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心と行動を読み解き、顧客をつかむ [経営]

①お客さんの感性に訴え、感性を育成する
②人間的なコミュニケーションを行い、顧客コミュニティを育成する。
③感性を軸にした商品ライン・MD(マーチャンダイジング)を持つ

>>>MD(マーチャンダイジング)

小阪裕司 (著)
「感性」のマーケティング 心と行動を読み解き、顧客をつかむ
PHP研究所 (2006/11/18)
P145

「感性」のマーケティング 心と行動を読み解き、顧客をつかむ (PHPビジネス新書)

「感性」のマーケティング 心と行動を読み解き、顧客をつかむ (PHPビジネス新書)

  • 作者: 小阪 裕司
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2006/11/18
  • メディア: 新書


-dd25e.jpg金堂
タグ:小阪裕司
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なぜ祈る [宗教]

P84
貴人に向かってはいえないような義に反した言い方で「もしも願いが成就したなら、鳥居を寄進し、社の修復をさせていただきます」と祈願したら、受け入れるかどうか躊躇(ちゅうちょ)する浅ましい神が存在するだろうか。
そういう神はいないと高をくくって非礼なものを奉納し、神を冒瀆(ぼうとく)すれば、いつか神罰を受けるだろう。恐ろしいことだ。「心さえ人としての真(まこと)の道に適っているなら、祈らなくても神が守ってくれる」という意味の北野神社の御神詠(ごしんえい)(心だに まことの道に かなひなば祈らずとても 神やまもらん)もある。
 中国に目を転じても、孔子が重病になったとき、弟子の子路(しろ)が祈禱を打診すると、孔子は「私は、自分の行いを正すために普段からずっと祈っている。だから、病気になったからといって改めて祈ったりしない」(丘(きゅう)の禱(いの)ること久し)と答えたと「論語」(術而(じゅつじ)篇)は記している。
 ※丘(きゅう)の禱(いの)ること久し 孔子の病気が重篤になった。子路は、祈禱をなさいませんかと請うた。
孔子は、「そういう先例があるのか」と尋ねた。「「誄(るい)という昔の詞に天地の神々に祈るとあります」と子路が答えると、孔子は「私は、自分の行いを正すためにずっと祈ってきた。だから、病気のことで祈りたいとは思わない」と答えた。
(子疾(やまい)病(へい)す。子路禱(いの)らんことを請ふ。子曰く、諸(これ)有りや。子路對(こた)へて曰く、之れ有り。誄(るい)に曰く、爾(なんじ)を上下(しょうか)の神秖に禱ると。子曰く、丘の禱ること久し)

P85
礼を欠き義に背く賄賂(わいろ)を、わが国の神々が歓迎するはずもない。神は清浄潔白の源ともいうべき存在なので、神明(しんめい)というのである。
およそ神を信仰するのは、心を清浄にするためだ。ところが、礼に反し義に背くさまざまな願いを胸に抱いて、朝に晩にと神社へ足をはこび、さまざまな賄賂の手段を弄して神に祈る。不浄な思惑で神の清浄を穢(けが)す者がいたら、それこそ紛れもない罪人で、神罰を受けるのがふさわしい。

石田梅岩『都鄙問答』 (いつか読んでみたかった日本の名著シリーズ14)
石田梅岩 (著), 城島明彦 (翻訳)
致知出版社 (2016/9/29)

  

DSC_6301 (Small).JPG丹生川上神社下社


タグ:石田梅岩
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顧客の立場で考える [経営]

P77
  今の顧客は、売り手が自分たちの都合を押し付けていることを敏感に感じ取ります。
 大切なのは常に”顧客の立場で”考えることです。わたしが”顧客のために”という言葉を社内で禁止するのも、この決めつけや押し付けをなくし、常に”顧客の立場で”で考えることを徹底させるためです。
鈴木 敏文

P214
死に筋排除の大切さは、FC会議でも繰り返し話します。ただ、それをオーナーにそのまま伝えるなら誰でもできます。
重要なのは、どんな情報が相手にとってメリットがあるのか、どんな情報に価値を感じるのか、相手の立場に立って考え、自分なりに消化した情報を提供することです。
鈴木 敏文

勝見 明 (著), 鈴木 敏文, 野中 郁次郎
セブン‐イレブンの「16歳からの経営学」―鈴木敏文が教える「ほんとう」の仕事
宝島社 (2005/10)

セブン‐イレブンの「16歳からの経営学」―鈴木敏文が教える「ほんとう」の仕事

セブン‐イレブンの「16歳からの経営学」―鈴木敏文が教える「ほんとう」の仕事

  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2020/03/28
  • メディア: 単行本




 

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邦に道なきとき、富且つ貴きは恥なり [倫理]

 

一三 子曰わく、篤く信じて学を好み、死にいたるまで守りて道を善くす。
危邦には入らず、乱邦には居らず。天下道あるときは即ち見(あら)われ、道なきときは即ち隠る。
邦(くに)に道あるとき、貧しく且つ賤しきは恥なり。邦に道なきとき、富且つ貴きは恥なり。


~中略~


先生がいわれた。
「かたい信念をもって学問を愛し、死にいたるまで守りつづけて道をほめたたえる。危機をのぞんだ国家には入国せず、内乱のある国家には長く滞在しない。
天下に道義が行われる太平の世には、表にたって活動するが、道義の失われる乱世には裏に隠れる。
道義が行われる国家において、貧乏で無名の生活をおくるのは不名誉なことである。道義が行われない国家において、財産をもち高位に上るのは不名誉なことである」
泰伯篇


                  論語

           孔子 (著), 貝塚 茂樹

                       中央公論新社 (1973/07)

                       P223

論語 (中公文庫)

論語 (中公文庫)

  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 1973/07/10
  • メディア: 文庫


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挨拶 [倫理]

 挨拶とは、ことばでありマナーである。だが、その源は心ばえである。心がからっぽじゃ、ことばも、ことばを添えるマナーもない。
だから、挨拶が入り用なときは、その事柄へ心こまやかにするのが先決で、自然にことばは心に引っぱられて出てくる、とわたくしは思う。

幸田 文 (著), 青木 玉 (編集)
幸田文しつけ帖
平凡社 (2009/2/5)
P148

幸田文しつけ帖

幸田文しつけ帖

  • 出版社/メーカー: 平凡社
  • 発売日: 2009/02/05
  • メディア: 単行本


-83391.jpg佛谷寺 

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移らかす [対人関係]

  「どんなことにでも”移らかす”ということがあるものだ。
眼前、あるいはあくびなどは他人に移ってゆくものだし、時が移るということもある。
集団の合戦のとき、敵が浮き調子事を急いでいると見えたら、それにはまったく気にかけない様子をしてできるだけゆっくりしていると、敵のほうもこちらにつられて気をゆるませてしまうものである。
そのゆったりとした気分が移ったと思ったら、こちらは心を空にして強く速く仕掛けてゆき、勝利を得るようにするのである。

一対一の戦闘においても、自分のほうがことさら身も心もゆったりと見せ、これが移って敵のたるんだときを見つけて、強く速く打つのが肝要だ。あるいはまた”酔わせる”といって、移らかすこととよく似ているのがある。退屈の気持ち、上っ調子の気持ち、弱気などを示して相手を引きこんでしまうのである」
(移らかすということ)

 敵の心理を知ろうとするばかりではだめだ。それを、こちらの思うような状態に変えさせてしまうことが必要である。

奈良本 辰也 (著)
宮本武蔵 五輪書入門
学習研究社 (2002/11)
P190

宮本武蔵 五輪書入門 (学研M文庫)

宮本武蔵 五輪書入門 (学研M文庫)

  • 作者: 奈良本 辰也
  • 出版社/メーカー: 学習研究社
  • 発売日: 2020/03/25
  • メディア: 文庫


2182023阿形(あぎょう)

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故郷 [所感]

東日本大震災、土砂災害、洪水、地震、コロナウイルスの蔓延、
いろいろな事が起きるたびに思います。
グローバル社会と言われていますが
生まれ故郷で青春を過ごし、結婚し、生計を立て、子を育て、幼なじみと老後を過ごし、故郷の土に帰る。
そんな暮らしが一番幸せ。

DSC_0073m (Small).JPGKIMG1803m (Small).JPG
朝倉市

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儒者 [学問]

P73
心は体の主人(あるじ)である。かつまた、「儒は、その徳で体を潤す」(儒有り、身を澡(そそ)ぐに徳に浴し)と「礼記」(儒行篇)も記しているように、「儒」とは「濡」であって「うるおす」という意味なのだ。
「体をうるおすことは、心をうるおすこと」と理解すべきである。朱子の「孟子集註」(序説)にあるように、「孟子」という書物も「心上(しんしょう)(心のありよう)から説き始めている。「心を知る」と志が強くなり、 「義理」(義の道理)がよくわかるようになるので、学問は上達する。
だが、「心を知らない」と、せっかく学問をしても、ぼんやりとした状態で自己流でやるので、何かに気づいたり新しいことを発見したりする可能性がない。

P79
ただ単に書を講じるだけでは、「真の儒者」とは言い難い。 生まれ持った「本性」を自覚して自身を濡(うるお)している者を真の儒者というのだ。 汗牛充棟(かんぎゅうじゅうとう)という熟語で示されるような膨大な量の書物を読破したとしても、「性理」というものがわかっていない者は、朱子が「大学章句」(序)で述べた「書物の文章をただ暗誦させるだけの俗物の儒者」(俗儒(ぞくじゅ)の記誦詞章(きしょうししょう)の習い)でしかなく、真の儒者ではない。

石田梅岩『都鄙問答』 (いつか読んでみたかった日本の名著シリーズ14)
石田梅岩 (著), 城島明彦 (翻訳)
致知出版社 (2016/9/29)

 

 

DSC_6296 (Small).JPG丹生川上神社下社


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原理主義は危険 [ものの見方、考え方]

憲法改正の問題にふれると、必ず反戦論者の矢内原(やないはら)門下から苦情が出ますから、まず一言いたします。
戦後の初代の東大教養学部長であり、次に東大総長となった矢内原忠雄の感化が強かった東大駒場キャンパスでは、敗戦直後から一九六八年までの間、内村・南原・矢内原系の、教会制度によらず聖書のみを信仰のよりどころにする無教会キリスト教の存在感は一頭地を抜いていました。
内村鑑三は日露戦争に際して非戦論を唱えた人で、矢内原忠雄は一九三七年、日本軍部の戦争政策を批判して教授の職を追われた人です。その人たちは絶対平和主義、無抵抗主義を唱えました。
 しかしその派の教授・助教授が大学紛争に際して平常心をなくし、中にはゲバ棒をふるう連中を支持する学生部職員の助教授も出るに及んで―今の皆さんは喜劇的とお考えでしょうが、しかしその助教授の子息は一旦は学生闘争にのめり込んだ挙句自殺してしまったのだから悲劇的と呼ぶべきでしょう―、紛争後はその派の影響力はとみに弱くなりました。

 しかし大学の新入生の中には宗教に救いを求めるタイプの若者が毎年必ずいるのです。
人間は安心してそれに頼れる価値の体系を求めます。
それがあるいはマルクシズムであったり、クリスチャニズムであったり、真理教であったりする。~中略~ そうした純粋というかナイーヴな人は、無教会キリスト教という窓口がなくなったあとの紛争後は、原理(統一教会)などの新興宗教にはまる者も次々と出ました。
 彼らの中のある者はカルト集団の手先となってビラを配り、学生部長室に押しかけては大声をあげたが、そのさまはかつての全共闘の学生や民青同盟の男女とそっくりでした。その種の若者のある者はしまいにはオウムにんまで突き進んだらしい。「南原・矢内原・麻原か」という溜息が洩れました。
 しかしそのことから逆にいえることは、無教会という集団で一時期声高に叫んだ絶対平和主義もまた所詮カルトの要素を含んだ宗教運動だったのではないかということです。
もちろん人間観とか神観とかは全く違うものでしょうが、あの吊り上った眼、思い上がった自己正義化、他人に耳をかさぬ態度など、現象面共通性を指摘されるとなるほどとうなずける節がないわけではありません。


日本人に生まれて、まあよかった
平川 祐弘 (著)
新潮社 (2014/5/16)
P41

日本人に生まれて、まあよかった (新潮新書)

日本人に生まれて、まあよかった (新潮新書)

  • 作者: 平川 祐弘
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2014/05/16
  • メディア: 新書



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宗教のリミッター [哲学]

 どの宗教体系においても、反社会的行為へと暴走する可能性は秘めています。それは間違いありません。しかし、実践と思想と歴史によって鍛え上げられてきた制度宗教の体系は、そのようなトラップに躓(つまず)かないよう、きちんと逆方向へと引っ張る力が働くような構造をもっているのです。
 前出の、瞑想や禅においてしばしば起こる神秘的体験を単なる生理現象として切り捨てるという態度は見事なリミッターです。実際、不眠・過労・食制限などによって、生理的な負荷を増大させれば、通常では得難いイマジネーションを体験できます(オウム真理教のように薬物を使用すれば、もっと簡単に実現できますね)。
しかし、それは宗教体験の副次的産物でしかないことを知らしめる仕掛けが、鍛え上げられてきた体系にはきちんと内臓されているんです。もし、その体系を順に辿ることなく、理念のつまみ喰いをすれば、己の体験を必要以上に評価し、結果として自我肥大を起こすのも無理はないと思うのです。

「消費される宗教」や「情報としての宗教」の問題点はここにあるのではないでしょうか。それは自我を守るための道具であり、自我防衛反応としての霊性ではないか、と問いかけたいわけです。
このあたり、イスラム歴史学者のイブン・ハルドゥーンが言う、「ある程度制度宗教に精通せねば宗教が内包している毒を避けられない」という指摘は重要だということがわかります。どのような「宗教」においても、その体系をきちんと順序よくたどっていかねばうまく機能しないのではないでしょうか。
   禅では、瞑想による神秘体験が智慧の獲得だとは考えません。仏教の智慧とはあくまで、ものごとの本質をありのままに見通し、あたり前のことをあたり前として引き受ける態度のことです。
現代の霊性論では、瞑想による生理現象と仏教が説く智慧とをごっちゃにしているのをよく見かけます。

いきなりはじめる仏教生活
釈 徹宗 (著)
バジリコ (2008/4/5)
P192

いきなりはじめる仏教生活 (木星叢書)

いきなりはじめる仏教生活 (木星叢書)

  • 作者: 釈 徹宗
  • 出版社/メーカー: バジリコ
  • 発売日: 2008/04/05
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


DSC_6229 (Small).JPG

臼杵石仏古園石仏


タグ:釈 徹宗
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DTC(Direct to Customer Campaign) [言葉]

 まずGSK(住人注:現在(二〇〇九年)世界第井二位の英国の巨大製薬会社)のうつ病の啓発活動のメッセージは以下のとおりである(GSKのホームページより要約)
1うつ病は誰でもかかりうる病気である。
2うつ病は適切な治療で治る病気である。
3うつ病は早期の受診による治療が重要である。

うつ病患者への受診を勧めるシンプルなメッセージである。病気の啓発運動というのはわかりやすく、受診につながることが大切である。
 1「誰でもかかりうる病気」で軽い不安を感じさせ、2「治る病気」で希望を与え、3「早期受診が重要」で具体的な行動を取るように勧める。
1不安、2希望、3行動、という三ステップのメッセージとなる。
問題はこういったメッセージをどうやって社会に浸透させていくかである。GSKはうつ病の啓発活動においてDTC(Direct to Customer Campaign)という手法を行った。
~中略~

 DTCでは、まずは一般向けのマスメディア、つまり新聞広告、テレビ、雑誌、インターネット、を使って世間への露出を増やす。
内容は有名人のうつ病体験記だったり、精神科医によるうつ病についての話だったり、様々である。
こういった広告には、無料フリーダイヤルの電話番号や啓発サイトのアドレスと共に、「無料でハンドブックや教材を提供します」と書かれてある。
こうして、うつ病に関心がある人々を、コールセンターや自社で作ったうつ病啓発サイトへと誘導する。

 DTCといっても基本的に某カツラメーカーの「電話してね」というやり方と同じである。
カツラでも、抗うつ薬でも、投資用マンションでも、セールスの基本に変りはない。いかに顧客とダイレクトに接触できる場をつくれるかにかかっている。

冨高 辰一郎 (著)
なぜうつ病の人が増えたのか
幻冬舎ルネッサンス (2009/7/10)
P96

なぜうつ病の人が増えたのか (幻冬舎ルネッサンス新書)

なぜうつ病の人が増えたのか (幻冬舎ルネッサンス新書)

  • 作者: 冨高 辰一郎
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎ルネッサンス
  • 発売日: 2010/08/25
  • メディア: 新書


-c059c.jpg北向観音4
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簡単に減量できる方法などない [社会]

  日本は最近の「メタボ」ブームが起こるまでは、先進国の中では珍しく肥満が少ないためそれほど大きな問題とはなっていませんでした。
そのため、これらの医薬品(住人注;抗肥満薬)のほとんどは販売されたことがなく一般への知名度もあまり高くないと思います。
実際のところ、これらの医薬品は肥満の解決には程遠い成果しか出せていないのです。

畝山 智香子 (著)
ほんとうの「食の安全」を考える―ゼロリスクという幻想
化学同人 (2009/11/30)
P145

ほんとうの「食の安全」を考える―ゼロリスクという幻想(DOJIN選書28)

ほんとうの「食の安全」を考える―ゼロリスクという幻想(DOJIN選書28)

  • 作者: 畝山 智香子
  • 出版社/メーカー: 化学同人
  • 発売日: 2009/11/30
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


-9fe9a.jpg

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早起きの秘訣 [倫理]

早起きの秘訣?
そんなものがあるものですか、ただ「やればできる」のです。
「さあ明朝から早く起きるぞ」ときめて起きたらよいのです。
「清き耳」より

丸山 敏秋 (著), 倫理研究所
幸せになる法則を発見した人 丸山敏雄伝
近代出版社 (2001/11)
P11

文部科学省生涯学習政策局認可の社会教育団体で、全国に五十万人を超える会員をもつ団体、社団法人倫理研究所。その創始者である丸山敏雄が唱えた、生活の法則と幸せの法則、彼の人と生涯、思考・美学・感性などをまとめる。

幸せになる法則を発見した人 丸山敏雄伝

幸せになる法則を発見した人 丸山敏雄伝

  • 出版社/メーカー: 近代出版社
  • 発売日: 2020/03/18
  • メディア: 単行本


DSC_2877 (Small).JPG丸山敏雄生家

 

1937929天岩戸神社

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宗教の役割 [宗教]

牧師であり大学教授でもある鈴木崇臣(たかひろ)氏の「韓国はなぜキリスト教国になったか」(春秋社、二〇一二年)では、韓国ではこの四〇年間に爆発的にキリスト教徒が増え、いまや人口の四割を占めるほどになったという事実がくわしく述べられている。
 そしてその背景に、「とにかく何かのために祈る」というこの国の人たちの純粋性とともに、「祈らざるをえない」という彼らが置かれてきた歴史的、社会的な苦難の状況があったことが指摘されている。
 実はいま中国でもひそかにキリスト教が広まりつつあるといわれているが、その中心になっているのは富裕層ではなく貧困層や若者たちだという。つまり、ここでも出発になっているのは、「神さま、弱い私を見捨てないでください、お救いください」という小さな声での「祈り」ということだ。
 一方、日本ではどうなのだろうか。仏教、神道に親しみを持つ若者は増えているように見えるが、最初の例でも明らかなように「パワー」とか「仏像」「鳥居のデザイン」など”宗教の周辺”であればよいのだが、中核的な信仰に関する問題となるととたんに警戒してしまう。
~中略~
 紀藤(住人注;正樹)弁護士は著書「マインドコントロール」(アスコム、二〇一二年)の中で、日本の既存宗教に対して「魂の救済にコミットしてないことを猛省せよ」と強い口調で呼びかける。 いまの日本では、深い悩みごとを抱え、誰かに話したい、人生を決めてもらいたいと望んでいる人は少なくない。 しかし、宗教がそういう人たちひとりひとりにしっかり向き合おうとしないからこそ、営利目的の宗教まがいの集団などが跳梁跋扈(ちょうりょうばっこ)し、マインド・コントロールの被害者になる人が後を絶たないのだ、というのが紀藤氏の主張だ。
~中略~

 ということは、日本にはおこまでのシビアな状況がなく、「祈らなくても何とかなるよね」という雰囲気の中で宗教が必要にされてこなかったのではないか、と考えることもできると思う。
しかし、紀藤氏はそうではなくて、実は困難な状況に置かれて「助けてください」と祈りたい人も多いのに、それにむしろ宗教が応えられていないのが日本、という考えだ。
~中略~
 本当は「私が進む道に光を与えてください」といちばん祈りを必要としているのは日本の若者なのかもしれないが、彼らは正しい意味で宗教と出会えないまま、いたずらに心霊スポットめぐりを続けているのだとしたら、事態は結構深刻だと考えられる。

若者のホンネ 平成生まれは何を考えているのか
香山リカ (著)
朝日新聞出版 (2012/12/13)
P198

若者のホンネ 平成生まれは何を考えているのか (朝日新書)

若者のホンネ 平成生まれは何を考えているのか (朝日新書)

  • 作者: 香山リカ
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2012/12/13
  • メディア: 新書



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”快”を増やせ、”不快”を減らせ [ものの見方、考え方]

「心の状態を見る」というブッダの考え方にてらせば、幸か不幸かは、”快”か”不快”かという心の状態で定義することになります。

反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」
草薙龍瞬 (著)
KADOKAWA/中経出版 (2015/7/31)
P121

反応しない練習  あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」

反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」

  • 作者: 草薙龍瞬
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA/中経出版
  • 発売日: 2015/07/31
  • メディア: 単行本

DSC_2886 (Small).JPG求菩提山 龍王院

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商人の道 [処世]

 遠い昔、自分のところで余った物を、不足している物と物々交換することで、相互間に流通させたのが、商人の発祥(おこり)とのことだ。商人は、銭勘定に精通することで日々の生計を立てているので、一銭たりとも軽視するようなことを口にしてはならない。そうした日々をこつこつと積み重ねて富を貯えるのが、商人としての正しい道である。
 その場合の”富の主人(あるじ)”は誰かというと、世の中の人々である。買う側と売る側という立場の違いはあっても、、主人も商人自分も互いの心に違いはないのだから、一銭を惜しむ自分が気持ちから推し量って、売り物の商品は大切に考え、決して粗末に扱わずに売り渡すことだ。そうすれば、買った人も、最初のうちは金が惜しいと思うようなことがあっても、商品のよさが次第にわかってくると、金を惜しむ気持ちはいつの間にかなくなるはず。
~中略~
 いわずもがなのことであるが、商人は、国の法をよく守り、わが身をよく慎まなければならない。商人といえども、人としての道を知らずに金儲けをし、しかも不義の金を儲けるようなことがあっては、やがては子孫が絶える結果を招きかねない。心底から子々孫々を愛する気持ちがあるなら、まず人としての正しい道を学んで家業が栄えるようにするべきであろう。

石田梅岩『都鄙問答』 (いつか読んでみたかった日本の名著シリーズ14)
石田梅岩 (著), 城島明彦 (翻訳)
致知出版社 (2016/9/29)
P63

 

  DSC_6311 (Small).JPG丹生川上神社下社


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逆暗示を払いのける [ものの見方、考え方]

  誘導自己暗示は、医療にとって代わるものではない。
それを用いたからとて、永久に生きのびたり、人生諸般の災難病苦から逃れたりするわけにはゆかないのだ。

~中略~
聖人の無意識の中にある記憶は、現在のところ、子供のときから貯えられてきた無数の逆暗示で充満している。
誘導自己暗示に課せられた第一の仕事は、密集しているこの精神的障害を払いのけることであろう。

~中略~
病気に襲われたとき、それを払いのけるだけの有力な手段がわれわれの内部にそなわっていることは事実である。
しかし、だからといって、外部から病気をとりのぞく補助手段が無用になるわけではない。
自己暗示と通常の医療は手を相携えて、おたがいに相補うべきである。

もし病気になったら、従前どおり医師にみてもらうがよい。
だが、やはり誘導自己暗示の力もかりて、医師の治療をさらに補強拡大すべきである。

C.H.ブルックス、E.クーエ (著), 河野 徹 (翻訳)
自己暗示
法政大学出版局; 新装版版 (2010/1/14)
P100

自己暗示〈新装版〉

自己暗示〈新装版〉

  • 出版社/メーカー: 法政大学出版局
  • 発売日: 2010/01/14
  • メディア: 単行本


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武士のこころとは [日本(人)]

  武士の心とは何かと問いつめてゆくと、たいていは、ただ死ということについてよく覚悟しておくのだと答えがあるだろう。
だが、死ぬということぐらいなら、僧侶でも女でも、百姓より下の者でさえちゃんとわきまえているのであり、なにも武士だけに限っているわけではない。義理を知り、恥を思い、死を思い定めることにおいては武士も武士でない者も、そこに差のあるものではないのだ。
武士が兵法を実行するこころは、何ごとにおいても他人に勝れているところが第一であり、個人対個人の闘いに勝ち、数人の戦に勝ち、主君のため我身のために、名をあげ身を立てようとする。これは兵法の徳によってこそ可能になるのである。」
(地の巻・序)

奈良本 辰也 (著)
宮本武蔵 五輪書入門
学習研究社 (2002/11)
P57

宮本武蔵 五輪書入門 (学研M文庫)

宮本武蔵 五輪書入門 (学研M文庫)

  • 作者: 奈良本 辰也
  • 出版社/メーカー: 学習研究社
  • 発売日: 2020/03/14
  • メディア: 文庫


2181885西大寺四王堂

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動物実験だけでは解らない [社会]

P148
  動物実験の結果には人間に比較的あてはまりやすいものからそうでもないものまでいろいろあるのですが、食行動についてはあてはまりにくいものの代表のようなものです。
つまり抗肥満薬に効果があるかどうかは人間で実際に使ってみなければわからないのです。

~中略~
たとえば、食欲抑制剤リモナバンは、副作用として鬱を誘発し、その結果として自殺を誘発するためヨーロッパで認可取り消しとなりました。
動物が自殺を企てることはありませんから、そのような重大な副作用は人間で使ってみなければわからないものです。

P156
科学的には、抗酸化ビタミンサプリメントによるがん予防という夢は、ほぼ完全に否定されているのです。

~中略~
これらの事例から言えるもうひとつのことは、動物実験や細胞培養でどんなに期待できるような結果が出ていても、実際はヒトで調べてみないとわからない、ということです。

畝山 智香子 (著)
ほんとうの「食の安全」を考える―ゼロリスクという幻想
化学同人 (2009/11/30)


 

ほんとうの「食の安全」を考える―ゼロリスクという幻想(DOJIN選書28)

ほんとうの「食の安全」を考える―ゼロリスクという幻想(DOJIN選書28)

  • 作者: 畝山 智香子
  • 出版社/メーカー: 化学同人
  • 発売日: 2009/11/30
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)








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自己嫌悪とは [哲学]

自己嫌悪とは自分への一種の甘え方だ、最も逆説的な自己陶酔の形式だ。
「現代文学の不安」4-17

新潮社 (編集)
人生の鍛錬―小林秀雄の言葉
新潮社 (2007/04)
P29

人生の鍛錬―小林秀雄の言葉 (新潮新書)

人生の鍛錬―小林秀雄の言葉 (新潮新書)

  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2007/04/01
  • メディア: 新書


-f9042.jpgマリンビューワーなんごう4


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同じ石では二度転ばない [人生]

他人の失敗を見て笑う人は多いが、失敗の原因や歴史を真剣に研究し、学び、改善して活かす人は少ない。
みずからの失敗はもちろんのこと、他人の失敗を活かすことが大切だ。

若松 義人 (著)
トヨタの上司は現場で何を伝えているのか
PHP研究所 (2007/3/16)
P89

トヨタの上司は現場で何を伝えているのか (PHP新書)

トヨタの上司は現場で何を伝えているのか (PHP新書)

  • 作者: 若松 義人
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2007/03/16
  • メディア: 新書



 

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業者に踊らされるな [社会]

  その一方で消費者の「合成添加物忌避感情」のために、製造業者が安全性の高い指定添加物を安全性が定かではない天然添加物に切り替える動きが加速しています。

~中略~ 
消費者にとっても事業者にとってもデメリットが大きいのですが、「消費者がそれを要求している」という理由で使われ続けています。
しかし本当に消費者が要求しているのでしょうか?消費者は事実をよく理解しないまま、なんとなく「天然だから安心」という、自社製品の宣伝のために他社製品に根拠のない誹謗を行っている一部の業者に踊らされているだけではないかと思います。

畝山 智香子 (著)
ほんとうの「食の安全」を考える―ゼロリスクという幻想
化学同人 (2009/11/30)
P29

ほんとうの「食の安全」を考える―ゼロリスクという幻想(DOJIN選書28)

ほんとうの「食の安全」を考える―ゼロリスクという幻想(DOJIN選書28)

  • 作者: 畝山 智香子
  • 出版社/メーカー: 化学同人
  • 発売日: 2009/11/30
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


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安心社会と信頼社会 [社会]

 本書をここまで読み進めてこられた読者は、すでによくお分かりだと思いますが、この地球上には安心社会と信頼社会という二種類の社会が存在します。
 おさらいになってしまいますが、メンバー同士の相互監視や制裁といった仕掛けを通じて、人間同士の結びつきの不確実さを解消していこうとするのが安心社会んのありかたです。
 このような社会に生きる人たちにとって、集団の外にいる人たち、つまり、「よそ者」との関係を持つことは歓迎されません。外部の人間は彼らにとっては「他人」であり、「泥棒」同然の存在というわけです。
 集団主義社会に暮らす人たちにとっての最優先事項は、集団内部の安定を維持することになります。すなわち、身内と波風を立てずに生きてゆくことがなによりも大切だというわけで、集団内部の人間関係をうまく感知する能力も自然に発達していきます。また、こうした社会では他の仲間から排除されないために、なるべく控え目に行動するという行動原理が自然と身についていくことになるでしょう。
 これに対して、信頼社会とは社会が提供する「安心」に頼るのではなく、自らの責任で、リスクを覚悟で他者と人間関係を積極的に結んでいこうという人々の集まりです。
 このような社会で生きて行くには、他人から裏切られたり騙されたりするリスクはつきものなのですが、そのリスクを計算に入れても、他者と協力関係を結ぶことによって得られるメリットのほうが大きいと考えるのが信頼社会の人々の発想です。

日本の「安心」はなぜ、消えたのか 社会心理学から見た現代日本の問題点
山岸 俊男 (著)
集英社インターナショナル (2008/2/26)
P239

日本の「安心」はなぜ、消えたのか 社会心理学から見た現代日本の問題点

日本の「安心」はなぜ、消えたのか 社会心理学から見た現代日本の問題点

  • 作者: 山岸 俊男
  • 出版社/メーカー: 集英社インターナショナル
  • 発売日: 2008/02/26
  • メディア: 単行本


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犬飼石仏

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ブレーキをかける矜持と見識 [社会]

保険を支える基礎的な理論として「大数の法則」というものがある。
一人の人間がいつ交通事故に遭うかは予測し難いが、統計的には交通事故の発生率は一定の値が存在する。
試行の回数が少ないうちは結果にばらつきがあっても、繰り返していくうちに一定の値に近づいていくことを大数の法則と呼ぶのだが、この理論に基づいて保険は運用されている。
その基本は、できるかぎり多くの数の保険者を集めることによってリスクの確立を予測可能のものにすることであり、その予測によって合理的な保険料率を算定することである。
身近なところでは自動車損害賠償責任保険(自賠責)がその典型である。

世界 2011年 05月号
岩波書店; 月刊版 (2011/4/8)
P160

世界 2011年 05月号 [雑誌]

世界 2011年 05月号 [雑誌]

  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2011/04/08
  • メディア: 雑誌


  -ff7bd.jpg瑠璃光寺1

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リスク分析 [雑学]

生命や健康,財産,環境,人間関係などは,私たちにとって重要で価値がある.そういった価値に対する脅威はさまざまだが,それらをリスクという概念で統合的にとらえ,対処していこうというにがリスク分析の考え方である.

リスク 不確実性の中での意思決定
Baruch Fischhoff (著), John Kadvany (著),中谷内 一也 (翻訳)
丸善出版 (2015/4/26)
訳者まえがき




リスク 不確実性の中での意思決定 (サイエンス・パレット)

リスク 不確実性の中での意思決定 (サイエンス・パレット)

  • 出版社/メーカー: 丸善出版
  • 発売日: 2015/04/26
  • メディア: 新書


DSC_2226 (Small).JPG風のガーデン

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国際ゲームはすでに始まっている [国際社会]

 アスモロフ氏やスマグーロフ氏の日本を助けたいという個人としての善意は真実であったとしても、国家としてのロシアはもう少し今回の事故を突き放して見ていただろう。
原子力発電を国際競争力のある戦略産業として育成しようというメドベージェフ・プーチン政権は、福島第一原発の事故の後も国内のみならず、海外への輸出戦略を止める気配はない。
~中略~

 原子力発電の世界への輸出を進めつつ、原子力安全の優等生と見られていた非核国・日本での原発事故を理由に、実際に原子力発電を管理するのは米ロなどP5、そしてP5に許された一部の国に限ろうという核兵器国の思惑が隠されているのではないだろうか。 
福島第一原発からの放射性物質はすでに全世界に広がっている。しかしこうした原子力事故でさえも自国の国益に利用しようとする国際ゲームはすでに始まっている。

原発事故 ロシアはどう見たか──核兵器保有国の苛立ちと思惑
  石川一洋 (NHK解説委員)

世界 2011年 05月号

岩波書店; 月刊版 (2011/4/8)
P187

世界 2011年 05月号 [雑誌]

世界 2011年 05月号 [雑誌]

  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2011/04/08
  • メディア: 雑誌


-2b178.jpg平尾台 千仏鍾乳洞6

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五倫五常 [学問]

P24
私が教えの道を志した動機から話そう。「孟子」(籐文公(とうぶんこう)上篇)に、こんな言葉がある。

「人には人としての道が備わっている。だが、飽きるほどたらふく食べ、ぬくぬくとした衣服を着るといった自堕落な暮らしを続けて、何の教えも受けないのは、鳥や獣に近い生き方である。
民がそのようになるのを憂慮した古(いにしえ)の伝説の聖人舜(しゅん)は、重臣の一人である契(せつ)に命じて人としての「五倫の道」を教えさせた。
五倫とは、父子間の親愛、君臣間の礼儀、夫婦間の区別、長幼間の順序、盟友間の信義を指す」(人の道あるや。胞食煖衣(だんい)、逸居(いつきょ)して教え無ければ、則と禽獣(禽獣)に近し。
聖人これを憂うることありて、契(せつ)をして司徒(しと)たらしめ、教ふるに人倫を以てす。父子親あり、君子義あり、夫婦別あり、長幼序あり、盟友信あり)
 これら五つの人倫の道をわきまえるようになるのが、学問の功徳なのだ。
このことから、古の人たちの学問に対する取り組む姿勢を知るとよい。「君子は、本(もと)を務(つと)む」(君子は、物事の根本を理解しようと努力する)と、「論語」(学而(がくじ)篇)にあるように、学問では根本を重視して学ぶことが大切である。
 ※五倫 「五常」と合せて「五倫五常」と表現されることも多い。本文にあるように、①父子間の親愛、②君臣間の礼儀、③夫婦間の区別、長幼間の順序、⑤盟友間の信義から成る「五倫」に対し、「五常」は①仁、②義、③礼、④智、⑤信で、「五徳」という場合もある。
徳目が重なっているように思えるが、五倫は対象を絞り、五常は対象を絞っていない点が異なる。
滝沢馬琴の小説「南総里見八犬伝」では「五常」の順を少し変え、三つ加えて「仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌(てい)」の八つとした。

P25
人倫の道は、その大本(おおもと)を天に発し、仁・義・礼・智という四つの徳(良心)が中心で、「それ以外に学問の道はない。失ってしまった徳を求めるだけだ」(学問の道は他なし。その放心(ほうしん)を求むるのみ)と「孟子」(告子(こくし)上篇)は説明している。
この心を胸に深く刻んで、聖人の行った足跡を見聞し、手本とすることが大事である。

石田梅岩『都鄙問答』 (いつか読んでみたかった日本の名著シリーズ14)
石田梅岩 (著), 城島明彦 (翻訳)
致知出版社 (2016/9/29)

 

DSC_6287 (Small).JPG丹生川上神社下社


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火宅を抜け出せ 比喩品 [宗教]

  仏というものは、世界が朽ち古びた炎の家であるかのような時に現れます。
なぜなら、人々は生老病死の憂いと悲哀のなかにありながら、心は暗く閉ざされていて、貪(とん;むさぼり)・瞋(じん;怒り)・癡(ち;愚か)の三毒の炎に焼かれています。
仏はそのような人々を苦悩の炎から救いだし、無上の悟りを得させたいと望むのです。

~中略~
三界の火宅に住みつづけることのないように、平安を求める願いを起こしなさい。
そして早く苦しみの三界を出なさい。
あなたがたには声聞縁覚菩薩 の三種の乗物があり、皆、すぐれています。
それらは人々を苦から離れさせ、仏の智慧の世界に導き、生死を越えてゆきます。
この三種の乗物によって、ことごとくの根(知覚と精神)と力(能力)と覚(目覚め)と道(修行)、それから、禅定(心身の調和)と解脱(解放)と三昧(精神集中)において、あなたがたはみずから楽しみを得るし、そのことによって至高の幸いに至ります。

大角 修 (翻訳)
図説 法華経大全―「妙法蓮華経全二十八品」現代語訳総解説
学習研究社 (2001/03)
P47

図説 法華経大全―「妙法蓮華経全二十八品」現代語訳総解説 (エソテリカ・セレクション)

図説 法華経大全―「妙法蓮華経全二十八品」現代語訳総解説 (エソテリカ・セレクション)

  • 出版社/メーカー: 学習研究社
  • 発売日: 2020/03/07
  • メディア: 単行本


-3ecb2.jpg法隆寺 金堂1
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科学はまだまだ未完成 [ものの見方、考え方]

科学知識は日進月歩で、今日の正論は明日の正論では有り得ないのではないでしょうか。
~中略~それはなんでかと言うたら、科学はまだまだ未完成やからだっしゃろ。
未完成の今日を科学で総て律しようと考えがちなのが、学者さんやおまへんやろか。
科学知識のない我々工人の言い分にも耳を傾けるような学者さんこそ、本当の学者やとおもいまんな。

西岡 常一 (著)
木に学べ―法隆寺・薬師寺の美
小学館 (2003/11)
P271

2366802薬師寺

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不信は高くつく [ものの見方、考え方]

P126
 不安が連鎖するときりがありません。不信は金、コストがかかるものなのです。
私は人を信用するのがいちばん安い、結果的には得をする道だと思う。
 もちろん誰も彼も信用する必要はありません。それではオレオレ詐欺に引っ掛かり放題ですからね。でも自分が信用できると思った相手はきちんと信用する。
 かっては「かかりつけの医者」というのがいて、それを信用した。それで医者が間違ったら仕方ないね、ということでした。それをやらないようになってからややこしくなった。
セカンドオピニオンを求めたら、サードオピニオンは欲しくなるのです。
~中略~

 これは先ほどの社会コストの話とつながります。身近な医者を信用せずに全員が何人もの医者にかかったらどうなるでしょうか。全体として医療費は増えるから個人の負担額も増えます。本当に治療を要する人は医者にかかれなくなります。
 不信は高コストなのです。

P160
 ところが、これがひとつ世代が若くなると変わっていた。紛争のときの学生さんを見て「どうしてこんなに教師たちへの不信感が強いのだろう」と感じたのです。学生と教師のあいだに不信が生じたのはあの時が初めてだと思います。
 この「不信」は今でも連綿と続いています。学問の場だけでなく、それによって医療そのものも変えてしまいました。患者さんが医者を信用しなくなってしまいました。
 しつこいようですが医療訴訟問題の根本はここにあります。
 このときから、私は相手を「信用しない」ことによる社会的コストというものに、非常に敏感になったのです。相手を警戒すること、だまされないようにすることで得をすると思うかもしれません。しかし実は不信感を持つコストというのは非常に高くつきます。
なぜならばあくまでも保証を求めていかないといけない。そこに限度はないからです。

養老 孟司 (著)
養老訓
新潮社 (2007/11) 

養老訓 (新潮文庫)

養老訓 (新潮文庫)

  • 作者: 孟司, 養老
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2010/06/29
  • メディア: 文庫


-9a37b.jpg薬師寺7

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