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平常心で臨んでも、いい結果は出ません [ものの見方、考え方]

「平常心で試合に臨む」
 そういう言い方をするアスリートもいます。その人が言う平常心とはどのような状態なのかわかりませんが、理論的には平常心という状態は、「興奮の度合いが低く、不安をあまり感じていない状態」のことを指します。
 しかし、そういう状態で行われたパフォーマンスは、じつはもっとも完成度が低いのです。これは、科学的に証明されていることです。平常心で臨んでも、決していい結果は出ません。
 すしろ、適度に興奮し、不安もある程度抱えている状態のほうがいいパフォーマンスができると言われています。不安があればより集中しようとするし、準備も入念に行わざるをえないからです。
 ですから、平常心でいられなくなるとうのはあたりまえで、むしろ好ましい傾向と言えるのです。


ラグビー日本代表を変えた「心の鍛え方」
荒木 香織 (著)
講談社 (2016/2/19)
P44




ラグビー日本代表を変えた「心の鍛え方」 (講談社+α新書)

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  • 作者: 荒木香織
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2016/02/26
  • メディア: Kindle版






DSC_2597 (Small).JPG鰐淵寺


タグ:荒木 香織
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