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自未得度先度他 [処世]

善人の用心は、他を先として己を後とす。
三昧耶戒序

正しい心のはたらきは、他人の利益(りやく)を先にして、自分の利益をあとにすることです。

空海 人生の言葉
川辺 秀美 (著)
ディスカヴァー・トゥエンティワン (2010/12/11)
心について二三

空海 人生の言葉 (偉人の名言集) (ディスカヴァー携書)

空海 人生の言葉 (偉人の名言集) (ディスカヴァー携書)

  • 作者: 川辺秀美
  • 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日: 2014/10/16
  • メディア: 新書

 

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大正屋椎葉山荘

>>>自未得度先渡他

 

「須菩提よ。もし菩薩に、我相・人相・衆生相・寿者相有らば、すなわち、菩薩に非ざればなり」(金剛般若教」漢文書き下し文)
【スプーティよ。だれでも<自我という思い>をおこしたり、<生きているものという思い>や、<個体という思い>や、<個人という思い>などをおこしたりするものは、もはや求道者とは言われないからだ】(「金剛般若経」サンスクリット原文和訳、中村元)

ボクは坊さん。
白川密成 (著)
ミシマ社 (2010/1/28)
P81

ボクは坊さん。

ボクは坊さん。

  • 作者: 白川密成
  • 出版社/メーカー: ミシマ社
  • 発売日: 2010/01/28
  • メディア: 単行本

 

 研修先の朝礼などで、経営者や上役の方が「お客様のために・・・・」と、スタッフに訓辞をしているのをよく耳にします。  しかし、時にこの言葉を「きれいごと」と感じるのは、私だけでしょうか。
 もちろん、「お客様のために」と思うこと、言うことに異論はないのですが、はたして、それを実践できている店舗、病院、会社、自営業の人はどれほどいるのかが問題だと考えているのです。
 マナーは一方通行では決して成り立ちません。互いに相手の立場にたつことで、マナーはそこに成立・存在します。
ですから、マナーのある会社、お店、病院などは「お客様のため」ではなく「お互いのため」という意識をもって仕事をしています。
 その前提にあるのは、お客様優先で、自分たちの喜びはその後という、「客先後自」の精神です。

究極の「お客様満足」を実現する プロフェッショナル接客・接遇マナー
西出 ひろ子 (著)
日本実業出版社 (2013/5/23)
P027

 

究極の「お客様満足」を実現する プロフェッショナル接客・接遇マナー

究極の「お客様満足」を実現する プロフェッショナル接客・接遇マナー

  • 作者: 西出 ひろ子
  • 出版社/メーカー: 日本実業出版社
  • 発売日: 2013/05/23
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

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