土下座する人には注意 [対人関係]
是が非でも自分のいうとおりにしてもらいたいと思うとき、土下座という手段を使う人がいる。
論理的に説得するのが下手であったり不可能であったり、また相手がノーといい続けているようなとき、突如として身を床に投げ出し、頭を床につけた礼をするのである。
このような大げさな振る舞いをする人は、性格的にも支離滅裂な人である。人に頼むときは下手に出るが、人が願いごとをしてくるときは居丈高になるひとだ。~中略~
一時的にではあれ卑屈な態度を取ることができる人は、自分の利になる目的のためには、自分の人格を貶めるのも平気なのだ。自分の人格を無視しても何とも思わない。土下座する人にはご注意、である。
超説得力
山崎 武也 (著)
講談社 (2003/11)
P75
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