So-net無料ブログ作成
ものの見方、考え方 ブログトップ
前の30件 | -

リスクは分散、時々再評価 [ものの見方、考え方]

P135
  2007年のペットフードと2008年の乳児用ミルクのメラミン事件に共通しているのは、被害が出たのは毎日同じものだけを食べる集団だったということです。

このような毎日同じものだけという食生活はなにかの汚染があったときはもちろんのこと、そうでない場合でもリスクが高いものなのです。

P139
リスク分析の考え方は私たちが日常生活を送るうえでも役に立ちます。
なんらかの問題に直面したとき、それがどういう問題であるか見極め、自分にとっての影響をできるだけ正確に見積もり(リスク評価)、
いくつかの選択肢の中からベストと思われるものを選択し、必要に応じて評価・見直しを行う、という一連の対応はふつうの人でも無意識のうちにやっているものです。

畝山 智香子 (著)
ほんとうの「食の安全」を考える―ゼロリスクという幻想
化学同人 (2009/11/30)

ほんとうの「食の安全」を考える―ゼロリスクという幻想(DOJIN選書28)

ほんとうの「食の安全」を考える―ゼロリスクという幻想(DOJIN選書28)

  • 作者: 畝山 智香子
  • 出版社/メーカー: 化学同人
  • 発売日: 2009/11/30
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



-4ca2d.jpg

さらに詳しく


nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

心と体 [ものの見方、考え方]

 心は体の支配者であるから、心を平静にすると身体にも良い。
身体は、動かすことで血の巡りがよくなり、病気に罹りにくくなる。

養生訓 現代文
貝原 益軒 (著) , 森下 雅之 (翻訳)
原書房 (2002/05)
P20

養生訓 現代文

養生訓 現代文

  • 出版社/メーカー: 原書房
  • 発売日: 2020/02/07
  • メディア: 単行本


TS3E0485 (Small).JPG宮島

さらに詳しく


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

生意を暢(の)ぶる [ものの見方、考え方]

人情、鶯の啼くを聴けば則ち喜び、
蛙の鳴くを聞けば則ち厭う。
花を見れば則ちこれを培わんと思い、
草に遇えば則ちこれを去らんと欲す。
但( た)だこれ、形気を以って事を用うるのみ。
若し性天を以ってこれを視れば、何者か、自らその天機を鳴らすに非ざらん。
自らその生意を暢( の)ぶるに非ざらん。


                  洪自誠 

                       守屋 洋 (著), 守屋淳 (著)

                       菜根譚の名言 ベスト100

                        PHP研究所 (2007/7/14)

                       P139

 

鶯の声を聞くと、いいなあと思い、蛙の声を聞くと、うるさいと感じる。
花を見れば、植えてみようかと思い、雑草をみれば、抜いてしまおうとする。
これが人情だ。
しかしこれは、上っ面だけにとらわれた見方にすぎない。
内面的な価値に則してみれば、生きとし生けるものすべてが、天から授かった本性のままに鳴き、そして生きているのである。

 

菜根譚の名言 ベスト100

菜根譚の名言 ベスト100

  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2020/02/04
  • メディア: 新書


DSC_4614 (Small).JPG霧島神宮

さらに詳しく


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

心のの半分で自分の心を見る [ものの見方、考え方]

よく「人間関係が悩みの種だ」と言いますよね。でもその言い方は、ブッダの考え方にてらせば、不正確なのです。
というのは、「感情に悩まされている」というのと、「相手とどう関わればいいのか」は、別の問題だからです。
「感情」という自分サイドの問題と、「相手との関わり方」を分けて考えましょう。

反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」
草薙龍瞬 (著)
KADOKAWA/中経出版 (2015/7/31)
P97

DSC_2885 (Small).JPG求菩提山 龍王院

さらに詳しく


nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

病気は完全否定すべき存在? [ものの見方、考え方]

 ヨーロッパの思想では、病気に対する考え方は、根底において否定の精神から出発します。
病気を否定すべき存在だと考える。 そういう考え方で発達してきたのが西洋医学、近代医療なのです。

 いまは近代医療が医療の現場に長く君臨してきたため、病気を見つけたらその病根を切除するのがあたりまえになっています。
病気をなだめて、それを内包しながら、どのように共に生きてゆくかということを考えることができません。

五木 寛之 (著)
他力
幻冬舎 (2005/09)
P71

他力 (講談社文庫)

他力 (講談社文庫)

  • 作者: 五木 寛之
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2000/11/06
  • メディア: 文庫


-adb16.jpg鵜戸神宮

さらに詳しく


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:健康

近代主義者の覚悟 [ものの見方、考え方]

 一九二三年(大正一二年)の関東大震災から八七年、我々は当時と比べ物にならない等身大ではない技術に身を委ねて生きている。
超高速交通システムとしての新幹線にジェット旅客機、地上100mを超す超高層ビル、そして一基で100万KWの発電を可能にする原子力発電、どれも生身の人間が制御することもできないスピードと高さと効率性を実現している。
我々の生活はそのことを常態としているのである。

 我々はその実現を進歩であり発展だと考えてきた。そして私自身を含め、その便益を享受しているという意味において、紛れもなく我々は近代化を受容する近代主義者である。

脳力のレッスン 109
緊急編 東日本大震災の衝撃を受け止めて──近代主義者の覚悟
  寺島実郎

世界 2011年 05月号

岩波書店; 月刊版 (2011/4/8)
P77

世界 2011年 05月号 [雑誌]

世界 2011年 05月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2011/04/08
  • メディア: 雑誌


  -54fd4.jpg足立美術館3

続きを読む


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

高いから良いとは限らないが、良いものは高い [ものの見方、考え方]

高い金を払ってうまいのは当たり前だと、そういうことを言うだろう。
だけどね、実際そういうのはばかな話でね。高くったってまずいんだから、いまの世の中は。
 だから、高いんだからうまいのは当たり前だというのは、材料そのもの高騰のことを考えるとね、当然高い金を払わなきゃうまいものは食べられないんだよ。
現代の安くてうまいものというのは、その勘定の比率において、これだけの勘定にしちゃうまいということだからね。

池波 正太郎 (著), 柳下 要司郎 (編集)
新編 男の作法―作品対照版
サンマーク出版 (2004/05)
P17

新編 男の作法―作品対照版

新編 男の作法―作品対照版

  • 作者: 池波 正太郎
  • 出版社/メーカー: サンマーク出版
  • 発売日: 2004/05/01
  • メディア: 単行本


1960038土井ヶ浜

nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

無駄もまんざら無駄でない [ものの見方、考え方]

(住人注;免疫学的にも)「自己」の体制を作り出すために、なんと90%以上の細胞が死んでしまうという、壮大な無駄をしているのです。
その死に方が、自ら遺伝子を働かせて死んでゆくアポトーシス、つまり細胞の自殺なのです。
その無駄のおかげで、「自己」を破壊することなく、あらゆる「非自己」を排除しうる能力を持つようになるわけです。
~中略~

わたしたちが(住人注;心理学や哲学的)自己というものを確立してゆくときも、好奇心のレセプターでたくさんの可能性を試し、
自分に適合したものだけを残して、矛盾したものや不要なものをつぶしてゆくことによって、
個性というものを作り出してゆくのではないでしょうか。
ここでもたくさんの無駄をすることが、ゆたかな人格形成に必要らしいことがわかります。

多田 富雄 (著), 南 伸坊 (著)
免疫学個人授業
新潮社 (1997/11)
P93

免疫学個人授業

免疫学個人授業

  • 作者: 多田 富雄
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1997/11
  • メディア: 単行本



 

1960081九重 “夢” 大吊橋

さらに詳しく


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

気分と免疫はつながっている [ものの見方、考え方]

免疫細胞の中には、神経伝達物質のレセプターをもっているものがある。
神経伝達物質とは神経細胞から神経細胞へとインパルスを伝えるもので、つまり「気分」の決定権を持っている物質だ。
免疫細胞がこれのレセプターをもっているということは、免疫細胞と気分は、つながりをもっているということだ。

多田 富雄 (著), 南 伸坊 (著)
免疫学個人授業
新潮社 (1997/11)
P158

免疫学個人授業

免疫学個人授業

  • 作者: 多田 富雄
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1997/11
  • メディア: 単行本


1938105霧島神宮

さらに詳しく


nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:健康

軽々しく心の傷に立ち入るな [ものの見方、考え方]

心理学者の河合隼雄さんは、「相談を聞くといっても、話をきくだけですよ」と言います。
河合さんはあくまでも相手が自分で発見する手伝いをするだけだというのです。
 そういう手伝いは河合さんのような相当なキャリアの持ち主だからできるわけで、なかなか他人の心の傷のケアなんて簡単にできません。下手に立ち入りすぎると逆効果になるのが落ちです。

~中略~
結局心の傷というものは自分で治すのが一番なのです。
それを最近は何か他人が癒せるかのように思ってしまいがちです。
だから心理療法士やカウンセラーになりたがる若い人が多いのでしょう。

養老 孟司 (著)
超バカの壁
新潮社 (2006/1/14)
P 126

超バカの壁 (新潮新書 (149))

超バカの壁 (新潮新書 (149))

  • 作者: 養老 孟司
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2006/01/14
  • メディア: 新書


-4b2c6.jpg名護屋城跡4

さらに精しく


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

「知らない」は「知りたくない」 [ものの見方、考え方]

 さて今しがた、「知らない」と言い張るのは、誤解しているからだといいました。
ところが、まさに誤解する目的を問題にすると、そういうふうに「知らない」というのはほんとうは「知りたくない」ということなのだということなのだということがひょとすると明らかになるかも知れません。
さて、「知らない」という裏にあるのは、責任回避なのです。その人は、反射的に、責任回避をしなければならないという気持ちになるのです。
それは、共同の罪を引き受けなければならないことをおそれるからです。つまり、自分がまったく関与していないことがら、それどころか多くの場合「なにも知らなかった」ことがらに関して、罪を着せられ同罪だと言われることがよくあるのです。

それでも人生にイエスと言う
V.E. フランクル (著), 山田 邦男 (翻訳), 松田 美佳 (翻訳)
春秋社 (1993/12/25)
P143

それでも人生にイエスと言う

それでも人生にイエスと言う

  • 作者: V.E. フランクル
  • 出版社/メーカー: 春秋社
  • 発売日: 1993/12/25
  • メディア: 単行本


DSC_0871 (Small).JPG文殊仙寺


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

究極のマイナス思考はプラス思考 [ものの見方、考え方]

マイナスの勇気、失うことの勇気、あるいは捨てることの勇気。
現実を直視した究極のマイナス思考から、本物のプラス思考がでてくるのです。

五木 寛之 (著)
他力
幻冬舎 (2005/09)
P94

他力 (幻冬舎文庫)

他力 (幻冬舎文庫)

  • 作者: 五木 寛之
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2005/09/01
  • メディア: 文庫



1938083都井岬4

さらに詳しく


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

しなやかなカラダとココロ [ものの見方、考え方]

  免疫の研究をしていると、生命が進化の過程でしたたかな回復力を獲得してきたことに驚かされます。
その「したたかさ」は、「堅固」というのでなくて、何度でも傷つきながら見事に治癒してゆくという「しなやかさ」によっていることも知りました。
それが生命の「力」だったのです。
免疫系、脳神経系、内分泌系は、これまでお互いに無関係なシステムと考えられてきましたが、実際は同じ受容体やホルモン様の物質を利用してつながり合い、全体としての生命を維持しているのです。

多田 富雄 (著), 南 伸坊 (著)
免疫学個人授業
新潮社 (1997/11)
P162

免疫学者の多田富雄氏が死去 2010年4月21日 提供:読売新聞  世界的な免疫学者で、エッセイストとしても知られた多田富雄(ただ・とみお)さんが21日午前10時31分、前立腺がんで死去した。 76歳だった。

免疫学個人授業

免疫学個人授業

  • 作者: 多田 富雄
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1997/11
  • メディア: 単行本


1938047マリンビューワーなんごう5

さらに詳しく


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

システムに固執するな [ものの見方、考え方]

(住人注;本庶研)当時、本庶先生がおっしゃっていたふたつの言葉をよく覚えています。
ひとつは、本庶先生の米国時代の師匠。ドナルド・ブラウン先生のお言葉だそうですが、「Do not stick to the system. Stick to the question(システムに固執するな。知りたいことにこだわれ)」です。  もうひとつは「不可能を可能にしたいんや」です。
論理的におかしな言葉ですし、そんなことできたら苦労はせんわなぁ、と、いつも思っていました。 しかし、免疫チェックポイント阻害剤によるがんの画期的な治療法開発を目の当たりにして、本庶先生は、この言葉を実現化されたのだと感動すら覚えてしまいます。
ただ、これはめったにできることではなく、凡人には真似したくてもしようがない、というのが正直な感想です。

(あまり)病気をしない暮らし
仲野徹 (著)
晶文社 (2018/12/6)
P206

DSC_6216 (Small).JPG金峯山寺


タグ:仲野徹
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

都会の暮らしは楽ですか? [ものの見方、考え方]

 新潟地震は一九六四年六月十六日にマグニチュード七・五でおこった地震で、亀田郷の揚水ポンプなどが破壊され、亀田郷だけでなく信濃川や阿賀野川ぞいの埋立地で被害が大きかった。
上杉川のひとびとも里に降りて土工などの仕事をし、いい賃金をとった。贅沢もおぼえた。人間はいったん現金が手軽に入って手軽に消費できる暮らしの中にまぎれこんでしまうと、山に帰る気がしなくなるのであろう。
山では何もかも自分の手と足で生活の必需品をつくらねばならないし、燃料も山へ入ってシバを刈らねばならず、そのシバで風呂をわかすにしてもまず谷から家まで何度となく上下して水を汲み上げることから始めねばならない。
(里というのは、こんなに体が楽なものか)
 と知ってしまったために離村したというのが、どうやら実情であるらしく、上杉川の場合、その以外には理由も考えられないようである。

街道をゆく〈9〉信州佐久平みち
司馬 遼太郎 (著)
朝日新聞社 (1979/02)
P95

DSC_6229 (Small).JPG金峯山寺


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

耐えられる程度のストレスが幸福を持続させる [ものの見方、考え方]

P200
 本庶先生(住人注;本庶佑(たすく))の研究室・京都大学大学院医学研究科・免疫ゲノム医学のホームページには「6つのCを大切に」とあって、そこには「好奇心Curiosityを大切に勇気Courageを持って困難な問題に挑戦Challengeし、必ずできるという確信Confidenceをもち全精力を集中Concentrateさせ、諦めずに継続Continuationすることで、時代を変革するような研究を世界に発信することができるのです」と書いてあります。
 PD-1の研究は、本庶先生のモットーである6つのCが結実したものです。

P205
 石田さん(住人注;石田靖雅 現・奈良先端科学技術大学院准教授)やわたしが在籍していた頃の本庶研は、セル、ネイチャー、サイエンスといった超一流雑誌に論文がコンスタントに出る超一流の研究室でした。
とはいえ、そのような論文の筆頭著者になるには、並大抵の努力だけでなく、運も必要です。そのような大きなプレッシャーの中、50人ほどもいたメンバーが切磋琢磨していました。 ほんとうに、今の時代となっては信じられないくらいに厳しい研究室でした。
 土日なしなどはあたりまえ。連日、深夜まで研究室にはあかりが灯っていたものです。わたしにはとてもできませんでしたが、週に100時間も研究室にこもっているような人もいました。
 人間、苦労を売り物にしたら最後だと思うのですが、人生においていちばんしんどかったのは本庶研時代でした。最初の2年間ほどはまったくデータが出ず、プレッシャーから、もう研究をやめようと文字通り涙したこともありました。しかし、その後、幸運に恵まれていい研究ができ、サイエンス誌に論文を出して、教授になることができました。
 それから何年も後のことですが、本庶先生がお書きになられた「幸福感に関する生物学的随想」という小冊子が送られてきました。そこには、「人が耐えられる程度の不快な思いをすること」も、幸福感を永続的に味わわせるのに有効ではないか、と書かれていました。
えらく辛かったけれど、ひょっとしたら、本庶先生は、我々、弟子たちの幸福感を持続させるためにプレッシャーをかけてくださっていたのかもしれないと、弟子仲間で苦笑したものです。

(あまり)病気をしない暮らし
仲野徹 (著)
晶文社 (2018/12/6)

DSC_6214 (Small).JPG金峯山寺


タグ:仲野徹
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

野狐禅 「不落因果」と「不昧因果」 [ものの見方、考え方]

大修行をするということは、因果の法則を無視するとか、因果の法則を超越するというような、そんな意味ではなくて、
此の複雑極まりないところの因果の法則というものは、
実は普通の人間にはわからない。
その因果の法則をハッキリさせること、ごまかさないだけのことである。
~中略~
不養生をすれば病気をするという因果、それをハッキリさせる。
いい加減にしておかない、
これがひとつの「不昧因果」です。そうして、ハッキリその因果の法則に従って実践するーこれが修行です。
つまり、科学をはじめ、すべての学問は「不昧因果」であるわけです。

                       安岡 正篤
                       運命を開く―人間学講話
                                   プレジデント社 (1986/11)
                       P13

人間学講話第2集 運命を開く (安岡正篤人間学講話)

人間学講話第2集 運命を開く (安岡正篤人間学講話)

  • 作者: 安岡 正篤
  • 出版社/メーカー: プレジデント社
  • 発売日: 1986/12/02
  • メディア: 単行本


1917645

さらに詳しく


nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

直観は案外に正しい [ものの見方、考え方]


危機に直面した時、人間の直観は案外に正しい。危機の時、何より正しい教科書は、マニュアルや想定より、目の前になる現実だ。そこが避難所に指定されているからといって、安全という保障は何もない。


天災から日本史を読みなおす - 先人に学ぶ防災
磯田 道史 (著)
中央公論新社 (2014/11/21)
P199



天災から日本史を読みなおす - 先人に学ぶ防災 (中公新書)

天災から日本史を読みなおす - 先人に学ぶ防災 (中公新書)

  • 作者: 磯田 道史
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2014/11/21
  • メディア: 新書




DSC_1646 (Small).JPG普明山高野寺

さらに詳しく


nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

文明と災害 [ものの見方、考え方]

寺田寅彦は、「文明が進めば進むほど天然の猛威による災害が、その激烈の度を増す」
(「天災と国防」昭和九年一一月、「寺田寅彦全集第7巻」所収、岩波書店)
と書いている。文明の進展とともに世の中が一様化され集約化されるから、天災による一つの部分の破綻が全体に対して致命的となるということを指摘したのだ。
この七七年前の言葉が不幸にも現代日本において的中してしまった。

 この間、さらに科学・技術が発展し、高層建築、巨大ダム、高速道路、高速列車など、寺田寅彦の時代とは様変わりし、天災に対してより脆弱な社会構造としてきた。
科学・技術にによって自然が克服できると錯覚し、科学者・技術者はせっせと自然改造に勤しみ、人々もそれを歓迎して欲望を膨らませていったためだ。
同文章で、寺田が「文明が進むに従って人間は次第に自然を征服しようとする野心を生じた」と書いている通りである。
無限の繁栄が続くと誤認して。

専門家の社会的責任
  池内 了 (名古屋大学名誉教授)

世界 2011年 05月号

岩波書店; 月刊版 (2011/4/8)
P54

 

世界 2011年 05月号 [雑誌]

世界 2011年 05月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2011/04/08
  • メディア: 雑誌


-4693d.jpg三徳山三仏寺

さらに詳しく


nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

ホットハート・クールマインド [ものの見方、考え方]

 先ず「ハートは熱く」(ホットハート)とは、ポジティブ・イリュージョンによる「自分だまし」のことと考えてください。
自分のポジティブな心に忠実であること。あくまでも楽観的に現実を自分の都合のいいように解釈していくこと。
~中略~

 また、ひたすら身勝手で、自分に都合よく、物事を思い込みで考える人ほどやっかいな人はいません。
無反省なポジティブ・シンキングは、周りの人に迷惑を撒き散らします。
 そこで登場するのが、もう一方のキーワード「頭の冷静さ」(クールマインド)です。
ホットなハートは大切にしつつも、常に冷静に物事を正しく判断しようとするクールで批判的な頭も忘れてはなりません。
 大切なのは、これらは両立しうるものだという点です。
菊池聡

40歳の教科書NEXT──自分の人生を見つめなおす ドラゴン桜公式副読本『16歳の教科書』番外編
モーニング編集部 (編集), 朝日新聞社 (編集)
講談社 (2011/4/22)
P116

40歳の教科書NEXT──自分の人生を見つめなおす ドラゴン桜公式副読本『16歳の教科書』番外編

40歳の教科書NEXT──自分の人生を見つめなおす ドラゴン桜公式副読本『16歳の教科書』番外編

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2011/04/22
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


TS3E0359 (Small).JPG菅生の滝

さらに詳しく


nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

意思を表示したくないという意思 [ものの見方、考え方]

 2017年の世論調査によれば、臓器移植の意思表示をしている人の割合は12.7%にとどまっており、その割合は過去20年大きな変化が見られない(14)。
残りの8割以上は、意思表明をしたくないという意思を持っているか、もしくは単に意思が不明であるかのいずれかである。
法律の改訂により、本人の意思が不明な場合には家族の同意だけで提供ができることになったが、それは、意思表示をしていない8割強のうちの「意思表示をしていないが、提供には反対ではない(かもしれない)人たちに対する政策的介入と考えられる。
 この結果、たとえば図9-2において「意思表示をしたいとは思わない」と明示的に解答した24.4%の意思は、「意思なし」とみなされ、家族が決定するというかたちで「提供意思」の一部に含められることとなった。
現行の日本の制度は、意思表示カードが用意されているという意味ではオプトインのようにみえるのだが、実際には、本人の提供意思が明らかでない場合には、「(本人の提供意思は考慮から外して)家族が判断する」というかたちで、提供意思のデフォルトをへんこうしたのだといえる。
 臓器提供の意思表示において、デフォルトの変更を行うことが強い介入となることは、先に議論したとおりである。
そうした介入に際しては、「意思を表示したくないという意思」を示すことができる余地を作ることや、「わからない」と答える者に対して熟慮の機会を提供するといった、アーキテクチャーの設計に関する議論が同時になされなければならない。こうした配慮を欠いた政策は、自由に対する過剰な介入だという批判を免れないだろう(15)。
 この改定により、意思決定に際して家族が背負うことになる負担がこれまで以上に重くなったという点も見過ごすことができない。ドナー家族へのサポートや支援が全く整備されていないなかで、不確実性の高い状況におかれた家族が重大な決定主体とならざるを得ない制度設計を行うことは、移植医療全体のガバナンスにとって決して得策とはいえない。
臓器移植医療においては、臓器の提供件数が少ないために様々な問題が生じているとはいえ、提供数を増やそうとすることでそうした問題がただちに解決されるわけではない。
本章でとりあげた意思表示の仕方や家族の関わり意外にも、脳死判定を行う各医院のコストや、医療現場への負担といった、医療体制の実体に即した適切な介入のあり方を模索しなければならないだろう。
いたずらに提供数を増やそうとすることは、却ってシステム全体に負の影響を引き起こすことになる。

医療現場の行動経済学: すれ違う医者と患者
大竹 文雄 (著), 平井 啓 (著)
東洋経済新報社 (2018/7/27)
P197

DSC_5892 (Small).JPG宝満山


タグ:大竹 文雄
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

どこから病気? [ものの見方、考え方]

 年齢に伴う機能低下や、はっきりした病気があっても、自分が家族や友人を含む広い意味での社会環境とうまくつながって生きている、という感覚があれば、その人は「健康」でありうる。
老年期はいわば長く延びたグレイゾーンであって、「病気」と思うと「病気」、「健康」と思うと「健康」といった心理現象が日常的におこります。
 ゆったりとした時間の流れる伝統的文化の社会では、機能低下をきたした高齢者に「健康感」を与える仕組みがあります。第三章でみた敬語の体系はそのひとつで、ジャワ、タイなど東南アジアの多くの文化において働きが認められました。社会的実績のある人に周囲は敬意を払いますが、認知能力の低下した老人に対しても敬意を払うというマナーは、その人が自分の人生は価値あるものだったと感ずる上で意味を持ちます。

「痴呆老人」は何を見ているか
大井 玄 (著)
新潮社 (2008/01)
P162

 

DSC_2824 (Small).JPG立久恵峡温泉

さらに詳しく


nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

後悔は未来へのバネにはならない [ものの見方、考え方]

   宮本武蔵対佐々木小次郎の、この決闘は慶長十七年(一六一二)四月十三日に関門海峡の巌流島(むかしは船島とも向島とも言った)で、実際に行われた。
いまは小倉郊外の、海峡を見下ろすすばらしい眺めの手向山に武蔵と小次郎の碑が仲良く建ち、この日に武蔵・小次郎祭が賑やかに行われている。~略  「いずれの道にも、わかれをかなしまず」「世々の道に背くことなし」などと、「五輪書」「独行道」などの著書で名言を数々残している武蔵であるが、なかでも有名なのは、
「我事において後悔せず」
 これを「われ事において」と読んで、自分のした一つ一つのことには後悔しない、と解する人が多く、狭小な理解じゃないかと考えているが、今回は余計な議論はやめる。
  いずれにせよ後悔は未来へのバネにはならないのである。人を奮い立たせてくれない。反省するのはいいが、後悔はほどほどがよかろうか。

この国のことば
半藤 一利 (著)
平凡社 (2002/04)
P137

この国のことば

この国のことば

  • 作者: 半藤 一利
  • 出版社/メーカー: 平凡社
  • 発売日: 2002/04/01
  • メディア: 単行本


巌流島2003.3.23.1M (Small) (2).jpg

さらに詳しく


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

我を捨てないと見えない [ものの見方、考え方]

 実はこの「お客様のために」という発想に、その(住人注;お客様のために一生懸命に仕事をしているのに、どうしてなんだろうと悩む)原因がありそうです。
ホスピタリティは、相手の立場に立って相手の価値観で考えることです。相手のためというのは、自分の価値観の中で相手のことを考える感覚です。ですから、意識は自分の方に向いています。
また、相手のためにと思いながらもどこかで見返りを期待する心があったりします。相手のためにここまでやっている、それに対して何らかの反応、感謝や満足の言葉、態度が感じられないとモヤモヤしてしまうのです。
 相手の立場に立つには、相手のことを感じとる力をつけていくしかないのです。

リッツ・カールトン - 「型」から入る仕事術
高野 登 (著)
中央公論新社 (2014/3/7)
P146



DSC_0565 (Small).JPG斑鳩寺 (兵庫県太子町)

さらに詳しく


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

長短は我にあり [ものの見方、考え方]

怠惰の冬日は、何ぞ其の長きや。


勉強の夏日は、何ぞ其の短きや。


長短は我にありて、日に在らず。


待つ有るの一年は、何ぞ其の久しきや。


待たざるの一年は、何ぞ其の速やかなるや。


久速は心に在りて、年に在らず。

             「言志耋録」第一三九条


              佐藤 一斎 著

              岬龍 一郎 編訳

              現代語抄訳 言志四録

              PHP研究所(2005/5/26)

              P227

1927296本願寺

さらに詳しく


nice!(0)  コメント(0) 

意思決定 [ものの見方、考え方]

 自分は人生をこう生きていると頭で考えていても、それは実際の自分の生きざまではない。自分はこんなふうに決断をくだしていると頭で考えていても、それは実際の自分の流儀ではない。
ある日、ふと気づいたら操車場にいて、突進してくるトロッコにだれかがひき殺されそうになっているとしても、きみがどう対応するかは理性的な計算などとはいっさい無縁だろう。このような状況では感情や本能が支配権を握る。
感情や本能は、そこまで反射的でない決断をくだす場合にも指針として働き、自分ではとても慎重に理性的に決断しているつもりのとき―夕食はなにがいいかな? どこに住もうかな? だれと結婚すべきかな?―でさえ影響をおよぼす。

ハーバードの人生が変わる東洋哲学──悩めるエリートを熱狂させた超人気講義
マイケル・ピュエット (著), クリスティーン・グロス=ロー (著), 熊谷淳子 (翻訳)
早川書房 (2016/4/22)
P27

 

DSC_5039 (Small).JPG平尾台

さらに詳しく


nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

視点 [ものの見方、考え方]

現像のできた写真をならべてみてじっくりと見たが、よく写っている。病気前に撮ったものと比べてみて見劣りしない出来である。ところが何かがちがうのである。
写真を睨みながら、何度も何度もねらった対象の姿をゆっくりと思い返してみた。
そしてやっと合点がいった。ぼくがこの建築を撮ろうと考えて見上げたのは車椅子の上からであり、助手の構えたアングルは病気前のぼくが立った眼の高さだったのである。

約五十センチの差がぼくをいらいらさせていたのであった。車椅子がぼくの足になってこのかた、知らず知らずのうちに僕の視点は低くなり、車椅子から見る視線が身についてしまっていたのである。
理屈では解決のつかないことであるが、かっては僕が唯一絶対であると信じていた視点が、いつのまにか五十センチ下がって、今の僕の視点として落ち着いているわけである。

古寺を訪ねて―東へ西へ
土門 拳 (著)
小学館 (2002/02)
P188

TS3E0344 (Small).JPG到津の森公園

続きを読む


nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

流れを見る [ものの見方、考え方]

「病」といのは流れなんです。ずうっと流れているの。そして、流れのある時点で、今ここに患者が現れてくる。
今の時点で、これまでの流れを「どういう流れなのかなあ」と思って見る習慣をつけることによって、流れを見るセンシティビティが高まる。「こういう症状があるかな?ないかな?」と見るのとは違うの。
「病気全体がどういう流れかなあ」と、病の全体の流れが見える医者になれます。

神田橋條治 医学部講義
神田橋 條治 (著), 黒木 俊秀 (編集), かしま えりこ (編集)
創元社; 初版 (2013/9/3)
P017

 

DSC_0149 (Small).JPG宇治川

さらに詳しく


nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

見えないものを信じる [ものの見方、考え方]

 

 この世の中は見えないものが真実、実在なんですよ。宇宙は見えないんです。
見えるものはほんのわずかしかない。
というのは見えるものというのは眼球が感じる波動しか見えない。ところが波動というのは無限にあるんです。

葉室 頼昭 (著)
「神道」のこころ
春秋社 (1997/10/15)
P183

2181986東大寺の鹿

続きを読む


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

歴史と真実 [ものの見方、考え方]

 ひとつの史実については、複数の本で調べ、そこから得られた情報を総合して、自分の意見を持つようにするといい。
せいぜいそこまでが、歴史という学問の手の届く範囲だと私は思っている。残念だが、「歴史的真実」など知ることはできないのだ。


 歴史書を読んでいると、歴史的事件の動機や原因が書かれていることがあるが、それをそのまま信じてはいけない。
その事件にかかわった人物の考え方や利害関係を考慮に入れたうえで、著者の考察が正しいかどうか、ほかにももっと可能性の高い動機はないか、自分で考えて見ることが大切だ。
その時、卑屈な動機やささいな動機を切り捨ててはいけない。というのは、人間は複雑で、矛盾だらけの生き物だからだ。感情は激しく移ろいやすく、意思はもろく、心は体調に左右される。


父から若き息子へ贈る「実りある人生の鍵」45章
フィリップ・チェスターフィールド (著), 竹内 均 (翻訳)
三笠書房 (2011/3/22)
P83


さらに詳しく


nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感
前の30件 | - ものの見方、考え方 ブログトップ