神科医: その生き方・死に方に現代を問う
保坂 隆 (著)
大法輪閣 (2017/1/11)
P166

空海に出会った精神科医: その生き方・死に方に現代を問う

空海に出会った精神科医: その生き方・死に方に現代を問う

  • 作者: 隆, 保坂
  • 出版社/メーカー: 大法輪閣
  • 発売日: 2017/01/11
  • メディア: 単行本

DSC_3424 (Small).JPG海峡花火大会

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